自宅で民泊収入!外国人旅行者が喜ぶ日本の体験【夏編】 -3
- acousticlife111
- 2023年12月16日
- 読了時間: 4分

3 夏に外国人ゲストをもてなす際、注意すべきことは、「暑さ」!
夏のシーズンに外国人ゲストをもてなすとき、注意すべきこととはどのようなものでしょうか?事前に注意点を知っておけば、外国人ゲストに快適に過ごしてもらうことができますね。
3-1.日本の夏の暑さは世界一!?暑さ対策の手助けは必須事項!
日本の気候は温帯に属し、世界には温帯よりも暑い「熱帯」の地域が幾つもあります。しかし、日本に来た外国人の多くが、「自国よりも日本のほうが暑い!」と驚き辟易するのだとか…。40度を超えるインドや中東の人々ですら、日本のほうが暑いと言うのですから驚きます!
実際、エアコンでおなじみのダイキン工業株式会社が取った、東京在住外国人100人を対象としたアンケートでは、なんと9割が、「日本のほうが暑い」と答えたのです!いったい、どういうことなのでしょうか…。
3-2.日本は湿度が高い。アスファルトの反射熱や室外機の放出熱も。
日本の夏が暑く感じられる理由の1つが、湿度の高さです。他の国では大抵、日本ほど湿度が高くないので、暑くてもカラっとサラっとしており、汗はあまりかかず、不快指数はそう高くなりません。
また、東京や大都市における苦痛が多く報告されており、アスファルト道路からの反射熱や、密集するビル群が放つエアコン室外機の放出熱も暑さを悪化させる一因となっているようです。
なお、常夏と言われるビーチリゾートや東南アジアは、年中暑い反面、最高気温は30度程度までしか上がりません。日本の夏のように38度、9度まで達したりはせず、つまり実際問題として、日本は世界有数に暑い国!!
3-3.暑さ対策がとても重要だと把握して!
とにかく、日本の夏が深刻なほど暑くて苦しいのだということを理解してください!そして、外国人ゲストのために熱さ対策を講じ、手助けしてあげましょう。こんな対策はいかがでしょうか?
(1)エアコンと扇風機は客室に絶対完備!
(2)日本の水道は飲めることを教えてあげよう。
(3)シャワーはいつでも使えるようにしてあげよう。
(4)暑さ対策グッズを教えてあげよう。
(5)北海道や軽井沢など、避暑地を教えてあげよう。
3-3-(1).エアコンと扇風機は客室に絶対完備!
たとえばAirbnb(エアビーアンドビー)のホストの中には、最低限の設備だけで部屋を貸している人も見受けられますが、エアコンと扇風機は快適な滞在のための必需品だと考えてください。また、外国人は日本人よりも暑がりな人が多いので、冷房器具を必要とする季節が日本人よりも前後ともに長いと考えましょう。具体的に言えば、5月初旬~9月いっぱいくらいでしょうか。
3-3-(2).日本の水道は飲めることを教えてあげよう。
外国旅行では、水分補給のためにはペットボトルのお水を買って携帯するのが一般的です。しかし日本のコンビニは水が高価ですし、なにしろ日本の夏は水分補給がたくさん必要。ペットボトルを買ってばかりではそれだけで旅費がなくなってしまいますね。日本の水道水は飲用可能となっていますが、これは世界では珍しいもので、「水道の水が飲める」と知らない外国人は多いでしょう。
チェックインの際にでも、「水道の水は飲めるからね!ペットボトル買わなくてもこの水を詰めてもいいかもね。」などと教えてあげると喜ばれます。浄水器を付けているならなおさらです。
また、水道水が飲めることを知っておけば、ちょっとした公園や山の中、図書館など、売店のない場所でも水分補給ができますね。
3-3-(3).シャワーはいつでも使えるようにしてあげよう。
ホームステイの家庭では、シャワーの利用時間を制限しているところも少なくありません。しかし夏場の滞在の場合、夜中に寝汗をかいて寝苦しくてたまらないこともありますし、レジャーを楽しんでいれば帰宅が深夜12時を過ぎてしまうこともあります。こうした時間でも外国人ゲストがシャワーで汗を流せるように、配慮してあげましょう。
3-3-(4).暑さ対策グッズを教えてあげよう。
暑いなら涼しい場所でひっそりしていれば良いですが、旅行者はそういうわけにもいきませんよね。日中の暑い中でもお寺を観光したり街を歩かなければなりません。なるべく暑さをしのぎながら観光ができるように、日本で売られている暑さ対策グッズを教えてあげましょう。
たとえば、冷凍庫で冷やして使うスカーフ、同じく冷凍庫で冷やす小さな保冷ジェル、外出先でも汗が拭きとれる汗ふき用シート、クエン酸やナトリウムが効果的に補給できるキャンディなどが挙げられるでしょうか。どれも、100円ショップでも買える安価なものです。
3-3-(5).北海道や軽井沢など、避暑地を教えてあげよう。
長期滞在者の中には、スケジュールをあまり決めていない人も少なくないでしょう。また、ホームステイで長期滞在している場合、ちょっとした連休に出かけられる場所をいきあたりばったりで探す人もいます。
こうした外国人ゲストに、北海道や軽井沢など、夏でもあまり暑くない観光地の情報を教えてあげると喜ばれるかもしれません。他に有名な避暑地としては、上高地、箱根、日光、阿蘇、洞爺湖、東京から気軽に行くなら奥多摩なども良さそうです。