民泊経営投資の重要事項!部屋を綺麗に使ってもらう3つのポイント-3
- acousticlife111
- 2023年12月16日
- 読了時間: 3分

3 清掃代行業者(民泊代行業者)では清掃が追いつかない!
民泊の中には、常にホストが滞在しているホームステイタイプと、ホストは滞在しない投機タイプがあります。後者の投機タイプの場合、掃除を清掃代行業者(民泊代行業者)に委託していることが多いでしょう。
代行業者は、「私たちにお任せ頂けば大丈夫です!」と言いますが、実情はどうでしょうか?
清掃は、追いついていないのです!
3-1.一般的な時間給での掃除委託では、ほとんどの場所は手付かずのまま。
清掃代行業者は、あくまで時間給で掃除を行います。すると、どうしても、最低限の箇所しか掃除をしないのです。
しかし、家というのは掃除すべき場所が無数にあります。ファミリータイプの大きな物件ならなおさらです。あなたが主婦で、家の掃除を一通り経験したことがあるならば、よく痛感できることでしょう。掃除というものはやはり、生活の中でかなり時間を割いて行わなければ、全体のキレイは保てないのです。
投機タイプの経営で、掃除を代行業者に丸投げするなら、どうしてもムリが生じるのです。
3-2.清掃費用は、民泊セミナーが言う額よりもずいぶん掛かってしまう!
家主が掃除に時間を割けないなら、カバーする方法は、「さらに委託する」しかありません。
通例のチェックアウト後の清掃以外にも、これくらいの清掃が必要です。
・3ヶ月に一度くらい…キッチン周りの掃除や廊下・フローリングの拭き掃除、窓ガラスの拭き掃除、玄関のたたき掃除、洗濯機のカビ取り、フロ釜のパイプ掃除。
・半年に1度くらい…すべてのエアコンや室外機、冷暖房器具の掃除。
・1年に1度くらい…お風呂のカビ掃除、家中のカベや手すりなどの掃除。一軒家なら外壁も。
これらを怠るなら、家というものは驚くほどあっけなく劣化します。
しかし、これを清掃業者に委託するとなると、(日々の簡易清掃費以外に)年間に20万円くらいの清掃費がかかるでしょう。毎月、宿泊収入から20,000円ずつくらいは、清掃費として積み立てなければなりませんね。
3-3.投機型(家主不在型)の民泊というのは、そもそもムリがある。
日々の清掃費を払い、代行業務費用を払い、家賃を払い…はたして、あなたの利益はどれくらい残りますか?
投機型(家主不在型)の民泊を健全に行うというのは、そもそもムリがあるのです。
やはり民泊というものは、「家主が普段の生活を行うついでに、間貸しする」といったやり方が向いています。儲けを狙ってやるものではないのです。
あなたが民泊の掃除問題にてんやわんやになっているとして、それでも民泊にやりがいを感じ、続けたいと願うなら、大きめな一軒家を借りてきましょう。そしてホームステイ型の民泊を営むと良いです。家主不在型民泊はどんどん規制が厳しくなる一方、一軒家のホームステイ型は規制が緩和されていきます。暮らしのついでに民泊を楽しむことができ、収入も得られます。