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自宅経営の参考に!民泊(Airbnb)で安くて良い部屋を見つけるコツ!-1

  • acousticlife111
  • 2023年12月16日
  • 読了時間: 6分

何かとお茶の間を騒がせている新時代の宿泊システムAirbnb(エアビーアンドビー)民泊。


日本ではトラブルメーカーというような否定的なイメージが強いですが、海外ではまったくそうではありません。2008年の創立からわずか数年の間に、192カ国に広まり200万件の民泊施設を網羅し、宿泊利用客数が8,000万人にも達したのは、「安くて良い部屋が見つかる」という実績があるからにほかなりません!


ゲストハウスも安いですが、ゲストハウスはエアビーアンドビーほど話題にのぼりませんね。若者やバックパッカー以外の層にも、エアビーアンドビー泊は支持されているということなのです。


このページでは、エアビーアンドビーにおいて安くて良い部屋を上手く見つけるコツについて、詳しく解説していきたいと思います。



1 2つの顔を持つAirbnb(エアビーアンドビー)。そして日本の独自性。


Airbnb(エアビーアンドビー)に登録されている宿泊施設は、大きく分けて2つの特色に大別できます。


1-1.他のホテル検索サイトでは見つからない、ユニークな施設の数々!


1つは、「ユニークな宿泊施設」です。エアビーアンドビーは「民泊」というカテゴライズにあるため、各国の旅館業法などの基準をクリアしていない施設でも、登録が可能となっています。そのため、エクスペディアなど他のホテル検索サイトでは見られないようなユニークな宿泊施設がたくさん、登録されています。


よく例として挙げられるのは、お城ですね。西洋の本物の、立派なお城が、宿泊施設として登録されています!その数、今や1,400室にも上るとか。似たようなところでは、フランスの要塞などというのも登録されていますし、他にも、廃列車を改装したアドベンチャラスなものや、ツリーハウスにトレーラーハウスなど、秘密基地のようにワクワクするものもあります。


これらは、「ユニーク」ではありますが、「安くて良い部屋」かと言えば厳しいところです。お城など高級なものは高額ですし、廃列車などは宿泊の快適性は期待しないほうが良いでしょう。


1-2.民泊(民家宿泊)ならではの安さとホスピタリティ(おもてなし)!


もう1つの側面は、宿泊施設が「普通の民家である」ということ。普通の民家の使っていない部屋を旅行者に貸し出すことによって、先行投資はかからず、掃除やメンテナンスの手間も生活のついでで済むため、安い値段を実現できます。そして常に家族の誰かが宿泊者のヘルプに応じられる環境があり、それどころか、友人をもてなすように見ず知らずの旅行者に手厚いおもてなしをしてくれる家主も、多いのです!


さらに、海外からの旅行となれば、一般家庭の中に満ちあふれている異国の文化や習慣を、まざまざと体験することができるのです。


このような側面から、海外特に先進諸国のAirbnb(エアビーアンドビー)フリークは、爆発的に増えていったのです。


これが、エアビーアンドビー民泊の本当の魅力です!


1-3.投機型民泊は日本独自の傾向。「高かろう悪かろう」なので要注意!


日本にブームが到来したのは2014~15年頃のことですね。しかし、諸外国とは少々異なるブームだったのです。日本の場合、「楽して儲かるよ!」「普通の賃貸より儲かるよ!」といった、投資家たちのクチコミによって、周知されていったのです。


彼らは「民泊の交流の喜び・文化体験の喜び」など無関心で、とにかく東京や大阪、京都など立地の良いところに物件を借りてきて、見栄えの良いインテリアで固めて部屋貸しをはじめました。デザイナーに内装のプロデュースを依頼しているものも多く、見栄えは確かにホテルのようにカッコイイですが、家主は不在で、ろくなおもてなしもヘルプもありません。


そして「家主(監視者)が居ない」という特徴を喜ぶ怠惰な部類の外国人観光客が、これらの「家主不在民泊」に飛びつきました。彼らは飲み騒いだり散らかしっぱなしにしたりと好き放題で、家主どころか近隣住民をも困らせまくる始末…。それが、昨今の連日の「Airbnb(エアビーアンドビー)トラブル報道」につながったのです。


