4 各地域・各国のあいさつやお礼の言葉。
トピック2-④で取りあげた、現地の言葉でのあいさつやお礼の言葉。ここに一覧表にして掲載したいと思います。
なお、もっとたくさんの現地語を使いたいなら、インターネットのGoogle翻訳を活用してみましょう。100か国語近くの言語に対応しています。ただし、翻訳の精度はあまり高くないので、シンプルな言葉・シンプルな文法に限るほうが良さそうです。複雑な内容の手紙をまるまる現地語で書きあげたいなら、その言語を知っている友人などに監修してもらったほうが良いですね。
言語 こんにちは ありがとう
英語 Hello(ハロー) Thank you(サンキュー)
中国 你好 (ニイハオ) 谢谢 (シエシエ)
韓国語 안녕하세요 (アニョンハセヨ) 감사 합니다 (カムサハムニダ)
フランス語 Bonjour (ボンジュール) Merci (メルシー)
スペイン語 Hola (オラ) Gracias (グラシアス)
イタリア語 Ciao (チャオ) Grazie (グラッツェ)
タイ語(女性用) สวัสดีค่ะ (サワディーカッ) ขอบคุณค่ะ (コープンカー)
タイ語(男性用) สวัสดีครับ (サワディークラッ) ขอบคุณครับ (コープンクラッ)
ベトナム語 Xin chào (シン・チャオ) Cám ơn (カムオン)
アラビア語 لسلام عليكم(アッサラーム・アレイコム) شكرا(シュクラン)
沖縄 はいさい にふぇーでーびる
アイヌ いらんからぷて いらいやいけれ
津軽 おんろー ありがとうごす
博多 元気しとおや ありがとう
和歌山 たっしゃなか ありがとう
大阪 こんにちは おおきに
他にも、鳥取県、島根県、愛媛県、宮崎県、熊本県などでは、ありがとうのことを「だんだん」と言うことがあります。
5 手紙以外のお礼の仕方について。
払った額に対して、あまりにも多くのものを受け取ったと感じたならば、手紙以外のものでお礼をするのも良いことです。
5-1.留学ホームステイなら+アルファも検討しましょう。
高校や大学などの留学では、学校を通じて外国の民家に民泊(ホームステイ)をすることがありますね。この類の民泊の場合、ホストファミリーはほとんど謝礼金をもらっていないことが多いです。謝礼が少ないどころか、毎月数万円が赤字になっているくらいです。日々の食事はもちろんのこと、外食費も、またレジャー費や交通費までをも負担していることがあります。
この類の民泊にお世話になったなら、お礼の手紙はもちろんのこと、それ以上のお礼も積極的に検討して良いでしょう。金銭を包むことは通例ではありませんが、それ相応に高価なものを贈っても良いのではないかと思えます。一般的には、終わったあとにお礼の品を贈るというよりは、到着の際にお土産として贈り物をする人が多いです。
一般的に、ゲストの国らしいお土産を贈ることが多いですが、置物や飾り物ですとあまり役に立たないので、実用性の高いものを選んであげることが親切です。
5-2.Airbnbでも、ホームステイ型民泊に対して外国人は、手土産持参者が多い。
Airbnb(エアビーアンドビー)などの商業民泊においても、ホームステイ型の民泊施設にお世話になる場合、宿泊費がとても安いなら、お土産や贈り物、チップを検討しても良いでしょう。相手はそれを期待してはいないでしょうし、それを欠いてもマナー違反ということはありませんが、ホームステイ型民泊の多くは、ホストファミリーたちの善意によって、値段の数倍にも達するようなホスピタリティが施されているのです。
外国人のホームステイ型民泊の利用者たちは、日本人のそれよりも、手土産を多く持参している傾向にあります。チップ文化に見られるように、惜しみなく謝礼をする気概を持っているのでしょう。
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