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田舎の不動産投資!伊江島の民泊から読む魅力と経済効果-2


1-3-(5).一島一村。民家同士が近い位置にあり、伊江島特有の文化や交流が満喫しやすい。


面積の小さな伊江島は、一島の中に村が1つだけ。すべての島民が身を寄せ合って暮らしているため、豊かな人情が残っています。修学旅行生にとっては、各民泊家庭がとても隣接しており、行動や連携を図りやすいのは大きなメリットになりそう。お世話になっている民泊宅以外に移動して、伝統舞踊を見せてもらったりといったことも、柔軟に楽しむことができて便利ですね。


地方旅行の醍醐味に料理がありますが、沖縄ゆえ郷土料理はとても個性的で魅力的!もちろん、伊江島独自の特産品も楽しめます。イカスミ汁、ジーマーミー豆腐、貝の味噌汁、紅芋てんぷら、タコライス、沖縄そば、サーターアンダギー、ドラゴンフルーツ、マンゴージュース・・・名前を聞くだけでワクワクしてしまいますね!(先生方は、泡盛もこっそり堪能しましょうか。)


なお、伊江島の農家民泊の食事は一般的に、宿泊客も一緒に料理をします。つまり、沖縄料理を習うこともできてしまうのです!


1-3-(6).三線はもちろんのこと、内地にはない琉球文化が体験できる。


沖縄の伝統文化といえば三線。もちろん伊江島にも三線は普及しており、およそどこの民家に泊まっても、おじぃやおばぁの三線を聞くことができそう。旅情という点でも、沖縄文化は他の追随を許さないでしょう。さらにさらに、沖縄の田舎地域の利点として、他の地域の場合は博物館やイベント施設でしか楽しめない伝統文化が、民家の中でひざを突き合わせながら楽しめてしまう点があります。


ほかにも、ぶくぶく茶体験や琉球の民族衣装体験、工芸体験や二才踊り(にせうどぅい)などを楽しむことも、できるかもしれません。


1-3-(7).わが子を15歳で自立させるための教育をしてきているので、子育てが上手。


伊江島は島に高校が1つもないため、島の子供たちは15歳になると島から旅立っていきます。そのため、伊江島では代々、15歳でわが子が自立できるように、厳しくもたしかな教育をしつけてきているのです。どこの家庭も子供をちゃんと叱ることができるので、修学旅行生がだらしのない行動をとれば、おじぃおばぁがシャンと注意してくれるでしょう。こうした人情交流や道徳教育も農家民泊に期待されている要素の1つですが、伊江島民泊ならそれは高いレベルのものが期待できます。


もちろん、叱るだけではなく愛情を注ぐこともとても上手。子供たちの様子を観察しながら、臨機応変に食事メニューを変えたり、プログラムに無いはずのおやつをもてなすこともあるそうです。なかにはおじぃおばぁがおらず、おとぉおかぁだけの家庭もありますが、それでも心配は要りません。


農家民泊は、人間関係の希薄になった現代日本の子供たちには敬遠されがちなものでもありますが、伊江島の農家民泊を体験した生徒たちの感想は、すこぶる良好なものを継続し続けています。(生徒たちのリアルな感想文は、トピック≪実態を知ろう!伊江島農家民泊を体験した生徒たちのリアルな声。≫に掲載。)


1-3-(8).島の中心には霊山があり、信仰を垣間見ることもできる。


日本は宗教信仰の乏しい国で、特に自然信仰的な文化を見たり体験したりする機会はほとんどありませんね。しかし伊江島は、島の中心に城山(グスクヤマ)という霊山があり、篤い信仰文化が今でも残っています。


観光の一環として城山に登る際、旅立ちを控えた島民が山の神様にお祈りしているのを垣間見ることもあるでしょう。


1-3-(9).離島であるため、船の旅も楽しめる。


旅行の楽しみは、訪問先の地の観光だけでなく、移動の途中にもありますね。本州から本州への修学旅行の場合、新幹線からの風景がもっぱらですし、沖縄本島への旅行なら飛行機から見るジオラマの風景がせいぜい。しかし伊江島の場合は離島に、しかも橋では繋がれていない離れた場所にあるので、飛行機のほかに船旅の風情も楽しむことができます。


船から見る沖縄の海が美しいのはもちろんのこと、農家民泊を終えるときに船着き場から見送ってくれるおじぃおばぁたちとの別れの風景は、多くの生徒たちに涙を誘うほど。

船旅ならではの旅情を、ぜひかみしめてください。


ただし、台風の季節には船が欠航したり遅延したりするリスクもあるので、何百人もが一斉に行動する修学旅行では、注意と対策が不可欠となりましょう。


1-3-(10).万が一離島や農家民泊が楽しめなくても、対岸に美ら海水族館やエメラルドビーチがある。


伊江島民泊の恵まれている点は、その立地にもあります。というのも、沖縄有数のレジャースポットである、本部(もとぶ)は美ら海水族館の対岸に位置しているのです。


美ら海水族館は大きな大きな水槽を泳ぐジンベエザメやイルカショーで有名で、若い生徒たちの快楽的レジャー欲求を満たすことができるでしょう。また、美ら海水族館はエメラルドビーチのそばにあり、ここは清潔に整備された人気のあるビーチ。もちろん大きくて立派なリゾートホテルもあり、現代的な宿泊環境を望む生徒たちのニーズに応えることができます。


すると、万が一離島の田舎すぎる雰囲気や農家民泊という特殊な環境が楽しめなくても、美ら海美術館やエメラルドビーチのリゾートホテルを旅程に組み込むことで、修学旅行の満足度を下げずに収めることができそうです。


なお、伊江島にも近代設備のリゾートホテルは存在し、農家民泊とリゾートホテル泊とを組み合わせたプランにも応じてくれます。


1-4.伊江島農家民泊のプランはどのようなもの?


伊江島での農家民泊はどのようなスケジュールで行われているのでしょうか。ここに、一般的な参考事例を紹介します。各学校との相談によりアジャストは可能で、また、各家庭により自慢の体験プログラムが用意されていますから、お楽しみに。


1日目

15:30

15:50

16:00


17:00


18:30


22:00

伊江島港に到着。入村式。

各民泊家庭に移動。

体験開始。

(農業・漁業体験、文化体験など。)

夕食づくり

生徒も一緒に食事作り。その後入浴(シャワー)。

大家族での夕食タイム(沖縄料理)。

食後に三線、琉球舞踏など。

就寝。

2日目

06:30

07:30

08:30


10:30

11:30

12:00

12:10

13:30

起床。朝食作り。

朝食タイム。

各家庭での体験。

空き時間を利用して島内観光。

昼食作り。

昼食タイム。

帰宅の準備。

伊江島港集合。退村式。三線やフラダンスなどの披露も。

伊江島港を出発。


●受け入れ人数

 1,200名ほど(約250軒)。

●民泊費用

 1泊3食…9,000円(税別)。

 2泊5食…17,050円(税別)。

●費用に含まれるもの

 各種体験費用、食事経費、諸経費、保険料金。


※料金は改定される可能性があるため、詳細は伊江島観光協会に問い合わせましょう。

Tel:0980-49-3539 0980-49-3555


1泊2日で申し込む学校が多いですが、中には4泊する学校も。また、修学旅行での利用はあまり現実的ではありませんが、日帰りでの農家民泊体験プランも用意されています。



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