
ビーチリゾートに繰り出してみると、人気のビーチエリアであってもそんなに海色がキレイでないものがあることに気付きます。パンフレットの写真ではあんなにキレイに輝いていたのに・・・。ちょっと、いや、かなり残念ですよね。
そんなあなたにオススメなのがこの記事!
「海色が美しい」「鮮やかなターコイズ色が見られる」という観点から、徹底的に世界のビーチを比較!本当に美しい、ウットリするような海色を見せてくれるビーチリゾートを、ランキング形式でご紹介します!
今回は海外・世界編。沖縄など日本国内のビーチが気になる方は、【日本編】の記事をご覧くださいね。
第1位:モルディブ

ランキングでご紹介すると言いましたが・・・正直なところ、1位を決めるのは難しいです(笑)5位までの各ビーチは、どれもが「世界一では!?」と興奮してしまうような極上ビーチ。そのため、順位は海色以外の魅力・特徴も考慮してご紹介します。
つまり、5位までのビーチリゾートはどれもSS級で、どれに訪れてもハズレはありません!ご安心くださいね♪
さて、中でも1位で挙げたのは、モルディブです。
インド洋に浮かぶ無数の島々からなるモルディブ。立地的にはスリランカの近くです。東南アジアよりちょっと遠いですが、世界のビーチの中では近いほう。それでいて美しさはSS級です!
絵に描いたような繊細なターコイズ色がどこまでもどこまでも続きます。もう、トロけてしまいそう♡
モルディブは「水上コテージ」で有名な地で、部屋から一歩出たらもうこの極上のターコイズ色に浸れるというのが、すさまじいぜいたくです!「現実を忘れてしまう」というのは、まさにこのことです。
水上コテージの、プライベート感たっぷりのラグジュアリーな滞在も魅力的。
また、ホテルのツアーなどでサンドバンクを見に行きましょう!潮の満ち引きで現れる砂地のことで、これによってさらに繊細で幻想的なターコイズ色を楽しむことができます!
モルディブはハネムーン旅行にもオススメです。
かといって、バックパッカーや節約旅行者もご安心を!モルディブは近年、ローカル島でもホテルの経営が許可されるようになりました。これにより安価なゲストハウスやペンションが現れ、1泊2人5,000円くらいから見つかります。ブッキングドットコムやエクスペディアを開いたら、「マーフシ島」で宿を探してみましょう。
そして、マーフシ島などのローカルアイランドでも、SS級に美しいターコイズ色のビーチがごろごろあるのがすさまじいです!
第2位:カンクン(メキシコ)

第2位でオススメする極上美ビーチは、メキシコのカンクンです。
これはちょっと遠いのですが、遠出する価値は大いにあり!
カリブ海特有の美しいターコイズブルーの海が、リゾートエリアに20kmに渡って続きます。どこに宿をとっても眼前にSS級の美ビーチが広がる、という感じで、海外旅行の初心者でもカンタン。オールインクルーシブのホテルが多いことでも有名で、つまり朝昼夕3食の食べ放題が込みなので、ホテルから動く必要もありません!
ラクチン&美しいということで、ハネムーン旅行に大人気。
難点を挙げれば、航空券代だけで15万円がかかってしまう、高騰しがちな旅費ですね。
ビーチフロントは1万円を超えるような高級ホテルばかりが並びますが、少し奥に入れば安宿もあります。バックパッカーや節約旅行者も、カンクンの海を充分に楽しめますよ。
メキシコと言えばマヤ文明の遺跡の宝庫として有名ですね。その他にも、神秘的な泉のセノーテや、遺跡と美ビーチが一度に楽しめる地もあり、トータル的な観光旅行先としても高い魅力を持ちます。
壮麗なカリブブルーのトリコになってしまったなら、カリブ海クルーズに参加するのがオススメ。日本人にはほとんど知られていない国・ビーチの美しい海が一挙にいくつもお目にかかれます♪
第3位:フィジー

第3位に推したいのはフィジーです。日本では、ビーチリゾートとしての知名度は二線級という感じですが、自然豊かなポリネシアの海がとてもキレイだということは、皆さんご存知なことでしょう。欧米のセレブたちにはとても人気です。
大型リゾートホテルが好きな人はビチレブ本島に、プライベート感あふれるコテージを好む人は離島に宿をとると良いですよ。離島のほうが、海は美しいです。
高級ホテルの快適性と充実した設備、サービスは申し分なしですが、それでいてポリネシア地方独特の伝統文化が垣間見れるのもフィジーの魅力。ダンスや料理、儀式などを見てみましょう。きっと、他とは違う思い出深いビーチバカンスになりますよ♪
リゾートウエディングとしても有名な場所で、もちろんそのままゆっくりハネムーン滞在をするのもオススメ。
英語留学先としても有名で、海の美しさをあまり知らずに来て、フィジーのトリコになってしまう人も多いですね!
第4位:セイシェル(アンセ・ラシオ・ビーチ)