このような家主不在の投機型民泊は、海外ではそう多くないのです。ですから、およそ日本人だけが、エアビーアンドビーや民泊というものを、「トラブルばかりで厄介なもの」といった風潮で捉えているのです。そのようなイメージは、まったくの誤解であり、本来のそれではないのです。


家主不在の投機型民泊は、しかも清掃料金なる追加料まで(1回の宿泊に3,000~7,000円ほども!)徴収するので、まさしく「高かろう悪かろう」の良いとこなしです。



2 Airbnb(エアビーアンドビー)で安くて良い部屋を見つけるコツ!


それではトピック2では、「安くて良い部屋」を見つけるコツについて、具体的にいくつも項目を紹介していきましょう。


下記に出てくる「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」という言葉はエアビーアンドビーサイト特有の用語となります。農家民泊のサイトなどではほとんどお目にかかることのない概念ですが、エアビーアンドビーの類似系の検索サイトであれば、同じような概念を踏襲しているでしょう。


コツについて、まずは箇条書きにしますが、これだけでは理解しきれないことでしょう。下に各項目ごとの詳しい解説を載せます。


①「まるまる貸切」タイプは家主不在なので、とにかく避けるのがベター!

②「個室」タイプは、海外で大評判のホームステイ型民泊!

③安い価格帯を省かないこと!掘り出し物はどの町にもあるハズ。

④ゲストハウス派のあなたは「シェアルーム」タイプも視野に入れよう。

⑤あなたの好みは?人によって「良い」の意味は違う。

⑥早めに予約するのが、やはり安く見つけるコツ。

⑦わかりにくい危険ポイントを知っておこう。

⑧ハイシーズン価格に振り回されない方法。

⑨オープンしたばかりの部屋は、安くてキレイな傾向にあり!

⑩リスティングを良く見て!その物件は「部屋」じゃないかも!?

⑪割引クーポンを活用すれば、もっと安くなる!

⑫値段交渉をすれば、値段は下がるかも?

⑬長期滞在の住み家としても優秀!シェアハウス以上のコスパかも?


2-①.「まるまる貸切」タイプは家主不在なので、とにかく避けるのがベター!

トピック「2つの顔を持つAirbnb(エアビーアンドビー)。そして日本の独自性。」で注意喚起しましたが、まずはとにかく、「まるまる貸切」タイプの物件を避けましょう。これはほぼ間違いなく、家主が不在のヘルプレスな物件であり、オーナーは投機目的の人です。(接客の人当たりは柔らかいでしょうけれども。)


しかし、どれが家主不在型の物件なのか、見分けるのが難しいかもしれません。その見分け方のコツについては、トピック「家主不在タイプの民泊施設の見極め方。」で詳しく解説します。


2-②.「個室」タイプは、海外で大評判のホームステイ型民泊!

「個室」タイプの物件は、欧米など先進諸国でも大評判の、ホームステイ型民泊であることが多いです。まずはこのタイプに限定してソートしておけば、おもてなしや交流、外国文化などをふんだんに体験できる「良い部屋」である可能性が高いです!


「個室」はその名のとおり個室が提供され、あなた専用のプライベートスペースを確保できますから、そういった点でも快適ですね。


「良い」だけでなく「安い」にもこだわりたいなら、「個室」タイプの中でも3,000円以内の物件を物色してみましょう。


2-③.安い価格帯を省かないこと!掘り出し物はどの町にもあるハズ。

Airbnb(エアビーアンドビー)では、日付や地域を入力して検索をかけたあと、さらに価格帯を絞ることができます。この際、安い価格帯の物件を省かないようにしましょう。あなたがゲストハウスなどのチープな宿泊施設を嫌う気質であるとしても、です。


②で挙げた「個室」タイプは、日本における平均相場としては3,000円くらいです。しかし、どの町にも1つや2つくらいは、2,000円前後、場合によっては1,700円程度の格安値を付けてくれている良心的な「個室」があります!


「安くて良い部屋」を突き詰めるなら、その理想は、2,000円程度の「個室」ということです!



 
 
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