２－（３）．ホテルサイトじゃありえない！なユニークな物件も人気。日本はまだ開拓の余地アリ。
世界展開しているエクスペディアをはじめとして、すでにホテル検索サイトが乱立している中でAirbnb（エアビーアンドビー）が流行したのは、「エアビーアンドビーが普通のホテル検索サイトではないから」です。エアビーアンドビーの特徴は、「普通の民家を貸す」ということと、もう１つ、「ユニークな物件がある」ということ！
２－（３）－１．エアビーアンドビー・ユーザーには、ユニーク物件を泊まり歩く層がいる。
この個性は幅広く知られていることで、Airbnb（エアビーアンドビー）ユーザーの中にはユニークな物件ばかりを泊まり歩く人も少なくありません。
どのような物件が登録されているか、ご存知ですか？別荘やログハウスは序の口で、お城、ツリーハウス、トレーラーハウス、キャンピングカー、かまくら、灯台、船・・・なんてユニーク！
２－（３）－２．ビジネスモデルとしてはこの戦略が最も有効かも？
Airbnb（エアビーアンドビー）経営を、「確実に、多くの利益を出す」という目的で行うなら、この「ユニーク層を狙う」というプランが最も有効かもしれません。
上記のようなユニーク物件に共通するのは、宿泊価格が高いこと。１泊２０，０００～３０，０００円はざらです。世の中には、「値段が高くても満足度の高いものがほしい」と考える人々が一定数いて、新興ビジネスは大抵、こうした層をターゲットに利益率の高いものを商材にします。利用者が少ないとしても利益が出るような戦略ですね。
たとえば、宝石店にはほとんど人の姿を見かけませんが、それでもスーパーよりも高い利益を出すことが少なくありません。１０，０００円で仕入れたダイヤモンドを２０万円で売ると、１日１つ売れるだけでも、黒字を出せるのです。これは、ブランド品やカーディーラー、最新のデジタルアイテムなどでも同じことが言えますね。
平均稼働率が５０パーセントに満たないエアビーアンドビーにおいて、８０パーセントの稼働率を叩き出そうとするよりも、１０パーセントの稼働率でも黒字になるようにと考える戦略が、最も有効かもしれません。発送の転換です。
２－（３）－３．日本は「ユニーク物件」がとても少ないので、ねらい目！
日本のAirbnb（エアビーアンドビー）市場は、民泊代行業者の仕掛けたブームに無知な投機家たちが乗っかるかたちで広がっていったため、判を押したような似たり寄ったりの物件ばかりになっています。ツリーハウスや船ハウスのようなユニーク物件はとても少ないので、日本で展開すればユニーク層を独占できるかも？
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