日本人やアジア人のいない、トロピカルムード満点のビーチに行きたい!
と焦がれる人に、第4位ではセイシェルをオススメします。
セイシェルはモルディブと同じくインド洋に浮かぶ無数の島国。しかし位置的にほとんどアフリカ大陸に近く、日本やアジアからはなかなか観光客の足が伸びません。それゆえ情報もクチコミも数少ないですが、世界のベストビーチにしょっちゅう名が挙がるほと美しいビーチが、セイシェルにあります!
それはアンセ・ラシオ・ビーチ。
プララン島の北部にある、さわやかなホワイトサンドと独特の岩場が特徴的な海です。公に開放されていますが、眼前にホテルなどなく、大通りからは奥まった場所にあるため、プライベートビーチのような解放感があります。レストランはあるのでご心配なく。
セイシェルは無数のビーチを持ち、国全体が欧米人に人気のビーチリゾートです。しかし、超キレイな海はそう多くないため、ビーチ情報をしっかりリサーチしてから出かけましょう。
セイシェルの特徴は、超ラグジュアリーなホテル滞在にあります。フランス文化を汲む、洗練されたオシャレな高級ホテルが多く、欧米人のハネムーンや記念日旅行にもてはやされているのです。ホテルによっては、施設は素晴らしくも眼前にあるプライベートビーチはそう美しい海色をしていないことがあるので、海の美しさも注意してホテルを決めましょう。
プライベートビーチが美しい人気のホテルとしては、「コーラルストランド」や「コー・ドール・クラブ」「ココ・ドゥメール・ホテル」などが挙げられます。
美しい海を求めてセイシェルに行く場合、「出費は惜しまない!」という覚悟が要りますね。
第5位:ニューカレドニア(クトビーチ、ピッシンヌ・ナチュレル)

「天国に一番近い島」と称賛され、永遠にハネムーン先の憧れであり続けているニューカレドニア。やはり海の美しさは世界でもトップクラスで、その看板に偽りはありません!
・・・と思いきや、美しい海を求めてニューカレドニアに行くなら少々注意が必要です!
この国でSS級の海が見たい場合、中心都市ヌメアから少し離れて、離島まで行く必要があります。ヌメアはフランス色豊かな繁華街で、ショッピングや街歩きに楽しいところですが、海の美しさはイマイチ。
特にオススメのビーチは、イルデパン島のクトビーチです。テレビやメディアで「天国!」と絶賛されるのはもっぱらココ。きめ細かいパウダーサンドのビーチに広がる海は優しくさわやかなターコイズ色で、まさしく、息をのむ美しさ!岸辺を縁取る緑の美しさも良いアクセントになっていて、自然の楽園ぶりを演出しています。
もう1つ、「ピッシンヌ・ナチュレル」という景勝ポイントも必見!南洋杉の森を抜けた先にあるヒミツの天然プールで、ロマンチックなカクテルのようなパステルターコイズ色が広がっています!湾にあるため波がなく、他の美ビーチとは一風違った光景と感覚に浸れます。まるでおとぎ話の中みたい♪周りにはレストランはおろか売店すらないため、サンドイッチを持参しましょう。1時間で帰るのはもったいないです。シュノーケリングに向くのはクトビーチよりもピッシンヌ・ナチュレル。
さらに、無人島をめぐるアイランドホッピングツアーに参加すると、極上に美しいビーチがいくつかお目にかかれるでしょう。
ニューカレドニアで安いパックツアーに申しこむと、ヌメアに滞在するプランになってしまうことが多いです。それでも個人的にイルデパンに赴くことは可能ではありますが、どうせならイルデパンに多く宿泊するプランを選びましょう。クトビーチの目の前のホテルなら最高ですね。
第6位:シミラン諸島 No.8(シミラン島、タイ)

タイのプーケットやカオラックからデイリーツアーで赴くことのできる離島です。
プーケットは大人気ビーチリゾートですが、実は海の色はイマイチ。海色にこだわる人の多くは、プーケットのビーチ前のリゾートホテルを拠点にし、デイリーツアーでダイビング、シュノーケリングに出かけます。その1つとして人気を誇っている、シミラン諸島です。
「諸島」というだけあって幾つもの島がありますが、中でも美しいビーチとして名高いのが一番大きなNo.8。シミラン島という名前がありますが、総称と同じでまぎらわしいためNo.8と呼ばれることが多いです。
島の西側に、美ビーチの必須事項とも言えるキメの細かいパウダースノーの白く輝くビーチが。そこに絵の具のように鮮やかなターコイズブルーの波が打ち寄せます!
基本的に、シュノーケリングツアーがその一環でこの島に立ち寄ります。No.8だけに、しかもシュノーケリング無しで連れていってもらうのは難しいでしょう。どうしてもこのビーチにだけ長居したいなら、プライベートツアーを催行してもらえないか旅行会社にかけあってみましょう。
5月~10月上旬は訪問できないのでご注意を!海洋自然保護のためです。
シミラン島、海色は非常に美しく、上位ビーチをもしのぐほどですが、デイリーツアーで1~2時間滞在するだけしかできないため、順位は低めとしました。プライベートツアーを組んだりすればもっと長時間この浜辺に滞在することは可能ですが、宿泊は完全に禁じられています。また、1年のうちの半分ほどは上陸できないのも難点ですね。
第7位:プカシェルビーチ(ボラカイ島、フィリピン)

