2-3.まずはオーナーに訴える必要がある。そしてそのまま示談に持ち込んだほうがラク。
トピック2-2で示された請求方法(条件)の4つ目に、「オーナーとの間で解決の努力を行っていること」という条件が挙げられています。一方的に通報すれば解決や返金をはかってもらえるわけではなく、やはり当該のオーナーと対峙して、話し合いをする必要があるのです。
となれば、できればAirbnb(エアビーアンドビー)の問題解決センターを挟んだりはせず、そのまま当事者同士で解決終了まで進めてしまったほうが、理想的です。
というのも、Airbnbに仲裁してもらう場合、面倒な説明や手続きをもう一度繰り返さなければなりませんし、返金がなされるまでにも時間が(期間が)掛かってしまうからです。
明らかに汚れている事実があり、オーナーがそれを認めたのであれば、オーナーとしてもAirbnbの仲裁を入れずに解決しようとするでしょう。オーナーにとっても仲裁を入れると面倒だからです。
スーパーホストの勲章が剥奪されたりもしますから、返金(弁償)金額を多少上乗せで請求したとしても、応じてくれる可能性があります。モンスターカスタマーになるのはよくありませんが、到着するまでにかかった交通費くらいは、上乗せ請求しても良いのではないでしょうか?
そうしたあなたの請求に対して渋るようなら、容赦なくAirbnbに通報すればよいでしょう。
このように、不潔などのトラブルがあっても、オーナーに訴えれば何らかの補償を得られはするでしょう。しかし、オーナーが日本語の通じない外国人であったなら?事態はとても大変です!また、こうした交渉をしている間に貴重な旅行時間が磨り減ってしまうのも許しがたいリスクです!そして、宿泊料金以外の被害(交通費など)はやはり、泣き寝入りすることになるでしょう。
ですからやはり、「未然にトラブルを防ぐ」という考え方をしておいたほうが、断然に良いのです!
2-4.ゲストレビューへの悪評を恐れるべからず。
Airbnb(エアビーアンドビー)が他のホテルサイトと異なる点の1つに、「お客さん側もレビューで採点される」というものがありますね。民泊オーナー側も民家で問題を起こされると困りますから、お客さんもまたマナーの良い人間かどうか、審議されています。
この評価が低いと、民泊施設によっては泊まることができなくなります。基本的に、普通のマナーで宿泊していれば低い評価を付けられてしまうことはまずありません。しかし、まれに例外があるのです!
それは、「報復」です。
泊まった民泊がなんらかの不良物件だったとして、あなたがその悪評をオーナーのレビューに書いたり、その問題点をハッキリとオーナーに指摘したとします。そのオーナーがもし、性格の悪い人間であった場合、逆切れをして、あなたに報復することがあります!というのも、あなたのゲストレビューに「この人はモンスターカスタマーだ!!」などと誹謗中傷をする可能性も、あるのです!
そうした逆切れを恐れて、せっかく備わっているレビューというものに対して、当たり障りのないコメントや★付けしかしないユーザーも、少なくないのです。
しかし、ゲストレビューに悪評が付けられることを、恐れないでください!
オーナー側の場合、悪評が付けられるととても大きなダメージになりますが、ゲスト側の場合、そうでもないのです。というのも、レビュー自体は削除することはできませんが、ID自体を作りなおせるからです。
無実の罪で悪評が付けられてしまったなら、一旦そのIDは削除し、またAirbnbに登録しなおせば良いのです。
ゲスト側のレビューも決して無意味ではなく、1件も宿泊歴がついてないと泊めてくれない民泊施設もあります。しかしどこも泊めてくれないわけではないので、そこまで重要な問題にはならないはずです。
あなた自身が損をしないためにも、他のお客さんたちが同じ不潔トラブルをこうむらないためにも、問題があることが事実なら、しっかり訴え、声を上げましょう。