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民泊経営の稼働率を上げよう!外国人が喜ぶ観光プラン-1


ついに年間訪日外国人観光客数が2000万人を突破した日本。日本政府が掲げた「2020年までに」の目標を4年も前倒しで達成してしまいました。民泊ホストを営む私たちにとって、訪日外国人観光客の増加はうれしいニュースですよね。さらに良い知らせとして、その2000万人のうち300万人が、Airbnb(エアビーアンドビー)を通して民泊を利用しているとのこと!


民泊ホストとしてはがぜん気合が入りますが、訪日外国人観光客だけでなく民泊物件数も増えており、平均稼働率は50パーセントに満たないほどに下がってきています。そんな競争の激しい中では、外国人ゲストには寝床を提供するだけでなく、観光プランの助言や観光の手助けをしてあげられることが、大きなアドバンテージとなりそう。


このページでは、より良い民泊ホストを目指すすべての方々へ向けて、外国人観光客が喜ぶ観光コンテンツは何なのか?それを特集します。



1 民泊ゲストが欲しているのは寝床だけじゃない!観光のお手伝いもできるようにしておこう。


(特に投機タイプの)民泊ホストの中には、民泊施設をホテルの代替物と同じようにたずさえている人が少なくないようですが、それは大きな間違いです!


1-1.民泊愛好者にとって民泊は「ホテルの代替物」じゃない。


Airbnb(エアビーアンドビー)民泊が爆発的ブームを巻き起こした2015年頃、既存のホテルや旅館はお客を奪われるのではないかと戦々恐々でした。しかし、人波去ってみれば、ホテルや旅館のほうが高い稼働率をキープし続けています。そのうえでAirbnb民泊ユーザーが年間300万人を超えたということは、多くの民泊ユーザーが「ホテルの代替物」とは違う理由で民泊を選んでいることがわかりますね。


1-2.Airbnbブームの火付け役である欧米人は、民泊に「体験」を望んでいる。


特に、Airbnb(エアビーアンドビー)民泊ブームの火付け役だった欧米人観光客は、民泊に対して「体験」を望んでいること、ご存じですか?


ベッドが高級であるかなどといったことはあまり重要ではなく、「日本らしい空間」や「日本らしい出来事」を求めて民泊を選ぶ人が多いのです。これを提供するにあたって、「民泊ホストが何をするか」ということはとても重要!


1-3.アジア人は安さを期待する人が多い。値下げ合戦が臨界点に達したら、差をつけるのは「接客」しかない。


一方、中国人や韓国人を中心とした訪日アジア人観光客は、なるべく安い宿泊施設を求めた結果として民泊を選ぶ人が多くなっています。安さへのニーズと競争の激化によって、民泊の相場はどんどん下がってきており、2016年冬、すでに個室1泊1,500円を切る部屋も少なくありません。Airbnb(エアビーアンドビー)は、宿泊料金に10ドルという下限を設けているため、値下げ合戦はそろそろ臨界点に達しそう。


そうなったら、次は何が起こるでしょうか?安さ重視のゲスト層を獲得するためにもやはり、「プラスαの接客サービス」が重要なカギを握るでしょう。日本語のニガテな外国人ゲストが民泊ホストに期待することは何だと思いますか?明白ですね!観光に関する情報提供や、観光のお手伝いです。


1-4.Airbnbも「ローカル観光情報」のニーズを先読みしている。


Airbnb(エアビーアンドビー)サイト自体も、同じような流れを先読みしています。Airbnbサイトは2016年初頭から、「ローカル体験」というサービスを開始しました。これは、各ホストが地元のオススメな飲食店や観光地について、クチコミ情報を投稿するもの。


どの方向から分析しても、私たち民泊ホストは、観光情報を充実させておくことが重要だとわかりますね?


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