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民泊経営投資の心得。チェックイン、チェックアウトのあれこれ-3

  • acousticlife111
  • 2023年12月16日
  • 読了時間: 3分

3 民泊ホストとしてのチェックアウトの注意点。


最後は、ホストにとってのチェックアウトの注意点について解説していきます。


3-1.チェックアウト対応でやるべきことはこの3つ。


チェックアウト対応でやるべきことは、意外とたくさんあります。頭の中でイメージできていますか?


(1)ゲストにチェックアウトの時間を伝える(確認する)。


チェックアウトを10時に設定している人は特に、この確認作業を徹底しましょう。12時だと思い込んでいるゲストは少なくありません。また、「明日は何時にチェックアウトする予定?」と実際の行動予定時間を尋ねておくと、ホストのあなたも動きやすくなります。


(2)チェックアウトのお見送り。


忘れ物が無いかどうか、お部屋に汚破損などが無いかどうか、一緒に確認しましょう。忘れものをされてしまった場合、着払いであるとしてもけっこうな手間になります。


また、汚破損があった場合、Airbnb(エアビーアンドビー)の補償制度で補ってもらえることがありますが、ゲストが自分の過失だと認めない場合、交渉がとても困難になってしまうので、チェックアウトの際に確認をしておくことが大切です。


(3)ゲストレビューを書く。レビューを催促する。


ゲストが無事にチェックアウトしても、まだやるべきことは残っています。


Airbnb(エアビーアンドビー)では、ホストだけでなくゲストもレビューコメントで採点される仕組みがあるので、これをなるべく迅速に済ませましょう。レビューはゲストへのお礼の言葉も兼ねていますから、感謝の気持ちをホットなうちに伝えることも大切です。


また、ゲストからのレビューはなるべく多く獲得しておきたいので、レビュー上の感謝コメントだけでなく、携帯電話のメールなどにも感謝の言葉を送り、「私も今あなたのレビューを書きましたので、よろしければ私のレビューも書いてください。」と柔らかく催促をすると良いでしょう。


3-2.家主不在型の場合、チェックアウト対応も大変!


上記の3項目は、ホームステイ型の場合は慣れればまったく難しくはないはずです。しかし、家主不在型のホストの場合、想像以上に困難が多いかもしれません。


(1)ゲストがチェックアウトの時間を守らない。


監視するスタッフがいないため、ゲストがチェックアウトの時間を守ってくれないことがあります。清掃業者と鉢合わせするだけならまだ良いですが、清掃が終わったあとに再び入ってきてしまい、次のゲストと鉢合わせするようなことになると、クレーム沙汰に発展する懸念も・・・。


(2)ゲストの忘れ物や窃盗、過失を確認できない。


家主不在型の場合、チェックアウトに立ち会えないため、ゲストの忘れ物や部屋の中での汚破損などの過失を確認することができません。後から訴えても「それは清掃業者がやったんじゃないか?」などと知らんぷりをされてしまうと、補償制度で補ってもらうことも難しくなってしまいがち・・・。


特に、ポケットWi-Fiを持って帰られてしまう事故が多く報告されています。


(3)カギの返却に失敗してしまう。


備品を持っていかれてしまうことと同じく、カギの返却がうまくいかないケースも多発しています。他の人の郵便受けに入れてしまったり、指定場所を間違えてしまったり、うっかり持って帰ってしまったり・・・。



家主不在型民泊は、本来の民泊とは異なることを無理やり押し通している状態なので、どうしてもアクシデントが多発してしまいます。それは金品の無駄な浪費や精神的ストレスを引き起こしますが、ゲストを責めるのではなく、「民泊をビジネスにするなら仕方のないことだ」と覚悟しましょう。カギのスペアを多めに用意しておくなどの対策も必須です。


 
 
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