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民泊経営投資の1つ農家民泊が人気のワケと受け入れの手引-4


4 必読!農家民泊開業の心配を安心に変える5つの知恵!


農家民泊の基礎知識や必要なものについて、一通り解説してきました。しかしそれでもまだ、不安に感じることがたくさんあるかもしれません。誰もが通ってきた不安ですから、先人たちの報告から、心配を安心に変える知恵を学びましょう。


4-1.防犯面やトラブルが心配…。完全紹介制にするのはどう?


見知らぬ人を泊めることに、不安を感じる人は少なくないですよね。この問題の解決策としては、ゲストを知人からの紹介制にしてしまうことです。知人の知人であれば、やはりあなたに対しても礼儀正しくなります。宿泊施設の客には「旅の恥はかき捨て」と考えたり片付けなどをスタッフに押し付けて当然と考える人も少なくありませんが、そうした厄介な客人は激減するでしょう。


4-2.料理が得意じゃなくて…。セルフサービスにするのはどう?


一般的に農家民泊は、夕食か夕・朝食をセットで付けます。そういうところが多いですが、必ずしもそうしなければいけないわけではありません。もし料理が苦手で抵抗があるなら、「食事はセルフサービスです」と銘打つのもありです。この場合、1泊あたりの単価は安くなってしまいますが、「自炊でも良いから安く泊まりたい」と考える層は一定数いるので、それなりに利益を得ることはできるでしょう。


4-3.接客や人付き合いが得意じゃなくて…。1日1組に限定しては?


長い間農業にだけ従事してきた人の中には、接客業めいた接客や人付き合いを苦手にする人もいることでしょう。特に、大勢の人に一度に愛想よくふるまうのは、とても疲れることですよね。そんな場合には、ゲストを1日1組に限定してみるのはいかがでしょうか。


もともと、民宿ではなく民泊ですから、1組程度の受け入れでも全くおかしくはありません。また、「1日1組限定」と銘打つことは、宿泊ゲストにとっても、特別扱いしてもらえるような肯定的な響きがあります。


4-4.忙しくて手が足りなくなりそう…。周囲の人に協力してもらっては?


農業などの本業が忙しくて、民泊ゲストに手が回らなくなるんじゃないかと心配になる人もいることでしょう。これはどの農家でも抱く懸念で、それに対して多くの家庭では、親族や親しいご近所さんに応援を頼むことで、うまく解決しています。1泊1人5,000円程度も取っているなら、謝礼を払うことも難しくはないはずで、謝礼があれば引き受けてくれる人を見つけるのは難しくないはず。


4-5.ビジネスに自信がなくて…。「楽しむこと」を主目的にしては?


ビジネスとして、客足を絶やさず、確実に一定の利益を出し続けようと考えると、なかなか難しいものです。ビジネスが苦手な人の場合、毎月ノルマと戦い続けるよりは、「楽しむことを第一目的にしよう」と割り切ったほうが、ストレスの少ない、楽しいホスト生活が送れるでしょう。


この場合も、「民宿」と銘打つより「民泊」のほうがオススメです。旅館業法に則るために何百万円も費やして家屋改修などすると、どうしても「費用を回収しなければ!」と躍起になる必要性が出てきてしまいます。しかし「民泊」として先行投資やランニングコストを掛けずに行うなら、仮に予約が入らなくても苦しいことはありませんし、辞めたいなと思った時にはすぐに辞めることができるので気軽ですよ。


民泊の魅力はまさにこの「気軽さ」にあるので、ゲストとの出会いや交流を楽しむつもりで、肩の力を抜いて営むことを強くオススメしたいですね。




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