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短期利用者向けの民泊経営の手引き-2


2 メリットとデメリット、どっちが大きい?


こうして整理してみるかぎりでは、民泊で短期利用者を受け入れることは、デメリットのほうが多いように感じられます。しかしこれは、一概に言えるものではないのです。デメリットをデメリットとは感じないホストもいるわけで、つまり各ホストの運営形態によって、メリット/デメリットどちらが大きいかは、違ってくるということになります。


あなたの場合は、どうでしょうか?


2-1.とにかく稼働率を上げたい!という人は、短期利用者を無視するなかれ。


「高い利益を上げること」を何よりも優先して民泊経営しているなら、短期利用者をないがしろにしてはいけません。長期利用者を逃しやすくはなってしまいますが、トータルで見れば利益で損にはならないでしょう。長期利用者はそう多くないですし、泊める場合も長期割引をしなければならないことが多く、収益の合計額はそう高くなりません。

また、高級な(高い価格の)民泊を営んでいればいるほど、中長期での希望者は少なく短期利用者がメインとなるので、短期利用者を無視するのはリスクが大きいです。


2-2.民泊代行業者に任せているなら、短期利用者受け入れのデメリットは少ない。


短期利用者受け入れのデメリットの多くは、実務作業の多さに関連してきます。ということは、投機型の民泊であったりなど、民泊代行業者に予約管理やベッドメイキングを任せているなら、実務作業面でのデメリットはほとんど気にならないことになりますね。


ただし、民泊代行業者に肩代わりしてもらう作業の中には、「1回につきいくら」という換算で料金の発生するものがあるので、注意が必要です。清掃やクレーム処理代行などが、これにあたります。(清掃は宿泊ゲストから清掃料金を徴収するので問題無いように見えますが、価格競争に勝ち抜くために清掃料金の一部をホストが負担しなければなくなっているケースが多いです。)


なお、民泊代行業者に委託することは、また別の意味でトラブルを生みやすくなり、問題を生みやすくなりますから注意が必要ですよ!


2-3.多人数収容型の場合、デメリットを感じにくくなる。


母体が大きくたくさんの客室を持っていたり、ドミトリー(相部屋)物件で大勢のゲストを受け入れている場合、担当の人がずっとメール対応や清掃・接客に注力していれば良いので、「民泊の対応に生活を邪魔されている」という感覚は抱きにくくなりますね。


すると、ワークショップや物販などの二次目的を持っている場合は、多人数収容型の民泊を営むと効率が良くなりそうです。


2-4.マイペースでやりたい人は、超短期客は見切っても良いかも。


民泊を営んでいるホストの中には、利益も稼働率もあまり求めていない人がいますね。そうした、「生活に潤いを与えるために適度に民泊ゲストをもてなしたい」といった運営スタイルなのであれば、1~2泊程度の超短期希望者は見切っても良いかもしれません。特に1泊のゲストは、ドタバタしただけで去っていくような流れになりやすいので、手間がかかるわりには「交流を楽しむ」という本来の目的を味わえません。


2-5.「人助け」が目的なら、超短期は受け入れてあげたほうが喜ばれる。


上トピック≪マイペースでやりたい人は、短期は見切っても良いかも。≫と同じように人情的な目的でも、「自分が楽しむ」ことより「旅行者を助けたい」という意図が強いなら、逆に超短期希望者に門戸を広げてあげたほうが良いです。


というのも、上述してきた理由により、1~2泊の超短期希望者を受け入れていない民泊施設が、けっこう多いためです。1~2泊の超短期希望者は、泊まれる場所がなかなか見つからなくて困っていますから、受け入れてあげればとても喜ばれるでしょう。


2-6.日本人ゲストを選びたいなら、超短期を受け入れてあげたほうが良い。


「民泊はやりたいけど、できれば外国人ではなく日本人を泊めたい」と希望しているホストも少なくないでしょう。その場合は、やはり超短期者に門戸を開くことをオススメします。なぜかと言えば、日本人のAirbnb(エアビーアンドビー)利用者は、「旅行」というよりは「所用」のためにAirbnb民泊を活用するケースが多いため。所用とは、ちょっとした出張や、好きなミュージシャンのコンサートに遠征することなどですね。それらは大抵、1~2泊の超短期です。


2-7.なるべく手間をかけたくないなら、超短期は見切ってしまおう。


「収入は月30,000円くらいで充分。あまり民泊に手間をかけたくはない」といったスタンスなら、1~2泊程度の超短期希望者は見切ってしまいましょう。問い合わせへの対応にせよ清掃やベッドメイキングにせよ、超短期希望者を省くだけで作業量は激減します。


あなたはどのタイプに当てはまりましたか?2つ3つのタイプに該当することもあるでしょうが、どのみち短期希望者受け入れのメリットが大きいか小さいかは、傾向が出るはずです。


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