透明なサナギ
臆病から「コンニチワ♪」 ほら、また繰り返す
子どもの頃 大好きだったぬいぐるみ
それさえあれば充分で
ツギハギだらけでもずっと 抱きしめてたのに
いつからこんなに 要らないもの増やして
たくさんたくさん捨ててきたの?
欲張り過ぎたね
こんなに目いっぱいあれば 幸せなのかと思ってたんだ
後悔から「コンニチワ♪」 ほら、また期待する
少女の頃 大好きだったあの人
傍に居られれば充分で
ただ2人で話しているだけで 満足だったのに
いつからこんなに くだらない駆け引き覚えて
たくさんたくさん傷付けたの?
意地悪過ぎたね
自分さえ守られていたなら 幸せなのかと思ってたんだ
いつしか大人になった たくさんいろんなこと知った
大人は 常識という黒いコートを羽織って みんな同じ顔になった
そんなの嫌だった 胸がチクっと痛んだ
だって 全く同じ色なんて ない!ナイ!無い!
同じに染まろうとするから どんどんイビツになって…
透明なサナギさん キミは何色をつけるの?
怖がらずどうぞ お好きな色で
同じ顔の大人に「サヨウナラ♪」ほら、また指をさす
でもいいさ 悪くないね!こんなに楽しい人生ならば ならば
これからもずっと 幸せだと思ってるんだ
だからキミも 「もうダイジョウブ♪」
これからもずっとずっと 幸せだと思ってるんだ
だからキミも 「もうダイジョウブ♪」