親の死の際に空き家を相続すると、遺族は困惑するケースが増えています。
売ろうにも値段が付かず、そのままにしておいても固定資産税がかかり・・・
それでもそのまま放置されてしまうことが多いのですが、もっと前向きに、みんなにメリットが生じるように資産活用する手段があるはずです。
放置するよりも解体に300万円かけるよりも、リフォームしたほうがメリットフル!
本来は解体をすべきだ、ということはご存じでしょう。しかし空き家を解体するには300万円はかかると言われており、そんな大金を住めない家に費やすのはためらわれるものです。
倒壊や不法占拠、ゴミ屋敷などで社会に迷惑をかけるわけにはいかない、その道徳心で解体に費用をかけても、そこからまた土地に対して固定資産税を払い続けるのは苦しいものです。
空き家は、フルリフォームをするのが良いです。
新築に見えるように、大部分を刷新することをフルリフォームと言います。フルリフォームは500万円程度で出来るのです。
新築同様に刷新すれば、売却したり賃貸運用したり、遺族の誰かがマイホームとして活用することが出来ます!
家を建てれば3,000万円はかかりますから、それを500万円で得られるのは大きなメリットです!
コインパーキング経営をするのもよいが・・・
空き家の資産活用としては、更地にしてからコインパーキング経営をする、というアイデアが主流です。
この場合の費用を簡単にシミュレーションしてみましょう。
更地にするのに300万円ほど。
コインパーキングはあまり資金のかからないビジネスで、100万円ほどもあれば必要な設備を整えることが出来ます。ランニングコスト(維持費)もほとんどかかりません。
400万円ほどでビジネスを始めることが可能ではありますが、コインパーキングのニーズが多い土地なのか?それを慎重に判断する必要があります!
コインパーキングではなく月極駐車場でも良いですが、いずれにせよニーズが多いかどうか、地域差が大きいものです。
リフォームして売却するほうがメリットが大きいかも?
リフォームするのとコインパーキング経営するのとでは、リフォームして売却するほうが、メリットが大きい家庭が多そうです。
あまり生活利便性の良くない土地でも、立派な家が建っているなら少なくとも2,000万円の値が付くでしょう。リフォーム費用に500万円を掛けても1,500万円の利益です!
対してコインパーキングは、家のまばらな田舎では利益にならないケースが多くなりそうです・・・。
いかがでしたか?
フルリフォームが500万円程度で出来る、ということを知らない人が多いです。
しかしその知識を持ったなら、相続した空き家の問題は放置するよりも解体するよりも、リフォームして遺族の住居や売却活用したほうが、ずっとメリットが大きいです。
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