2-3.「値ごろ感」で高評価をもらうには?
「お得だったな!」「コストパフォーマンスが良いな!」と感じてもらうにはどうすれば良いかを、考えてください。
しかし基本的に、よっぽど独創的か高級な施設づくりをしているのでもないかぎり、宿泊タイプが何であるかで値段相場は一定しています。
2-3-1.「まるまる貸し切り」はカップル泊4,000円、ファミリー泊8,000円。
「まるまる貸し切り」タイプの施設で「値ごろ感」の5ツ星評価を得たいなら、カップル向け物件で1泊4,000円ほど、ファミリー向け物件で1泊8,000円ほどを目安に値付けしましょう。
2-3-2.「個室」タイプは1泊2,500円が目安。
「個室」タイプの施設で「値ごろ感」の5ツ星評価を得たいなら、1泊2,500円を目安に値付けしましょう。3,000円台に突入するともう割高感は否めません。また、2人組の場合、+1,500円で設定するとやや割高に感じられてしまうらしく、+1,000~1,200円程度に抑えておくと良いですね。
2-3-3.「シェアルーム」タイプは1泊1,200円が目安。
「シェアルーム」タイプの施設で「値ごろ感」の5ツ星評価を得たいなら、1泊1,200円あたりが目安と言えます。1,500円を超えてくるとゲストハウスに太刀打ちできなくなり、また「個室」タイプがちらほらと出現しはじめるため、安いとは感じてもらえなくなってしまうでしょう。
2-3-4.ホームステイ型民泊なら挽回の余地あり!
ホームステイ型の民泊施設なのであれば、上記の値段より高めに付けても、挽回の余地があります!親切に旅の手助けをしてあげたり、ちょっとしたお茶菓子をもてなしたり、着物体験などを提供してあげたりすることで、「コストパフォーマンスが良かったなぁ」と感じてもらえやすいですよ。
2-4.「コミュニケーション」で高評価をもらうには?
「コミュニケーション」で高評価をもらうには、ゲストに安心・信頼そして喜びを提供することが重要です。
2-4-1.問い合わせへの返答はなるべく迅速に!
Airbnb(エアビーアンドビー)上での問い合わせ対応は、なるべく迅速に行う必要があります。サイトシステムが24時間以内での返答をせかしてくるので、24時間は絶対超えないようにしましょう。23時間なら良いということではなく、できるだけ迅速に対応することが大切ですね。
2-4-2.定型文を作成して効率よく対応できるようにしておこう。
問い合わせ対応を迅速に、かつ効率よく行うためには、よくある返信内容について定型文を作成して、それをそのまま(または一部だけを編集して)送信することです。ハウスルールの再確認やあなたの民泊施設までのルート案内、アーリーチェックイン希望への丁重なお断り文句など、定型文にしてあらかじめ用意しておきましょう。
2-4-3.チェックインは必ず対面で!最もホストを印象付ける場面です。
チェックイン(カギの受け渡し)を無人で行うところもありますが、ここはぜひとも対面できちんと対応してあげるべきですね。ゲストの移動の苦労をねぎらい、感謝の言葉を述べ、施設の案内をし、ゲストの疑問に応えてあげましょう。また、業務的な会話だけでなく世間話をすると、和みやすくなります。
2-4-4.「何か困ったことがあったら、いつでも私に尋ねてくださいね!」
チェックインの記帳などが済んだら「何か困ったことがあったら、いつでも私に尋ねてくださいね!きっとお手伝いができますから。」とにこやかに告げましょう。これだけでゲストは、あなたに尋ね事・頼み事がしやすくなります。それはすなわち、余計な雑事が増えることを意味しますが、そのぶんゲストからは「信頼できるな。安心できるな。助かるな。」と思ってもらいやすくなるのです。
2-4-5.リビングにいる時間を増やそう。ゲストはあなたに話しかけやすくなる。
あなたが宿泊ゲストとの交流を嫌っていないなら、ゲスト滞在中は自室にこもらず、なるべくリビングで過ごすように努めましょう。するとゲストは、あなたに声をかけやすくなります。部屋にこもっているあなたをノックして呼び出すのは、多くのゲストにとって気が引けますからね。
話しかけやすい環境を作ってあげれば、頼み事を解決してあげやすいだけでなく、様々な交流が生まれやすくなります。互いの国の文化について話し合ったり、今日行ってきた観光地の感想を聞いたり、一緒にお茶をしたり…そうした時間が「コミュニケーション」項目の高評価にとても影響しますよ!
2-4-6.「コミュニケーション」は魔法のブーストアイテム!
コミュニケーションを潤沢にすることは、実は「コミュニケーション」項目以外の項目の高評価にも効果があります!というのも、人は、親しみを感じている相手や優しくしてくれた人に対して、評価が寛大になる心理があるからです。
たとえばあなたが忙しくて、掃除が充分に行き届いておらずゲストに不快な思いをさせてしまっても、「まぁ本来なら清潔度は★★★ということろだけど、いい人だったから★★★★にしておこう。」と思ってもらえたりします。
2-4-7.コミュニケーションはフリーコメント欄への影響も特大!
また、フリーコメント欄に饒舌に語られている内容も、そのほとんどは「ホストとの交流」についですね。コメント欄が長文で賑わっていると、検討中のゲストユーザーはとても好印象を持ちます。また、★の数で評価されているよりも文章で「優しくしてもらった」「暖かい人だった」と書かれているほうが、より好印象を抱いてもらいやすくなりますよ。
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