Airbnb(エアビーアンドビー)で民泊ホストというのをやってみたいけれど、最後の一歩が踏み出せない…そんな人が気に病んでいるのは、トラブルへの懸念ではないでしょうか。
見知らぬ人を泊めたら、どんなトラブルがあるんだろう?外国人ってどんなことを考えているんだろう?トラブルの度が過ぎれば、家を追い出されたり、賠償請求されたりすることもあるんじゃない?トラブルが起きたとき、どうやって対処すれば良いの?
当ページでは、エアビーアンドビーでよく耳にするトラブルを、ゲスト来客までの時系列を追って、わかりやすく解説します。もちろん、トラブルの解決方法や防止策も併せてお伝えしますので、あなたの不安は解消することができるはず!最後の1歩を踏み出すために、ご活用くださいね。
1 予約からチェックインまでによくあるトラブル集。
まずは、民泊ゲストがチェックインする前までの期間に起こるトラブルについて、紹介していきます。なお、営んでから気づくことですが、予約決定までのゲストとのやりとりは思いのほか時間と労力がかかるので、ご注意ください。
1-1.予約が全然入らない!
危険度:★★★★★ 発生頻度:★★★★
これを「トラブル」と呼んでよいかは微妙なところですが、困りごとの一つではありますし、最も重要なことですから触れておきましょう。予約が入らないのは、幾つか要因が考えられます。
1-1-1.英語のリスティングを書いていないのでは?
Airbnb(エアビーアンドビー)を活用した宿泊は、日本人にはあまり普及していませんが、世界規模ではとても盛況で、なんとなしにホストを開始しても、そこそこ予約が入るハズ。それなのに全然入らないとなると、ターゲットの大半である外国人にあなたのリスティングが読んでもらえていない可能性が考えられます。
リスティング(お部屋の紹介ページ)を作成する際、日本語のものだけでなく英語でも作成しましたか?日本語による記載だけでも、エアビーアンドビーサイトの自動翻訳機能によって外国人も読めないことはないのですが、いかんせん自動翻訳の内容は稚拙なため、内容を理解できていないか、または自動翻訳の稚拙な言葉を見て、読む気が失せているかも…。
解決方法はとてもシンプル。英語でもリスティングを記載するようにしましょう。英語が苦手なら、翻訳サイトや辞書アプリなど使いながら、シンプルな英語を心がけるようにしてみてください。または、英語に詳しい友人知人に協力を頼むと良いですよ。
1-1-2.値段が高すぎるのでは?
Airbnb(エアビーアンドビー)ホストに不慣れな人(レビューのぜんぜん付いていない人)が他より高い値段で部屋貸ししていたら、やはりゲストは予約をしてはくれませんね。エアビーアンドビーの相場はどんどん下がり続けています。今(2016年夏)の相場に合わせて値付けをしましょう。
・ホームステイ型の個室:1名1泊2,000~2,500円。
・まるまる貸切の小型:2名1泊3,000~4,000円。(清掃料金3,000円)
・まるまる貸切の大型:4名1泊8,000~9,000円。(清掃料金5,000円)
・シェアルーム型:1名1泊1,200~1,500円。
さらに、オープンしたばかりで経験も実績(カスタマーレビュー)も乏しいなら、「開店セール」をすべきです。ほとんどすべてのホストがそうした期間を経て、経験とレビューを積み重ねていますよ。開店セール価格は、上記の金額からさらに2~3割引きくらいを目安に。ゲストユーザーが「お!」と思えるような価格にしなくては意味がありません。
また、6月や9,10,11月、2月などの海外旅行オフシーズンは、この価格でも厳しくなってきています。個室でも1500円くらいまで下げる必要があるかもしれません。
1-1-3.競合過密地域で開業してしまったのでは?
Airbnb(エアビーアンドビー)のノウハウサイトを見ると、「とにかく人気エリアで開業すべし!」とばかり書かれています。東京や大阪、京都、沖縄、空港周辺のエリアなどですね。たしかにこれらのエリアは、宿泊ニーズが圧倒的に多いのですが、ライバルホストの数もまた、非常に多いのです!
東京などはすでに、儲からないために撤退しはじめたホストが増え始めているくらいで、人気エリアでの競合は過剰ですから、地域はよくよく考えて!
1-2.ゲストが訪問途中で迷子に!
危険度:★★★★ 発生頻度:★★★
ゲストがあなたの民泊施設に訪れる際、迷子になってしまうことは少なくありません。それは頷けるけど、危険度が★★★★!?と驚かれたかもしれませんね。
ゲストが近辺で迷子になった場合、警察に助けを求めてしまったり、近隣住民に声をかけてしまったりすることがあります。これにより、あなたがAirbnb(エアビーアンドビー)民泊を営んでいるという事実が警察やご近所に知られてしまうことで、大事に発展する場合があるのです!無許可での民泊営業に対して罰金や経営差し止めを言い渡されてしまうかもしれませんし、ご近所さんに嫌われてしまったり、自治会を通じてエアビーアンドビーの停止勧告をされてしまったり、するかもしれません。
これを防ぐためには、パソコンの画像ソフトを駆使して、わかりやすい地図を作成し、ゲストに見せましょう。地図だけでなく言葉での説明(赤い看板を右に曲がって、など)や、写真も添えると良いです。
また、わかりやすい地図を用意してもなお、迷ってしまうゲストは少なくないです!そうした場合、駅などわかりやすい場所までお迎えに行くと良いでしょう。
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