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民泊経営ホストファミリーに必要な外国人客へのサポート-3


2 Airbnbなどのビジネス民泊をやりたいなら、サービス業のつもりで。


では次に、Airbnb(エアビーアンドビー)などを利用したビジネス系ホームステイのサポートについて、解説しましょう。


ビジネス系民泊のホストファミリーをやる場合には、留学生ホームステイの「家族の一員のつもりで」とは異なり、サービス業や接客業の心づもりを持ったほうが良さそう。


2-1.日常会話程度の英語はできたほうがベター。


留学生ホームステイとの大きな違いは、ゲストの日本語能力です。留学生の場合、1年ほど自国で勉強してきていることが多く、また、日本語を勉強する意欲が満々ですね。しかしAirbnb(エアビーアンドビー)などのゲストは、日本語がわかることは稀ですし、日本語を習得しようと意気込んでいる人も稀。お金を支払ってくれているお客様として、出来るだけ快適でわかりやすい環境を提供してあげる必要があります。


いや、まったく英語が話せなくても営業は可能ではありますが、ゲストからのレビューはどうしても低評価になりやすく、集客は低調になってしまうでしょう。


2-2.逆に、食事の提供はまったく必要ナシ。朝食すら用意しなくてもOK。


逆に留学生ホームステイよりずっと楽なのが、食事の提供義務がないことです。Airbnb(エアビーアンドビー)など昨今台頭してきた民泊仲介サイトの料金体系は素泊まりが基本で、ゲストは食事の提供を期待していません。Airbnbの「bnb」とは「ベッド アンド ブレックファースト」の略で、つまり寝床と朝食のことなのですが、朝食すら提供する必要はないのです。もちろん、サービスの一環として提供してあげてもかまいませんよ。


ただし、ビジネス民泊の中でも農家民泊なら話は別!農家民泊は基本的に、夕食か夕・朝食を付けることが前提となっています。


2-3.客室の清掃などは、もちろんホストファミリーの仕事!


留学生ホームステイの場合、客室の掃除やシーツ交換などは、短期の利用者でもない限り留学生に任せるのが主流です。しかし、Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊の場合は、客室の清掃もシーツの交換も、ホストファミリーの仕事ですよ!


日本は投機型民泊と呼ばれる管理者不在の民泊物件も多いのですが、それらも掃除をゲストに任せているわけではなく、清掃代行業者に(有償で)委託して行っています。


ただし、長期滞在のゲストに対しては、客室の掃除やシーツの交換をゲストにやってもらってもかまわないでしょう。とはいえ「家族の一員として」の留学生ホームステイとは違うので、お風呂掃除や廊下の雑巾がけをゲストに託すのはNG!


2-4.お迎えをする必要はあるの?義務はないが、やったほうがベター。


ホテルや旅館では、駅まで送迎の車が出ていることが多いですよね。ホームステイはどうなのでしょうか?Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊仲介サイトの規約では、ゲストの送迎は義務付けていません。送り迎えができない生活環境の人でも、ホストファミリーを行うことが可能では、あります。


しかし、実情としては送り迎えは重要!というのも、やはり住宅街のいち民家には上手くたどり着けないゲストが少なくなく、迷子や近隣トラブルが起こりがちなのです。また、「民泊施設までの道のりがわかりづらい」という状況は、Airbnbにおいては返金クレームの対象となります。


2-5.観光やレジャーに連れていく必要はない。ヒマなときに遊ぶ程度で。


民泊についてのネット記事など読んでいると、ホストがゲストを東京観光に連れて行ったというような話を見ることがあります。民泊のホストは、そのようなエスコートも必要なのでしょうか?


基本的には、必要ありません。民泊ホストのやることは寝床の提供であり、レジャーの提供は業務内容外です。ゲストが「東京まで連れていってよ」などとお願いしてくることもまず無いでしょう。もちろん、あなたが民泊ゲストとの交流や外出を好むなら、積極的にエスコートしてあげてください。とはいえ、仕事を休んでまで行う必要はなく、ヒマなときのあなたの遊びの一環でかまいません。


ただし、夜行バスのチケットを取ったり、電車の乗り換え方法を調べてあげたりする程度の観光サポートは、積極的に応じてあげるのがベターですよ。


2-6.Wi-Fiの提供は必須項目と考えて!無いなら導入も検討しよう。


民泊ホストの役割は寝床を提供することですが、特に外国人ゲストの場合、寝床と同じくらいニーズが大きいのがWi-Fi環境です。外国旅行者は、ヒマ潰しや情報収集、自国の友人家族との連絡にインターネットをフル活用しています。あなたの家のWi-Fiの電波を使わせてあげましょう。


家にWi-Fiの環境が無いなら、民泊のために導入することも検討して!サポートの一環というよりも、Wi-Fi環境のない民泊はゲストユーザーに選んでもらえなくなってしまいます。


2-7.民泊ホストには、周辺のローカル情報も期待されている。


ホテルではなく民泊を選ぶような旅行者は、ガイドブックには載っていないようなローカルな店や情報を欲していることが多いです。特に食事に関しては、「地元民に愛されている安くて美味しいお店」の情報を、英語で説明してあげられるように準備しておきましょう。


他には、リーズナブルな日本食のお店、フリーWi-Fiのあるカフェ、ベジタリアンレストラン、ちょっとした桜や紅葉の名所、夏祭りの開催される公園などニーズが高いですね。


2-8.ちょっとした日用品は貸してあげよう。


民泊を選ぶ旅行者は、家庭ならではの利便性を求めていることがあります。たとえばホテル泊の場合、爪切りが必要になったら買わなくてはなりません。ホテルはスーパーよりも高い値段で爪切りを売りますね。しかし民泊の場合、サポートの一環として、家庭にあるような日用品は気前よく貸してあげるのがベターです。


傘なども、使い古しのビニール傘でかまいませんから1,2本は用意しておいてあげたいところですし、歯磨き粉などの消耗品も、使わせてあげましょう。


2-9.ビジネス民泊も、「無償でも泊めてあげたい!」という人に向いている。


Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊の場合、確実に対価が貰えますし、旅館のような甲斐甲斐しい接客は必要ないのですが、それでもやはり、「無償でも泊めてあげたい!」「旅行者をサポートしてあげたい!」と感じられるような慈悲深い人や人情家な人に、ホストは向いています。


ビジネスと言っても今や個室が1泊2,000円を切るほどの相場下落となっており、客室清掃やお迎えなど諸々の業務を時給に換算すると、500円にも満たないこともあるのです。そのような乏しい対価であっても笑顔で見知らぬ他人をもてなしてあげたいと思えるような人でないと、長くは続けられないでしょう。



3 ゲストに喜ばれる、プラスαのおもてなし8選!


それでは最後に、留学生ホームステイにもビジネス民泊にも共通する、ゲストに喜ばれるプラスαのおもてなしをご紹介します。


(1)一緒に料理をしよう。メニューはもちろん和食!

(2)お好み焼きやお鍋など、1つの器を一緒に囲む食事をしよう。

(3)ゆず湯やお月見など、時節ごとの日本の伝統行事を体験させてあげよう。

(4)こたつ、畳、布団など、日本ぽい内装にしてあげよう。

(5)着物や浴衣を着せてあげよう。

(6)相手の国の言葉を覚えてあげよう。

(7)折り紙や竹とんぼなど、日本の遊びを教えてあげよう。

(8)SNSのID交換をしよう。


いくつかはあなたの家でも、今すぐにおもてなし出来るのでは?




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