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民泊経営ホストファミリーに必要な外国人客へのサポート-2


1-6.ゲスト専用の個室がなくても受け入れ可能な場合もある。


ホームステイと言うと、ゲスト専用の個室をあてがうイメージがあるかもしれませんが、「ゲスト専用の個室がなくてもOK」としている仲介機関は少なくありません。さすがに留学生をリビングで雑魚寝させるわけにはいきませんが、留学生と同性のお子さんの部屋で相部屋というかたちでも、可能な場合があります。


これは仲介機関によってまちまちなので、あなたが利用する仲介機関の規約をよく確認してください。


1-7.レジャーに連れていくのは義務?気が向いたときだけでOK。


近年は、FacebookなどのSNSの普及により、ホストファミリーを営んでいる人の様子を垣間見られる機会も増えてきました。それを眺めていると、週末ごとに遊園地や繁華街に連れていっている姿が見受けられることもありますね。しかし、ご心配なく!レジャーに連れていくことは、ホストファミリーに課された義務ではありません。


金銭的に余裕のあるご家庭であったり、気が向いたときには、無理のない範囲で誘ってあげれば充分です。それも、車での移動などは請け負ってあげるとしても、遊園地の入園料は自分で払ってもらいましょう。


1-8.叱ること、生活の指導をすることも大切。


ホストファミリーはやはり、世話好きな人に向いていますが、かといって、世話焼きなだけでは務まりません!留学生は「日本の文化を学ぶ」ということを目的としていることが多いので、生活指導もしてあげてください。


たとえば、留学生が約束の時間にいつも遅れてくるなら、「いいよ、気にしないで!」ではダメなのです。日本は時間に厳しい文化ですから、「5分前には到着するようにしようね」と諭してあげましょう。「それが日本の文化なのよ」などと、理由を添えてあげるのが尚良いですね。


場合によっては、「叱る」というニュアンスになるくらい厳しく接することも必要です。日本人は他人の子供を叱れない人が多いですが、ホストファミリーを請け負うなら、叱るスキルも磨くべし!


1-9.ホストファミリーが困ってしまう、あんなこと、こんなこと。


では、実際問題として、ホームステイの留学生とぶつかってしまう文化の違いやマナー違反には、どのようなものがあるのでしょうか?先輩ホストファミリーの事例から学んでおきましょう。


(1)食事が要らないのに電話をしてこない。

(2)シャワーや洗面所の使用時間が長すぎる。

(3)計画を勝手に変更してしまう。

(4)家のものを失くしてしまう。

(5)頼みごとをたくさんしてくる。

(6)部屋の掃除を全然しない。

(7)洗濯物のポケットにガムやお金、紙くずが入ったまま。

(8)エアコンなどを点け放題で、電気代の配慮がない。

(9)食事の好き嫌いが多い。

(10)学校になじめない。


このような事例が多く報告されています。こうした問題が起きたときにどう対処するか、またはどう未然に防ぐか、あらかじめイメージしておいてください。具体的な対策として最も有効なのは、ルールをあらかじめ定めておき、初日にしっかり伝えておくことです。


1-10.自分のことは自分でやってもらう。家事の役割分担をしてもらう。


客人が来るとついついお世話してしまいたくなってしまう人も多いかもしれませんが、「家族の一員として」がモットーの留学生ホームステイは、自分のことはなるべく、自分でやってもらうようにしましょう。たとえば、客室の掃除はもちろんのこと、食べた食器の洗い片付けや洗濯物をたたむことなど。


また、家事も何か分担してもらうべきです。お風呂掃除や朝のゴミ出し、週に1度廊下の雑巾がけをしてもらうなど、あなたの家族に分担してもらっているものは何にせよ、ホームステイの留学生に提案してかまいません。


1-11.留学生向けのホストファミリー、報酬はいくらくらい貰えるの?


慈善行為のイメージがある留学生受け入れのホストファミリー。もちろんサポートしたい気持ちも持っているけれど、お金の面も気になって・・・。大丈夫!包み隠さずお話します。


1-11-1.好待遇なところで月額60,000円。少額なところで月額10,000円。1円も出ないところもある。


留学生向けのホストファミリーは、大学やホームステイ仲介機関を通して受け入れを行いますが、いずれにせよ、報酬が出るケース、出ないケースまちまちです。出ないところは全く出ず、食材費や光熱費の実費負担もしてくれません。出るところも金額はまちまちで、少額なケースでは月額10,000円程度。好待遇なケースでは月額60,000円といったところもあります。


1-11-2.待遇について明記しないサイトが多い。きちんと事前に確認しよう。


報酬について、各学校や仲介機関は、ホームページでの掲載を避けていることが多いです。「月額30,000円くらいは当然もらえるだろう」などと勝手な思い込みはせず、きちんと事前に確認をしましょう!


1-12.「無償でも泊めてあげるわ」くらいの慈悲心はあったほうがベター!


留学生向けのホストファミリーは「家族の一員として」が信条ですし、報酬がそれなりに出るところもあります。しかし、たかが、されど、「家族が一人増える」のです!


留学生が熱を出せば車で病院まで運んであげることもあるでしょうし、学校の友人になじめず悩み相談をしてくるかもしれません。サッカー部にでも入るなら、靴下やシャツはいつも泥だらけ!サポートの内容は多岐に渡り、状況によっては苦労や心労はかなり増えます。


そのため、ホストファミリーをやるなら基本的に、「無償でも泊めてあげるわ」と両手を広げられるくらいの慈悲心・ボランティア精神はあったほうが良さそうです。報酬がもらえるからといって、収入目的だけでホストファミリーを行うのは避けましょう。


1-13.ホストチェンジというシステムもある。自分たちにあった機関を探そう。


「私たちにホストファミリーは向いているかしら?」「できるかしら?」結局のところ、頭で考えるだけではわかりませんよね。もしあなたがホストファミリーに興味を抱いているなら、とりあえずチャレンジしてみましょう!


ホームステイを仲介する機関の中には、「ホストチェンジ」といった制度を設けているところもあります。どうしても留学生と気が合わなかったり急に家業が忙しくなってサポートが困難になった場合に、他の家庭にバトンタッチできるのです。食事の回数や報酬額なども、機関によってさまざまですので、幾つかの機関をリサーチし、あなたのご家庭に合いそうなところを選びましょう。


また、気遣いの加減や叱るスキル、譲りあう優しさなどは、やっていくうちに育まれていくもの。小手先のスキルや立派な家よりも、「手助けしたい」「交流したい」というハートのほうが重要なので、興味があるなら、ぜひぜひトライしてみてください!



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