2-④.ゲストハウス派のあなたは「シェアルーム」タイプも視野に入れよう。
Airbnb(エアビーアンドビー)用語の「シェアルーム」とは、一般宿泊施設では「ドミトリー」や「相部屋」と言われるものとほぼ同じです。まれに異質なものもありますが、とにかくあなた専用の個室ではなく、他の宿泊客や家主と同じ部屋で眠ることになります。
あなたがゲストハウスなどに慣れていて、こうした相部屋環境を苦にしないということであれば、「シェアルーム」タイプの物件もまた、「安くて良い部屋」の候補に挙げられます。
「シェアルーム」タイプの場合、家主が滞在しているものと滞在していないものと両パターンがまちまちで、敷地の広さや館内の清潔度もまちまちです。レビューなどをよく見て慎重に選ぶことが、重要になってきますね。それが上手くできるなら、日本においても各地で1泊1000円ちょっとのものが見つかるでしょう!ゲストハウスよりも安い部屋がけっこうあるので、これはまさに、穴場と言えます!
2-⑤.あなたの好みは?人によって「良い」の意味は違う。
そもそも、ですが、人によって好みが違うので「良い」ものを一概に勧めるのは難しいところがあります。上記では、「個室」であり「ヘルプフル」であり「異文化体験」があり「交流」があり…といったものを「良い部屋」と定義しましたが、あなたはその全てを好んでいるとは限らないですよね。たとえば、ホストファミリーとの交流をあまり求めていない人もいることでしょう。すると、「個室」に絞る必要はないかもしれませんし、内装写真をじっくり見比べることが重要かもしれません。
2-⑥.早めに予約するのが、やはり安く見つけるコツ。
「安い部屋を見つける」という観点から言っても、「良い部屋を見つける」という観点から言っても、やはり、早めに予約をすることは重要です。どうしても、「安くて良い部屋」から埋まりやすいからですね。
民泊の場合はホテルと異なり、同じ部屋が10室も100室もあったりはしません。「シェアルーム」の場合10ベッド程度用意されていることもありますが、基本的には1つか、あっても2つ3つです。狭き門なのです。
そのため、できれば宿泊日の3か月前を切ったら、検索を開始しましょう。3か月以上前になると、まだ予約を開始していない物件も多いので、逆効果です。
あなたが中長期での滞在を望んでいるならば、なおさら早めの予約をお勧めします。部屋が1つしかないということは、たとえば8月のうちの1日でも埋まってしまったなら、あなたは「8月まるまる借りる」ということが出来なくなってしまうのです!
覚えておきましょう。「長期滞在の場合、予約は特に早めに!」
2-⑦.わかりにくい危険ポイントを知っておこう。
Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(施設の詳細ページ)を眺めているかぎりでは、すごく良い部屋に思えたのに、実際に行ってみるとイマイチだった…!ということは起こり得ます。
リスティングからは察しにくい危険ポイントを、幾つか教えましょう。
まずは、「イヌがいるかどうか」です。特に室内犬は要注意で、吠え声が騒音となりますし、毛があなたの洋服からみついたりリビングを汚したりします。ネコなど他の動物でも、少なからず同じことが言えます。
次に、「赤ちゃんや乳幼児がいるかどうか」です。赤ちゃんや乳幼児も、イヌと同様で、お部屋の中をなにかと汚しやすいですね。あなたがそのとばっちりを食らう可能性も、低くはありません。また、イヌよりも夜中に泣きわめくことが多いため、快眠を妨げられてしまうケースが多々報告されています。
赤ちゃんや乳幼児でなくても、子供が3人も4人もいる家庭も、にぎやかしい傾向にあります。
2-⑧.ハイシーズン価格に振り回されない方法。
Airbnb(エアビーアンドビー)も近年は、「シーズン価格」というものが如実に設定されるようになってきました。シーズン価格とは、たとえばゴールデンウィークや年末年始に宿泊費が高騰することをいいます。さらにお盆、9月のシルバーウィーク前後も値段が高騰しやすいほか、7~8月の夏休みシーズン、春休みシーズンも高めに設定される傾向にあります。
しかし、抜け道があります!
高いシーズン価格を設定するのは、もっぱら投機目的のオーナーが多いのです。趣味半分で営んでいるホームステイ型民泊のオーナーは、ゴールデンウィークだろうが気にせず、いつもの安い価格を保ってくれていることが多いのです。
普段はデザイン重視で「まるまる貸切」タイプの物件を選んでいるとしても、ハイシーズンは良心的なオーナーの物件を選ぶと、安くあげられるかもしれませんね。
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