民泊(Airbnb)で選んだ部屋が汚い!こんな時どうなる?-1
- acousticlife111
- 2023年12月16日
- 読了時間: 5分

旅行において、宿泊施設というのは、一日の疲れを癒すやすらぎの場所。
であるだけでなく、いつもの自宅とは違ったステキな空間に包まれてイイ気分にさせてもらう、アミューズメントパークのような意味合いだって、少なくはありません。
だからこそ近年のホテル検索サイトでは、施設の写真がとても充実しています。20枚、30枚と掲載している施設も少なくありませんよね。そうした写真やアメニティ一覧を見比べて、ウキウキしながら決めた宿泊施設。その部屋が汚い!なんてことがあったら…?もう、気分はサイアク!
テンションも旅行の印象も、一気に台無しになってしまいますよね。
Airbnb(エアビーアンドビー)をはじめとした民泊サイトは、施設登録に対するハードルがとても低いので、特にそうしたバッドハプニングにぶつかりやすいものでもあります。今回は、皆さんが民泊施設のヒドさにつまづかないように、対策と攻略法を徹底解説したいと思います!
1 転ばぬ先に!清潔な民泊施設の選び方、そのコツを知っておこう!
泊まった部屋が汚かった!そのときの対処法を知っておくことももちろん大切ですが、やはりオススメしたいのは、「そもそもまず、汚い部屋に当たらないようにすること」です。
※もし、あなたが今もうすでに、部屋が汚いことによって迷惑をこうむっている真っ最中でしたら、トピック2に飛んでください。そちらで、不潔トラブルへの対処法について詳しく紹介しています。
1-1.「もしものときは補償します!」には安心しないで!あまり意味のないことです!
世の中の商品やサービスには大抵、返品や返金、交換、クーリングオフといった保険が用意されてはいるのですが、そうした手続きを踏むことにも手間ヒマがかかり、お金すら掛かってしまうこともあり…。特に宿泊施設の場合、「新しいものをご用意しますから3日間待ってください」なんてゆうちょうなことを言われても、困ってしまいますよね。
Airbnb(エアビーアンドビー)も、民泊施設でのトラブルに対して補償制度を用意してくれてはいますが、それで安心して無防備になってしまうのは、危険です!
やはり、「トラブルに遭ったときにどう対処するか(してもらうか)」よりも、「トラブルに遭わないように未然に防ぐ」という、転ばぬ先の杖的な発想がとても重要なのです。
日本人は特に、一部のクレーマーを除けばクレームの申し立てが上手ではなく、困ったことが起きても泣き寝入りしてしまう人が多いです。そのような控えめな人ならなおのこと、「もしものときは補償します!ご安心を!」なんていう言葉には惑わされないでください。未然に防ぐこと、防ごうと努力してもらうことが、大切なのです。
1-2.最も清潔で良心的なお部屋が多いのは、「個室」」タイプの民泊施設。
Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊において、汚い部屋に遭遇しないコツというのは、あるのです。しかもわりとカンタン!
Airbnbは、施設検索の際のソート機能(wi-fiあり、バスタブ付き、など好みの条件で絞りこむ機能)があまり充実していません。地域、日付、人数以外に唯一選択できるのは、「部屋タイプ」というもの。これはいったん検索をかけて、一覧リストが表示されたページに出現します。(画面上部にでかでかとあるので、すぐわかるハズ。)
「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」という3つの項目がありますが、そのうちの「個室」タイプが最もオススメです。
なぜ「個室」がオススメなのでしょうか?
「個室」タイプは、ほぼ100パーセント近い確率で、ホームステイ型の民家民泊だからです。ホームステイ型ということは、オーナーさんがそのお家の中で生活しているということ。
この手の民泊を営む人たちは、もとから外国人留学生のホストファミリーをしていたりなどと「おもてなし好き」な人が多いのです。ですから、お金を払ってくれる民泊のお客さんに対して、汚い部屋を提供するなんていうことは、まず起こりません。
1-3.絶対に避けたいのが、「まるまる貸切」タイプの民泊施設!
対して、最もオススメできないのが、「まるまる貸切」タイプの民泊施設です!
これがどうにも、お騒がせのクセモノなのです!
「まるまる貸切」タイプは、基本的にオーナーが施設の中に居ません。チェックインの際に、カギの受け渡しくらいは誰かが現れるかもしれませんが、それすらオーナーではなく、委託された代行業者やマンションの管理人さんだったりするでしょう。
彼らは、「小宿を運営してお客さんと楽しく過ごしたい」などといった欲求は皆無で(or 薄く)、「効率よくお金儲けしたい!」という欲求で、ビジネスとして民泊をやっているだけなのです。
ですからカギの受け渡しも自分ではやらないことが多いですし、もちろん掃除や施設内の各メンテナンスも、民泊代行業者に任せっきりなケースが多いです。
そしてこの民泊代行者もまた、あくまでビジネスで、契約で掃除をしているだけなので、たとえばリビングの電気のカサにどれだけ羽虫の死骸が溜まっていても、そんなのは契約項目の内容外ですから、ほったらかしにするのです。
とにかく、オーナーにせよスタッフにせよ、「おもてなし」の心が希薄なので、清掃や準備に対して、不備が多発するのです。
特に、カギの受け渡しすら無人の施設の場合、清掃や準備のチェックを誰もせずに次のお客さんを入れているので、「すさまじく汚い部屋だった!」という報告事例も、少なくありません。
「まるまる貸切」タイプの場合、「部屋が汚い」ということのほかにもさまざまなトラブルが頻発しています。インテリアに関しては3タイプの中でもっともゴージャスな傾向にはありますが、全体的に見れば「危なっかしいお騒がせもの」なので、充分注意してください。
世間のAirbnb(エアビーアンドビー)トラブルニュースを賑わせているのは、もっぱらこの、管理者不在タイプの施設なのです。