不動産投資について調べたり誘われたりしても、「30代の私ではまだ早すぎる」とためらいを感じる人は多いようです。熟年者が行うものというイメージがありますが、実はそんなことはありません!30代、40代は不動産投資の適齢期と言えます。
50歳を過ぎると住宅ローンが下りなくなる!
不動産投資は多くの場合、住宅ローンで融資を受けて物件を購入して、運用します。その住宅ローンの完済は20年程度を要します。
仮に50歳の人が20年の住宅ローンを組もうとすると・・・?完済目安は70歳になってしまいます!定年退職を大きく超えた年齢ですね。ローンの後半期は定収入のあてが消滅しているため、それではローンの申請が通らないことも増えてきます。
30代ですと、20年ローンを組んでも完済期にはまだ50代。定年退職はしていない年齢であるため、ローンが通りやすいですし、投資家当人としても完済できる目処が立ちやすいです。
ローンは80歳程度まで組めますが、返済のアテを示せなければ、やはり申請が下りません。
賃貸投資で黒字化が始まるのは20年後あたり。今始めてちょうどよい。
不動産投資の初心者にとっつきやすいのは、マンションをローンで購入して賃貸運営していくものです。
こうした投資では、最初の15年、20年程度は得た家賃収入はもっぱらローン返済に回ります。
実利益として手元に入ってくるのは、ローン完済が済んだ後。一般的に、20年か、短くても15年はローン期間があります。
すると、定年退職後の安定収入を見込んでいるのであれば、40歳手前で始めるくらいでちょうどよいのです。
20代はたしかに早すぎることも。
20代での不動産投資参入は、たしかに早すぎる感もあります。
20代では多くの場合、まだ年収がそんなに高くはないでしょう。すると、住宅ローンの申請もおりません。
不動産投資会社ではなく、普通の不動産会社から物件を買って行おうとしても、20代ではやはり先行きが不安と見られ、売主大家や不動産会社のスタッフから信用が得られず、購入を断られてしまいがちです。
しかし、二十代でも年収、貯金、勤務実績がしっかりしていれば、住宅ローンが下りることもあるでしょう。
頭金がすでに作れていることを示すと、「この人はお金に堅実だから貸しても大丈夫だ」と思ってもらえやすいです。
いかがでしたか?
住宅ローンを活用しての不動産投資においては、30代、40代は適齢期と言えます。もちろん、しっかりした収入を築けていればの話にはなりますが。
自分の若さが心配に感じるならば、頭金のための貯金の努力をしてみましょう。頭金のために節約や蓄財が出来るなら、ローン完済まで資金作りが出来るでしょう。
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