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民泊経営投資の基礎!Airbnbのトラブルと解決策!-2


1-3.ゲストが連絡も無しに待ち合わせの時間に大遅刻!


危険度:★★ 発生頻度:★★★


そうして駅や公園に迎えに行くことにすると、今度は「ゲストが待ち合わせに遅刻する」というトラブルが起きることになります!Airbnb(エアビーアンドビー)民泊の場合、ゲストは外国人であることが多く、異国の日本では携帯電話の電波が繋がらない人が多いため、音信が取れないのでなおさら厄介なことに!


たとえば、飛行機が遅れることはわりと頻繁にあるのですが、遅れても彼らは、それをホストのあなたに伝えることができないのです。するとあなたは、連絡もないまま1時間も2時間も待ちぼうけさせられてしまうことも…。


これを防ぐためには、待ち合わせの時間を決める際、飛行機の到着時間を尋ね、ゆとりを作って時間設定してください。飛行機が遅れると宿泊施設に向かう前に腹ごしらえをしたくもなるでしょうから、そうした時間も計算に入れましょう。また、駅や大手コンビニ、スターバックスなど、待ち合わせの場所をフリーWi-Fiの電波の飛んでいる場所に選ぶと、待ち合わせ場所で互いに右往左往するようなことは防ぎやすくなりますね。


1-4.たどり着けないゲストが予約をキャンセルしてきた!


危険度:★★★ 発生頻度:★


ゲストが道に迷ってあなたの民泊施設にたどり着けなかったとき、予約のキャンセルを要求してくるケースがあります。そんなのってアリなの!?とビックリしますしゾっとしますが、状況によってはキャンセルに応じ、返金をしなくてはなりません…。


1-4-1.地図や道がわかりづらかった場合、返金に応じる義務がある!


たとえば、あなたが民泊施設までの地図を用意していなかった場合。また、地図は用意してあれどもあなたの民泊施設がわかりにくい場所にある場合は、「ゲストはキャンセルと返金を請求する権利がある」と、Airbnb(エアビーアンドビー)のゲスト返金ポリシーに定められていることを知っておきましょう。


1-4-2.明らかにゲストに非があるなら、要求されても突っぱねよう。


上記のようにホスト側に不明瞭さがあった場合は、キャンセルと返金の権利が、ゲストに生じます。しかし、ホストに非が無いなら、ゲストに要求されても、ゲストが怒っていても、それに服従する必要はありません。


たとえば、「終電に乗り遅れて民泊施設にたどり着けないからキャンセル・返金してくれ」と言われたとしたら、それはホストには責任がありませんから、服従する必要はありませんよね。ただし、空港からあなたの民泊施設までの所要時間などはあなたもあらかじめ把握しておき、「夜中にチェックインするつもり」と言うゲストには、「間に合わない恐れがありますから他のホストを選んだほうが良いかも?」などと注意喚起してあげるのが親切ですよ。



2 ゲスト滞在中によくあるトラブル集。


続いて、ゲスト滞在中に起きうるトラブルについて解説していきましょう。なお、あまりにトラブルが多いなら、ゲストの選別も行ったほうが良いかもしれませんね。


2-1.カギやポケットWi-Fiを紛失された!


危険度:★★★★ 発生頻度:★★


備品を、特にカギやポケットWi-Fiを紛失してしまうゲストは少なくありません。


まずはカギについて。カギをゲストに渡さないという方法もありますが、すると今度は四六時中留守番をしていなくてはならなくなるので、悩みどころです。やはりカギは渡したほうがスムーズではありますが、紛失対策は講じておきましょう。まず、カギに長めのヒモを付けて、カバンにくくりつけたり首から提げられるようにしておくのはどうでしょうか?次に、合カギを豊富に用意しておくことが大切ですね。ゲストに渡す分以外にさらに2つくらいはスペアがあると良いです。


ポケットWi-Fiは、無償で貸与するのがもはや当たり前のような風潮になってきています。これを失くされた場合、端末代で10,000~20,000円くらいの損失にはなるでしょう。対策としては、デポジット(一時預かり金)を徴収するのが良いかもしれません。レンタル自体は無償でも1,000円程度のデポジット金を預かっておくことで、ゲストは自然と、機器の扱いに慎重になります。次に、Airbnb(エアビーアンドビー)社が保証制度を設けてくれていることを把握しておきましょう。民泊ホスト時の紛失被害に対して、ゲストからもしくはエアビーアンドビー社から弁償が下りますので、これを活用しない手はありません。


カギやポケットWi-Fi以外の備品についても、同じことが言えます。家から持ち出す場合にはデポジットなどを設けて慎重さを促し、そして有事の際にはエアビーアンドビーの保証制度を活用して損害をカバーしましょう。


2-2.宿泊人数を偽られた!


危険度:★★★★★ 発生頻度:★


1名での予約だったはずが、何人もの外国人がぞろぞろと!?


驚いてしまいますが、このようなことが実際に起きています。起きていますが、それはもっぱら家主不在型の民泊におけるもので、常にホストが滞在しているホームステイ民泊では、このようなことはまず起こりません。


このトラブルが厄介なのは、宿泊収入を損するだけでは済まないということ!ワンルームのアパートから5人も6人もの外国人が出入りしているのを近隣住民が目撃すると、外国人の不法滞在や犯罪利用などを疑われ、ホストのあなたが訴えられることが起こりえます。


家主不在型民泊の場合、監視ができないため、こうした詐欺を完全に防ぐことは困難です。できるとすれば、「万が一サギを働かれた場合には100万円の罰金です!」などとリスティングで注意喚起することくらいでしょうか。


2-3.ゲストに口説かれた!セクハラや性的被害を受けた!


危険度:★★★★★ 発生頻度:★★


口説かれるということと性的被害とでは危険度や発生頻度に大きな差がありますが、性的被害を前提として★★★★★としています。


Airbnb(エアビーアンドビー)は、ホストだけでなくゲストユーザーにもID認証を義務付けているため、派手な犯罪が起きることはまずありません。しかし、あらかじめIDを捨てる覚悟でそうした悪行を働こうとする人はゼロではないため、警戒はしましょう。


あなたが女性ホストであるなら、セクシュアルなトラブルへの懸念は抱いておくべきですね。まず、女性一人でホストを行うのは控えたほうが良いです。また、家族の中に若い女性がいる場合も、ホストや年配者が彼女たちの身を守ってあげてください。ゲストの前では肌露出の高い恰好をさせないようにしたり、下着を干す場所なども気をつけましょう。

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