4 騒音以外のマナーについて。
騒音以外のマナーや快適に滞在するためのポイントについて、一気に解説していきましょう。
まずは箇条書きにします。下に各項目を詳細に説明しています。
①ごみ捨て・ごみの分別はきちっとやりましょう。
②集合住宅の住民とすれ違ったら、あいさつを交わしましょう。
③キッチンを綺麗に使いましょう。
④客室での食事に注意!布団やソファーを汚すと大変。
⑤洗濯機の使い方。夜中はNG!洗濯物干場を独占しないように!
⑥オーナーは24時間接客。声を掛けるときには配慮を。
⑦シーツ交換と部屋の掃除が、定期的になされるようにしましょう。
⑧冷蔵庫の使い方。自分の食料品には名前と日付を書きましょう。
⑨パソコンなどの共有物を独占しすぎないようにしましょう!
⑩お金の管理に気をつけましょう。
⑪自己主張をしっかりしましょう。
⑫問い合わせ段階でキャンセルするなら、一言断りを入れましょう。
4-①.ごみ捨て・ごみの分別はきちっとやりましょう。
騒音の次に大きなトラブルに繋がりやすいのが、ごみ捨て問題です。
ペットボトルや缶などを、燃えるごみとしてまとめて捨ててしまうようなことは、絶対にやらないでください!
あなたがごみ捨てをぞんざいに行うなら、オーナーはマンション管理や近隣住民から苦情を受け、営業停止に追いやられてしまうかもしれません。
食品トレーなどを洗って仕分けしている地域もあります。面倒くさくても地域の条例にはきちんと従いましょう。
4-②.集合住宅の住民とすれ違ったら、あいさつを交わしましょう。
民泊が集合住宅の他住民からクレームを受けるとき、そのキッカケとなることの1つが、「あいさつをしない人がいた」ということです。
マンションなど集合住宅に住んでいる人々は、家族だけでなく他の集合住宅住民のことも「共同生活者」と考えており、あいさつを交わしながら生活しています。それなのに全くあいさつも笑顔もない人物を見かけたなら、「不審人物かな?」といぶかしげるのです。あなたが何の悪さもしていないとしても、「あいさつをしない」ということが不審者騒ぎの火種となるのです。集合住宅に民泊するときは、にこやかにあいさつをするように心がけましょう。
4-③.キッチンを綺麗に使いましょう。
特に「シェアルーム」タイプの民泊では、大勢のが入れ共同生活者が入れ替わりでキッチンを使います。どうしても汚れやすくなりやすいので、自分の汚したものはその都度自分で始末するように徹底しましょう。共同生活者が多いと、「誰が汚したかバレないだろう」といった怠惰心でだらしなくなる人が多いです。それは様々な人たちに迷惑をかけます。そうしたマナーが守れないなら、高いお金を出してホテルに泊まりましょう。
また、ホームステイ型の民泊で、オーナー家族に食事やお茶菓子などをもてなしてもらったなら、食器洗いは自分でやるようにしましょう。オーナーは「私がやるからいいよ」と言ってくれるかもしれませんが、「基本は自分でやるべき」と常に思っておきましょう。
4-④.客室での食事に注意!布団やソファーを汚すと大変。
客室での飲食を許可している民泊もあることでしょう。しかし、「食べても良い」というのは「汚しても良い」という意味ではありませんよ!
布団やソファー、カーペットなどにジュースやソースをこぼすと、クリーニングが必要になることがあります。それは数千円から1万円にも達することがあります!
著しく汚した場合、宿泊者側に弁償の責任があります。しかし、オーナーは我慢してしまうことがあります。また、気づかずにチェックアウトされてしまえば請求ができなくなることもあります。仮にきちっと請求をしたとしても、こうむった被害額のすべてが弁償されるとは限らず、オーナーは泣き寝入りになることが多いのです。あなたがクリーニング代を支払ったとしても、オーナーは次の宿泊客に間に合わせるために「買い直し」をしなければならないことが多いのです!
客室での飲食が許可されているとしても、細心の注意を払いましょう。
4-⑤.洗濯機の使い方。夜中はNG!洗濯物干し場を独占しないように!
夜中の洗濯機は音がとても響きます。早朝も同様です。オーナー家族や他の宿泊客に迷惑となってしまいますから、洗濯機を回す時間には注意を払いましょう。
また、ベランダや屋上などの公共洗濯物干し場を、一人で独占しないようにしましょう。他にも共同生活者が居ますから、彼らが干すスペースも残しておきましょう。
また、「客間では洗濯物を干さないで!」というルールを設けているところもあります。悪臭やカビを誘発しますから、きちんとルールに従いましょう。