「トラブルが多い!」なんて噂もあるAirbnb(エアビーアンドビー)。
値段が激安な部屋もあるらしいし、楽しいらしいし、利用はしてみたいけれど、トラブルに遭遇するのは避けたいもの。悪質業者の部屋を避けるコツがあるなら、事前に知っておきたいですよね!
でも、「悪質業者 Airbnb」といったふうに検索をしてみても、Airbnb業界のトラブル沙汰のニュース記事しか出てこない…。宿泊側のユーザーに情報をくれるサイトって、どこか無いの!?
というわけでこの記事では、宿泊ユーザーが悪質業者に迷惑をこうむらないように、どこよりも詳しく、攻略法を解説します!
1.実はカンタン!悪質業者に多いのは、もっぱら「家主不在型」の施設。
「悪質業者を上手く避けたいけど、いろいろ勉強するのは面倒だなぁ」と感じてしまうなら、この1点だけは、覚えておきましょう。
【「家主不在型の施設は、悪質業者が多い!」】
ということ。
1-1.民泊には、「家主不在型」と「家主同居型(ホームステイ型)」がある。
実際、【ニュースで非難されているトラブル沙汰も、もっぱらこの、「家主不在型」民泊で起きていることなのです】よ。
Airbnb(エアビーアンドビー)をはじめとする現代型の民泊には、この「家主不在型」と「家主同居型」があるのです。家主同居型は、「ホームステイ型」と呼ぶこともできます。
「家主同居型」の施設は文字通り、家主さんが民泊施設の中にいつも滞在しています。なので、「トイレの紙が無い!」なんていうことがあってもすぐに家主さんが解決してくれますし、チェックインの際に道に迷ってしまったりしても、家主さんがお迎えに来てくれたりします。
もともと、ホームステイを営む人というのは世話好きの優しい人が多いので、快適に過ごせるようなにかと気遣ってくれる家主さんが多いですよ。
それに対して、「家主不在型」の民泊施設というのは、世話好きな人ではないのです。ここ2~3年の「Airbnbは儲かるらしいぜ!」という噂を聞きつけて参入してきた、ホームステイには大して興味もないオーナーが多いのです。彼らは、「なるべく手間を掛けずにラクしてがっぽり儲けたい!」と卑しく考えている人が多く、そのため、何かと不備が多いし、トラブルが起きてしまいがちなのです。
1-2.「家主不在型」施設の見極め方。「まるまる貸切」はトラブル率高し!
では、悪質業者であることの多い「家主不在型」施設の見極め方を、教えましょう。
Airbnb(エアビーアンドビー)で施設検索をすると、その地域の施設の一覧リストが表示されます。その一覧画面の上のほうに、「シェアルーム」「個室」「まるまる貸切」という3つの項目が見えますね?その中の【「まるまる貸切」は、ほとんどが「家主不在型」】です。
ですから、まずはこの「まるまる貸切」は、選択候補からはずしましょう。
もしあなたが、家族や4~5人以上のグループでわいわい泊まれる施設を探しているとしても、Airbnb(民泊)からは選ばないほうが良いということ!エクスぺディアなど他のホテルサイトで「コンドミニアム」というタイプの宿を探せば、「まるまる貸切」と同じように、マンション1軒をプライベートに使え、くつろげますね。
キッチンを使いたいということであれば、「ゲストハウス」と呼ばれるタイプの安宿も、キッチンを開放してくれていることが多いですよ。ゲストハウスは「安かろう悪かろう」と思っている人も多いかもしれませんが、個室のあるゲストハウスもありますし、ドミトリー(相部屋)を家族やグループで貸し切るようなことに対応してくれたりもします。
1-3.「シェアルーム」はまちまち。事前にしっかり確認しましょう。
次に、「シェアルーム」タイプの施設も、やや警戒が必要です。
「シェアルーム」は、家主さんの在住している施設とそうでない施設が、両方あるからです。
家主さんが居るかどうか、確実に見分けるのは難しいです。リスティング(Airbnb上の施設の詳細ページ)を見れば、だいたいは察しがつきますが、読んだだけではわからないこともあるでしょう。その場合、問い合わせをしてみましょう。「ホストさんは常に在住していますか?」とハッキリ尋ねれば、曖昧な答えは返ってこないハズ。
「カギの受け渡しは対面で行います」といった返答の場合、チェックインの場面は有人であっても、それ以降は無人になってしまうので、注意してください!
ちなみに、カギの受け渡しは対面で行うのは「当たり前」なことで、カギの受け渡しさえ無人だというなら、それは完全に「ブラック」です。その施設は止めておきましょう。
1-4.「個室」タイプならまず安全!最も快適な確率が高いです。
残る「個室」タイプですが、これはかなり高い確率で、「家主同居型」です。
大きなマンションや一軒家で、1室だけが民泊に開放されているなら、まず間違いないです。
「個室」タイプでも、「家主不在型」が無いわけではないので、やはりリスティング(Airbnb上の施設の詳細ページ)など、しっかり確認しておくことは重要です。
【悪質業者か否かということに限らず、「個室」が最も総合力が高く、コスパが良い(ことが多い)ので、「個室」タイプはオススメ】です。
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