Airbnb(エアビーアンドビー)や留学生受け入れなど、ホストファミリーをやってみたいと考えてはいても、費用がどれくらいかかるものかわからなくてためらっている方は少なくないことでしょう。
民泊に関する情報を多ジャンルに渡って紹介している当サイト。このページでは、様々にある民泊のカタチそれぞれについて、どれくらいの費用がかかるかを一挙に解説していきます。Airbnbはホームステイ型と家主不在型の2パターンを、さらには留学生受け入れ、農家民泊も解説!お望みの内容のトピックナンバーに飛んでください。
1 Airbnbのホームステイ型民泊に必要な費用はどれくらい?
まずは、近年最も主流のAirbnb(エアビーアンドビー)民泊について。中でもホームステイ型民泊の諸経費についてを初めに解説していきます。
1-1.以前誰かが使っていた寝室があるなら、先行費用はほとんどかからない!
Airbnb(エアビーアンドビー)のホームステイ型民泊ほど、気軽にチャレンジできるビジネスは無いかもしれません。というのも、以前誰かが使っていた寝室をそのままシェアするカタチであれば、買い足す必要のあるものなのどほとんど無いのです。先行費用は、家庭によっては1円も掛からないかもしれません。
1-1-1.ゲストルームに必要なのはこんなモノ。すでにあなたのお部屋にもあるのでは?
Airbnb(エアビーアンドビー)のホームステイ型民泊で一般的に提供されているモノは、このような感じです。
・ベッド一式(布団でもOK)
・エアコン
・照明器具
・カーテン
・洋服を掛けるもの
・鏡
・ちょっとしたデスク
・ゴミ箱
いかがでしょうか?イチから揃えるとなると10万円は下らない額となりますが、ほとんどすべてのモノが、あなたの家の空き室に、すでに備わっているのでは?そのためホームステイ型民泊では、ほとんど先行費用が掛からないのです。
ただし、布団カバーやバスタオルなどは清潔なものを用意してあげるのがベター。また、即日入れ替わりがあることを考えると、リネンは3組ずつ以上は用意しておきたいところ。
なお、テレビは別に備えていなくても構いません。民泊のゲストはあまりテレビを求めない傾向にあり、リビングでちょっと眺められればそれで充分です。
1-1-2.リビングやキッチンも貸し出す場所の一部。それらも今あるものでOK。
ホームステイ型民泊は一般的に「個室」を貸し出すものですが、そうはいってもリビングやキッチン、トイレなどの使用も民泊ゲストに許可することになります。また、キッチン用品やリビングのくつろぎ空間なども、シェアするアイテムの一部と考えてください。
民泊ゲストが期待している共有スペースのアイテムは、一般的にこのようなモノです。
・リビングソファ
・ダイニングテーブル
・冷蔵庫
・電子レンジ
・細々としたキッチン用品
・調味料
・トイレ
・浴室(シャワーしか求めないゲストがほとんど)
・シャンプーやせっけん類(小分けパックでなくてOK)
・洗面台
・ドライヤー
これらも、現代日本においてはほとんどの家庭にすでに備わっているはずで、民泊のために買い足すことはほとんどないでしょう。
なお、キッチンへの立ち入りを不快に感じるなら、必ずしもキッチンを開放しなくてもかまいません。
1-1-3.新たに導入する必要性がありそうなのモノとして、フリーWi-Fiはニーズ高し!
一般家庭に無いかもしれないモノで民泊ゲストのために導入すべきモノを挙げるとすれば、「フリーWi-Fi環境」です。民泊ホストを検討する人には高齢者が多く、しかし高齢者はインターネットに弱い傾向にあるため、これは未導入な家庭も少なくないでしょう。
機器は数千円ほどで手に入り、導入も難しくはないので、若い親族に相談してみるか、町の家電屋さんに尋ねてみてください。ただしこれは、毎月使用料が発生します。回線の質やプランにもよりますが、月額4,000円ほどが一般的。そんなに高級な回線は必要ないので、あまり高いものを契約させられないように、くれぐれもご注意を。
1-2.Airbnbは会費などを取らないので、月々のランニングコストもほとんど不要。
先行費用が掛からないばかりか、毎月の経費もほとんど掛からないのがAirbnb(エアビーアンドビー)のホームステイ型民泊のうれしいところ。
1-2-1.Airbnbへの手数料は、予約が発生したときに3%を払うだけ。
Airbnb(エアビーアンドビー)の登録・継続に大きな費用が掛かると思い込んでいるホストファミリー志望者さんは多いもよう。しかしご安心ください。Airbnb社は、定額の月会費のようなものをいっさい徴収していません。
Airbnbへの手数料は、来客が入りホストファミリーが収入を得たときに初めて、発生します。ホストは絶対に赤字にならないということです。その手数料も、なんと宿泊収入額のわずか3%!たとえば、1カ月に5万円の宿泊収入を得たなら、Airbnbに払う費用は1,500円だけという計算になります。誰でも安心してチャレンジできますね。
1-2-2.維持費用と言えるものは、光熱費の上増し額くらいなもの。
では月々の維持費には何が幾らくらいかかるのでしょうか?
基本的に、ゲストが滞在したことによる電気代、水道代、ガス代など光熱費の上増しがある程度です。これを具体的な金額に直すなら、滞在日数にもよりますが、せいぜい月額数千円程度のものでしょう。
この光熱費用に関しても、宿泊料金を1泊1,000円も徴収していれば、容易に相殺できるはず。
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