不動産投資では、築古の中古物件を購入して、リフォームしてから売却することで収益を上げる手法も主流です。
しかし、築30年、築40年の築古物件を購入してリフォームしても、家屋の寿命はあとどれくらいあるのでしょうか?木造家屋は合計で何年くらい住めるものなのでしょうか?
もちろん不動産投資をしない人にも役に立つ記事です!
基礎、柱、土台などの寿命は100年!ということは・・・
「木造一軒家の寿命は30年だ」とよく言われています。
しかし、それはどちらかといえば内装や居住設備の寿命の話に過ぎません。家の構造部にあたる基礎、柱、土台などは、100年前後もの耐久性を持っています。古いお寺など木造でも何百年も持っていますよね。
基礎部分の寿命が100年!ということは・・・
築30年でリフォームして60年。そこからリフォームして90年100年住める!
「リフォーム」という知恵を持つなら、木造一軒家の寿命は30年ではないのです。
築30年の段階でフルリフォームすれば、キッチン・などの居住設備も築60年程度まで持ちます。それでもまだ寿命ではありません!
そこからまたフルリフォームをすれば、90年、100年とその家は住み続けられるのです!
「リフォームしたって柱は腐っている」は嘘!
「家は買い替えるべき」「木造一軒家の寿命は短い」という論調の業者は、「リフォームをしたところで柱は腐っているから寿命はたかがしれている」と言います。しかしそれを真に受けてはいけないのです。
基礎、柱、土台の寿命はガス給湯器よりもキッチンよりも長く、築30年でリフォームをしてもまだまだ風雨に耐えてくれます。
この事実を知っていれば、築古物件をリフォーム再販する不動産投資に強くなりますし、自分の家を大切に住んで居住コストを節約することにも大いに役立ちます。
他者からの印象は変えにくいので、投資目的なら上手く立ち回るべし。
木造一軒家もリフォームすれば60年、90年と住むことは出来ます。
しかし、「木造は30年が寿命」という一般消費者の思い込みや「木造は22年で土地代だけの価値になる」という不動産業者の価値観は、簡単に変えられるものではありません。「実は木造家屋の土台は100年寿命なんですよ」と力説したところで、「でたらめを吹聴しているな」と怪しまれてしまうことが多いでしょう。
そのため、不動倒産投資を目的にリフォーム活用をする場合は、上手く立ち回る必要があります。
賃貸層は築年数をあまり気にしない傾向。
たとえば、購入層よりも賃貸層のほうが、築年数を気にしない傾向があります。
「あと数年しか住まないかもしれないし、今とても綺麗だからとりあえずいいだろう」と考えて入居してくれればしめたものです。築40年になっても家はピンピンしていて綺麗なので、「築40年だからもう住み替えよう」とはならないでしょう。そして築50年、築60年まで住み続けてくれる可能性は高いです。
自分の居住、家族の住居であればものすごい節約になる!
自分が住むための家なのであれば、「リフォームを2回してもまだ住める」というロジックを活用することでものすごく節約になります!
築30年で建て替えてしまうなら、90年住むための住居費用は1億円近くに上るでしょう。しかしフルリフォーム2回で刷新するだけなら、リフォームは1回500万円程度で済みます。その家を購入したときの費用+1,000万円で、90年、100年と住み続けられます!
子供や家族のために家を工面する場合も同様です。「築22年で土地代だけになる」などといったロジックは気になりませんから、古い家をリフォームして住むことで住宅コストを大幅に抑えられます。
浮いたお金で投資用物件が1つ買えてしまいそうです。
いかがでしたか?
「木造一軒家の寿命は30年だ」というのはもはや幻想です。
大手住宅会社は、木造一軒家も「100年構想」「60年構想」などと言うようになってきていますよね。リフォームせずとも60年、100年住める時代も来るかもしれません。
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