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民泊(ホームステイ)の受け入れに必要な保険は?-2


2 民間の保険に加入する必要はあるの?


「ホスト保証」と「ホスト補償保険」、2つのプログラムにより最高1億円もの損失がAirbnb(エアビーアンドビー)社より保証してもらえるわけなのですが、ではその上でさらに、民間の保険に加入する必要はあるのでしょうか?


2-1.ホームステイ型民泊なら、他の保険に入る必要性は低い。


民間の保険に入る必要があるか、その有無について断言することは出来かねますが、ホームステイ型民泊のホストについては、その必要性は低いと言えるでしょう。


2-2.ホームステイ型民泊の場合、ゲストのマナーはおおむね良好。アクシデントが起きても大事になる前に食い止められる。


ホームステイ型民泊の場合、ゲストのマナーはおおむね良好な傾向にあります。ホストという監視者が存在しているため、たとえ客室などホストの見えない空間にいるときでも、多くのゲストはあまりルーズなことはしません。


また、浴室のお湯を出しっぱなしにしてしまうといったケアレスミスについても、ホストファミリーがすぐに気づくことが出来るため、大事(おおごと)に発展する前に食い止められます。


2-3.高価な調度品やコレクターズアイテムがある場合は気を付けて!


一般的にホームステイ型民泊の場合、ホテルのような高価な調度品をしつらえることは少ないはずですが、中にはお金持ちの家庭が貸し出すケースもあるでしょう。また、ジブリグッズやキティちゃんグッズなどの自身のコレクターズアイテムを飾り、集客ツールにしているホストも居るでしょうか。


そういった場合、Airbnb(エアビーアンドビー)社の保証プログラムでは補償してもらえないので、他の保険への加入も検討したほうが良いかもしれません。



3 民間の保険にはどのようなものがある?客観的立場から徹底解説!


Airbnb(エアビーアンドビー)がお茶の間を賑わせたことにより、様々な民泊関連ビジネスが派生しましたが、保険に関しても同様に、民泊専用のものが登場しはじめています。


(1)日本初の民泊保険は、三井住友海上の「民泊専用保険」。

(2)民泊民宿協会の民泊保険はリーズナブル。

(3)損保ジャパンの「オールインワンパッケージ」は、対象者が限定的。


3-(1).日本初の民泊保険は、三井住友海上の「民泊専用保険」。


2016年11月、日本初の民泊専用保険が誕生しました。販売元はジェイピーモバイルですが、保険対応を請け負うのは保険会社大手・三井住友海上です。


民泊関連のサイトの広告バナーで表示されることも多く、民泊関連者が知っている民泊保険は、もっぱらこれではないでしょうか。


3-(1)-1.火災や落雷による被害など、Airbnb保険の届かない範囲も補償。


三井住友海上の「民泊専用保険」では、火災や落雷による室内設備の破損を基本補償とし、ゲストはもちろんのこと物件オーナーや近隣物件(住民)への損害賠償リスクも請け負います。


3-(1)-2.認可取得や収益最大化のためのデータ解析など、コンサルティングサービスも充実。


また、損害補償だけでなく、合法民泊へ向けての認可取得アドバイスやトラブル時の外国語通訳サービス、収益最大化のためのデータ解析サービスなども含んでおり、「民泊専用保険」を謳うために趣向を凝らしています。


3-(1)-3.保険料金は民泊施設の広さによって変わる。


気になる保険料ですが、民泊施設の広さによって掛け金が変わるシステムを取っています。


・35㎡まで:年間50,000円

・65㎡まで:年間60,000円

・100㎡まで:年間75,000円

・100㎡以上:個別に見積もり


3-(1)-4.貴金属の損失やイレギュラーな損害に対応しないのはAirbnbの保険と同じ。


公式サイトでは「民泊運営にかかわるあらゆるリスクをカバーします!」と謳っていますが、注釈を見れば、貴金属の損失やイレギュラーなケースを補償しない旨が記されており、Airbnb(エアビーアンドビー)の保険と同じです。


3-(1)-5.支払い限度額はむしろ、Airbnbの保険よりも低い?


Airbnb(エアビーアンドビー)の保険は、掛け金が0円であるにも関わらず最高1億円の補償を約束しています。それに対して三井住友海上の「民泊専用保険」の場合、1億円まで補償してくれるのは「近隣の建物への損害を補償する場合」のみ。物件オーナーに対する損害賠償は限度額が3,000万円、ゲストや第三者に対する損害賠償は限度額が5,000万円となっています。


3-(2).民泊民宿協会の民泊保険はリーズナブル。


あまり知られていませんが、民泊民宿協会というところも民泊保険を提供しています。この団体は社団法人であるため、掛け金は三井住友海上のものと比べて非常にリーズナブル(1年13,900円+事務手数料3,240円)です。


「会員のみ」と謳っていますが、保険料を支払えば自動的に会員となるため、誰でも入ることが可能ということになります。


なお、株式会社アクシズポイントの提供している保険は、これと同じものです。


3-(3).損保ジャパンの「オールインワンパッケージ」は、対象者が限定的。


やはり保険会社大手の損保ジャパンも、「オールインワンパッケージ」という名前で民泊保険に参入しています。


ただしこれは、一般社団法人シェアリングエコノミー協会に加盟している民泊代行業者や清掃代行業者に対する保険であり、一般の民泊ホストが加入することはできません。

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