最もリスクが低い不動産投資は、民泊(ホームステイ)経営と言えます。合う人・合わない人が大きく二分しますが、その感性や環境を持っている人にとっては、楽しく暮らしながら「月収5万円」程度は見込める穴場なアイデアです。
巣立った子供の部屋が空いてるのでは?それで月収5万円!
通常、不動産投資と言えば投機物件を数百万、数千万で購入しなければなりません。それが売れなかったり、借り手が少なかったりすれば赤字になってしまいます。しかし、巣立った子供の部屋など持て余しているのではないでしょうか?民泊(ホームステイ)なら、それを貸すだけで収入を得ることが出来ます!
買い足すべきものはほとんどありません。
Airbnbか、留学ホームステイか、農家民泊か。
民泊の集客手段は、大きく分けて3つ。好みやお持ちの環境に合わせて選べばよいです。
Airbnbは短期客を自由に選べる。
2010年代の不動産投資業界の風雲児Airbnb。規制と反発世論によってこの流行は去りましたが、リスキーなのはあくまで「不動産を借りてきて行う民泊」です。このページで勧めているのはそれではなく、「自宅の一室をシェアするタイプの民泊」。個室を1泊2,000~3,000円程度で貸し出せば、まだまだニーズはあります!宿泊を希望する人からは問合せがくるので、メールやプロフィールを見て嫌に感じれば、断ることも可能で、意外とホスト側に自由があります。
料理好きな奥さんなどいるなら留学ホームステイが向く。
料理が好きで家にいることの多い奥さんがいたりするなら、留学生を受け入れるホームステイが向きます。「毎日のように夕飯を出す」という覚悟が要り、好む人と好まない人が大きく二分しそうです。「〇〇県 ホストファミリー」などと検索すれば、各地域でホストファミリーを募集する機関が見つかるでしょう。
留学生向けホストファミリーは、報酬がまちまちです。月6~10万ほど出す機関もあれば、月1万円くらいしか出してくれない機関も。収入を重視するからきちんと仲介機関を選びましょう。
田舎の古民家なら、農家民泊で箔がつく。
田舎の、しかも古い昭和家屋など住んでいる場合、「Airbnbでニーズがあるわけがない」と落胆するでしょうか。しかし、そういう物件ほど「農家民泊」としては質が高いことがあります!農家民泊なら、古めかしい畳の和室でも大丈夫。ただし、一般的には農業体験や手工業体験を提供できる必要があります。客1人につき1泊7,000円くらいとれる高収益性も魅力的。地域が農家民泊の受け入れ機関を持っているなら、そこに登録すれば集客を肩代わりしてくれます。または「とまりーな」という農家民泊に特化した予約サイトがあります。
ワンルーム投資は1500万の借金を背負って月収6万。民泊は投資ゼロで月5万。
ワンルーム投資は一般的に、1500万円ほどの物件を買って家賃6~7万で貸し出します。ローンが完済するまではむしろ赤字で、それが怖いから皆躊躇をします。これに対して民泊は、投資額がほぼゼロで、月収が5万円程度です。
お客さんと接することを苦にするかどうか。
民泊は、実は非常に収益性の高い投資ですが、懸念点もあります。受け入れたお客さんや留学生と交流することを、強いストレスに感じる人には全く向きません!しかし、若いお客さんと孫のようにおしゃべりをしたり、外国人旅行者に異国の文化について聞かせてもらったりすることを、「非常に楽しい!」と感じる人もいるでしょう。特に団塊世代、バブル世代には多そうです。客とのコミュニケーションが楽しい人にとっては、むしろ「お金を貰いながら遊んでもらっている」というすさまじくメリットフルな体験になります!英語が身につく、家がいつも片付いている、なんてメリットも。
いかがでしたか?
民泊投資は、これまで不動産投資に参入できなかった人々にも挑戦できる可能性を持っています。「物件を買う必要がない」というのは大きな魅力です!さらには、楽しく英語が身に付いたり夕食後の歓談が華やいだり、外国人の友達(子供?)が増えたりと、メリットは多岐にわたります。