3-④.結論としては、女性家主の施設が一番安心。
すると、【あなたが女性であるならば、女性が家主をやっている施設を選ぶのが一番安全】です。
女性同士で性的トラブルに遭うことは、まずあり得ないでしょう。(レズビアンということも、無いとは言い切れませんが。)
また、性的トラブルの面以外でも、女性家主の施設は快適な傾向にあります。
やはり一般的に、男性よりも女性のほうが、家の中を整えるのが上手く、内装のセンスもよく、おもてなをするのが上手で、優しいです。
3-⑤.「シェアルーム」は泊まる人を選ぶ。
シェアルームの「シェア」とは「共有する」という意味です。その字のごとく、シェアルームタイプの施設は、他の誰かと寝室を共有することになります。いわゆる相部屋・ドミトリールームのようなものです。まれに、リビングにベッドが置かれていて、そこに寝かされることもあります。
シェアルームは、ドミトリー泊慣れしているバックパッカーなどにとっては、ことさら問題にはならないでしょう。しかし、ドミトリーに慣れていない人々にとっては、とても優良な施設であったとしても、「問題だと感じる」可能性がありますよね。
また、ドミトリー慣れしている人でも少々、注意が必要です。まぁ、ドミトリーに慣れているならご存知かとは思いますが、施設を共有する人数が多めなため、シャワーやキッチンなどが、多少なりともとっちらかっていることがあります。
多少の汚れ・乱れに関しては、家主さんに文句を言ったりせず、自らガマンすることが大切です。
3-⑥.シェアルーム(ドミトリー)派の人も、「個室」を探してみよう!
これはちょっと裏ワザのようなことです!
もしあなたが、「安いから」という理由でシェアルームに照準を絞っているなら、「個室」も選択肢に入れて検索してみましょう!【Airbnb(エアビーアンドビー)をはじめとした民泊では、個室でもドミトリー並みの格安値で提供されていることがあります!】
Airbnbの個室(家主同居型施設)は、お金儲けよりも趣味的な目的(交流やもてなしが楽しい)で運営している人も、少なくないのです。
1,000円台後半なら、見つかる個室はけっこうあります。シェアルーム(相部屋)は1,000円ちょっとからありますから、それよりはやや高くなるでしょうが、そう大きな金額差はありませんね。プライバシーや快適さはドミトリーよりも格段にアップするわけですから、検討の余地は十二分にあります!これはなかなかオススメのアイデアです。
3-⑦.変り種な施設には、快適さは期待しないこと!
日本のAirbnb(エアビーアンドビー)にはほとんど見られませんが、海外にも目を向けるなら、ときおり変わり種な施設があるのをご存知でしょうか?廃列車を宿泊施設に改良したものや、ツリーハウス、トレーラーハウス、テント泊なんていうものもあります。
これらの変わり種民泊は、普通の宿泊施設では味わえないような新鮮な体験ができることでしょう。しかし、普通の寝室のような快適さが保証されているわけでないので、その点には注意が必要です!
トレーラーハウスなど、窓が無いかもいしれませんし、暖房も冷房もお粗末かもしれません。トイレやシャワーは屋外にあったり、別の母屋まで行かなければならないかもしれません。
こうした施設を提供している家主を「悪質業者!」と非難することはできませんが、快適度という観点から言えば、少々心もとないかもしれません。ある程度良心のある家主であれば、見た目の奇抜さだけでなく設備にも気を配るでしょうが、奇抜さだけをウリにしてまったく無頓着に運営している家主も、少なくはないことでしょう。
3-⑧.「ホテルとは違う」ということを理解し、受け入れましょう。
これは不快な民泊施設を避けるコツというよりも、民泊を利用する上での「心構え」です。
民泊には色々な施設があり、中には本物のお城やゴージャスなリゾート別荘のようなものもあります。
しかしあくまでも、「ホテル」には該当しない施設なのです。ホテル(旅館やペンションなども含む)と言えば、スタッフが大勢スタンバイしており、さまざまなサービスが提供されて当たり前です。
しかし民泊は、(チェックイン説明以外の)接客サービスの義務はありません。【ホテルや他の宿泊施設とはちょっと異なる施設なんだということを、利用者は理解し、覚悟しておくことが大切】です。
ホテルと比べて接客サービスが少ないからといって、それで「悪徳だ」と批判してよいものではないのです。
また、朝食が用意されているAirbnb(エアビーアンドビー)施設は、ほとんどゼロに等しいです。「朝食は付かないことが当たり前」なので、朝食が無かったことに怒ったり批判レビューをするのは、宜しくありません。
しかし、かといって、民泊に接客サービスが皆無だというわけではありません。
家主同居型の民泊施設を選ぶなら、むしろホテルや旅館以上のサービスや親切を受け、とても感動することも多いです!家主にそれを義務付けるべきではありませんが、そうした交流やおもてなしを期待して民泊を多用するのは、決して間違っていません。むしろ、そうした理由から民泊をオススメしたいくらいです。