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田舎の不動産投資!農家民泊(農業体験)が外国人に人気!-2


2 農家民泊は外国人を巻き込む第二ステージへ!


農家民泊の仲介サイト「とまりーな」がJALとの提携を始めるなど、日本における認知と利用は一定の成長を果たしています。農家民泊がここからさらに成長していくためには、外国人ゲストをいかに取り込めるかがカギを握るでしょう。


2-1.農家民泊は外国人にも大好評!


「田舎に来ている外国人なんて見たことないよ」とあなたは言うでしょうか。たしかに、年間訪日外国人の数が2000万人に達しようという昨今でも、その多くは東京・京都・大阪…都市と有名観光地にばかり流れています。しかし、外国人観光客のすべてが都会と買い物を望んでいるわけではないのです。


現状では多くの場合、農家民泊をチョイスする外国人は個人ツアーを組むハイエンド(富裕)層なのですが、彼らの農家民泊や農業体験への印象はすこぶる好調!


「何もない田舎の何が楽しいっていうんだ。」あなたは思いますか?


2-2.のどかな農村地にこそ、外国人のイメージする「日本の原風景」がある!


日本に訪れる外国人の中には、炊飯器のハイテクさに感心する人々だけでなく、「和の心」に興味を持つタイプの人々も少なくありません。このタイプの人々は、有名な観光地よりもむしろ、何もない田舎地域の、しかも普通の民家にこそ、「日本の原風景」を感じて感動するのです。田んぼと山しか見えないようなところのほうが、評判が良いのだとか。


家の中も、古くて大丈夫。茅葺き屋根の古い家、着物にモンペ、畳にコタツ、おにぎりに煮物…現代っこに「ダサい」と揶揄されてしまうようなものが、外国人にとってはとてもステキでカッコイイようですよ。


2-3.旅行産業は、外国人客に間口を広げるのが定石!


日本は島国で外国人の流入が少ないのと、英語を苦手とする国民性ゆえ、各地の旅行産業は長らく、もっぱら日本人をターゲットにビジネスを展開してきました。しかし、世界に目を向けてみれば、エッフェル塔に訪れる人は圧倒的にフランス人よりも外国人が多く、サグラダ・ファミリアに訪れる人は圧倒的にスペイン人よりも外国人が多いのです。観光業とは、外国人を受け入れることで成り立っています。


日本は近年になってようやく、国家レベルでこのような政策をとり始めましたが、各旅行関連業者も、こうした視点を持っておいたほうが良いでしょう。



3 外国人客を獲得するにはどうすればいい?7つのアイデアをご紹介。


農家民泊が外国人客を獲得するには、どうすればよいのでしょうか?ここでは、幅広い視点から7つのアイデアを提唱していきます。


3-1.自治体や地域の民泊推進協会と積極的に協力しよう。


たくさんの外国人客を獲得することは、集客にせよ接客にせよ、農家さん個人個人ではとても困難です。「あなたの農家民泊に」というよりも、「あなたの地域の農家民泊に」外国人を呼び込むことを考え、自治体や地域の民泊推進協会と協力体制を築くことが、一番最初にやるべきことと言えるでしょう。


外国人観光客を呼び込むことも地方活性も、国家プロジェクトでもありますから、地方創生費などの支援金もあてがってもらえるかもしれません。上手く活用していきたいですね。そうしたことも個人では難しいですが、自治体やNPO名義ならぐっとやりやすくなります。


3-2.英語でガイダンスができるようにしよう。


では、自治体や協会と協力して何をすればよいのでしょう?


まず最も大切なのが、英語に対応することです。できれば中国語や韓国語も対応したいですが、まずはとにかく英語から!農家さん個々が英語を完全マスターすることは非常に困難でしょうから、自治体や協会で統括し、みんなでシェアしあうのはどうでしょうか?


3-2-1.各家庭共通のハウスルールを、自治体や協会に作ってもらおう。


たとえば、農家に泊まる際のハウスルールの英語のものを、自治体や協会が中心となって作りましょう。自治体や協会の中の英語が得意な人にやってもらうか、自治体や協会を通して翻訳家に依頼すれば、費用を分散できますね。


3-2-2.英語のツアーガイドも自治体で共同で雇えば安上がり。


同じあんばいで、英語のできるツアーガイドを一人二人置き、外国人客へのガイドや説明をガイドさんに担ってもらえば、効率よく確実な説明を行うことができます。


3-2-3.農家さん個々も英語を操る努力をしよう。


もちろん、簡単なあいさつや農業体験の説明などを、個々の農家さんも練習をするべきです。英語は、完璧に話そうと気張る必要はありません。単語をポツポツ発するだけでも充分に通じますから、まずはとにかく、積極的に会話をするように心がけましょう。


3-2-4.英語の標識や看板を町中に充実させていきたい。手作りでもいい。


また、町中にも英語の標識や看板を充実させていきたいところです。工業製品を注文する必要はなく、手書き・手作りで充分ですから、とにかく道案内や観光説明、地域条例が英語でも読めるようにしてあげたいですね。


3-3.各国の旅行会社やガイドブックに売り込もう。


次は集客・宣伝について。日本人向けの旅行サイトや雑誌に載せたところで、外国人の目にはなかなか届きませんよね。外国人に効果的にアプローチするには、外国の旅行会社やガイドブック会社に売り込むのがよいでしょう。実際に日本の自治体で、各国の旅行会社のスタッフを農家民泊の体験ツアーに招待して、売り込みに成功しているところがあります。


3-3-1.ガイドブックへの売り込みは、費用がかからず効果が高い!

 

ガイドブックの場合、写真付きの記事を英語で書いて電子メールで送るだけでも、掲載してもらえるかもしれませんよ。外国の人々は、日本人ほどパックツアーというものを好まず、ガイドブックを見ながら自力でスケジューリングする人が多いです。そのため、「ロンリープラネット」などのガイドブックに掲載してもらうことは、あまり費用がかからないわりに効果は高いかも?



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