老後の資金調達に最も向いている不動産投資はどれか?ワンルームマンション?賃貸アパート経営?
- acousticlife111
- 2023年8月10日
- 読了時間: 3分

不動産投資や資産運用は、人によって目的が異なるものです。そして目的によって適した運用法も異なってきます。
「老後の生活資金を調達したい」という人にとって最も適した不動産投資は何でしょうか?
ワンルームマンション投資?それとも賃貸アパート経営?
「生活資金」が目的なら賃貸アパート経営が最適。月収50万円程度。
「年金のように、毎月数十万円の収入を得たい」といった目的なら、賃貸アパート経営が最適と言えます。
賃貸アパートの一棟経営は、収益性がとても高いです。なにしろ一棟で8室~10室程度もの部屋がありますから、1か月あたりの収益は50万円にもなります。
仮に空室が2室も出ても、それでも月収40万円になりますから、心強いものです。
ワンルームマンション賃貸は、月収6万円程度にすぎません。参入のしやすい不動産投資商材ではありますが、収益性は低く、年金代わりにはならないので注意が必要です。
中古物件の売買投資は、上手くいけば一軒で数百万円もの収益が上がりますが、成功させるには詳しい知識が必要になりますし、ベテランの投資家が行っても失敗して赤字に終わることもあります。「老後の安心に」という目的にはあまり向いていません。「自分が亡くなったあと妻の生活費に」という目的にも向いていません。
ローン回収の年月が短いのもアパート経営の魅力。
アパート一棟経営は収益性が高いため、ローンの支払いを終えるまでの期間も短いのが魅力的です。普通、住宅ローンの支払いは30年以上かかるでしょう。ワンルーム投資の物件も20年程度が平均です。
対して賃貸アパート一棟は、10年程度でローンが終わってしまいます。早いものでは8年で済んでしまうでしょう。
ローンの支払いはもちろん、毎月の家賃収入で相殺することが出来てしまいます。
ワンルームマンション投資では生活費にならないので要注意!
初心者に人気のワンルームマンション投資という商材があります。ワンルーム投資を決して批判しませんが、「老後の生活費を賄う」ということには向かないので、注意が必要です!
ワンルーム投資は、月6万円程度の収入にしかなりません。
ワンルームマンションを4戸、5戸と運用すれば20万を超える月収も可能ですが、今度はローンの問題が立ちはだかり、一般人が5戸のマンションでローンの承認を貰うのは現実的ではありません。
また、黒字化するまでに20年程度かかりますから、それも注意が必要です。今あなたが50歳ならば、ワンルーム投資をしても黒字化するのは70歳を過ぎてから。それまではローン返済の日々が続きます。
いかがでしたか?
不動産投資には、それぞれ適した目的が異なるので注意が必要です。
不動産仲介業者の投資勉強会で相談する際なども、「老後の年金代わりになる投資がしたい」と明確に目的を伝えましょう。その目的に適した投資を慎重に選んでください。