今、一番アツいのはココでしょう!
ボラカイ島のホワイトビーチが非常に美しい海を持つことは、知っている人も増えてきているはずです。シミラン諸島のNo.8のようなこってりした鮮やかなターコイズブルーの海をしています。
しかし、実はボラカイ島、一般的な旅行者が滞在するホワイトビーチの喧騒から離れて島の奥へと進むと、さらに美しく、しかも人気(ひとけ)の少ない極上ビーチがあるのです!それがプカシェルビーチ。ボラカイ島を紹介するメディアでもプカシェルビーチに言及するものは少なく、まさしく穴場。
ホワイトビーチよりも繊細な、優しい色をしていますね。そしてかなり沖のほうまでこの色が続きます。
プカシェルビーチおよびボラカイ島の長所は、物価が安く旅費総額が安く抑えられることでしょう。3,000円程度でも立派なホテルに泊まることができ、5万円前後の予算でもどうにかなりそうです。
逆に短所は、直行便がまだないこと。一度マニラに飛び、乗り換える必要があります。また、ボラカイ島の空港からもフェリーに乗って移動する必要があるため、初めての海外旅行ではちょっと難しそうです。
直行便でなくても苦にしない、という人にとっては、トップ3に挙げても良いくらいにオススメです♪
第8位:ランペトゥーザ島(イタリア)

書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」で1位に輝いた実績を持つ、秘蔵のビーチ!
イタリアの南岸、すでにアフリカ大陸のほうが近いという位置の地中海に、この島はあります。
ランペドゥーザ島は、水の透明度があまりに高いゆえに、船の影が水底にくっくり写り、まるで船が宙に浮いてるように見える!という絶景が見られるところです。この色の美しさ、そして奇妙な絶景が見られることはそうはありません!
ランペドゥーザ島の難点は、「ビーチで遊ぶ」「ビーチでくつろぐ」という滞在に適していないことです。フローティングボートが見えるスポットからこの絶景と美しい海を眺めるというのがもっぱらで、砂浜のあるビーチではあまり美しい海を堪能できません。
また、日本ではまだまだ無名で、パックツアーがほとんど存在しないため、イタリアまで飛んでさらに国内便でランペドゥーザ島までたどり着く必要があります。ビーチバカンス派の人にはちょっと手ごわいですね。
イタリアの最南端と言っても、熱帯地域ではありません。年中水着でハシャげる気候ではない点も要注意。海が最も美しいベストシーズンは7月~9月です。
第9位:パンダノン島(セブ島沖、フィリピン)

7,000もの島を持つフィリピンは、美しい海の宝庫です!
日本人に大人気のセブ島マクタンエリア。ゴージャスで快適なホテルが立ち並びますが、実は海の美しさはイマイチなんですよね・・・
そこで、各ホテルではアイランドホッピングのデイリーツアーを催行しています。一番の目玉が、パンダノン島!
遠浅の浜に、マクタンエリアとは比べ物にならないほど透明な海が広がります!ターコイズ色というよりはパステルブルーという感じで、とてもみずみずしいです。セブ島(マクタンエリア)にビーチバカンスに行ったなら、ぜひともここまで足を延ばすべし!
なお、ツアーはヒルトゥガン島でのシュノーケリング体験とセットになります。ここではパラセーリングなどのマリンスポーツも楽しめますよ。
あくまでデイリーツアーとして数時間滞在できるだけの海で、宿泊滞在は現実的ではありません。1グループでツアーを貸し切るなら、パンダノン島に滞在する時間を長めにとってもらうことは可能でしょう。ヒルトゥガン島シュノーケルを完全キャンセルしてパンダノン島のみに行く、ということも可能なはずです。
昼食は、ツアーがバーベキューを用意してくれます。また、この時間にパンダノン島のビーチに居れば、地元の行商があれこれと食べ物を売りにくるでしょう。
セブ島自体はパッケージツアーが4万~5万円程度ですが、パンダノン島ツアーでさらに1万円くらいかかります。あらかじめ予算に計上しておきましょう。
第10位:パラオ

2012年、岩がちな独特の景観が世界遺産にも登録されたパラオ。「ロックアイランド」という通り名のほうが有名でしょうか。
ミクロネシアに広大に散らばる586島を束ねるこの国は、個性的で美しい海を誇ります。
しかし、パラオにはるばる訪れるべきは、ダイバーと言えます。スキューバダイビングスポットを求めて現地ツアーのアイランドホッピングに参加すると、そこかしこに目の覚めるような鮮やかなターコイズブルーの海を見るでしょう!そしてその海に潜り、マンタやアオウミガメ、色鮮やかな熱帯魚たちと戯れ泳ぐのは恍惚の一言。
海水浴の出来るビーチも、パラオの島々にはたくさんありますが、観光客が容易に訪れることのできる範疇では、ターコイズ色の美しいビーチはそう多くありません。浅い海が多く、さらに透明度はすこぶる高いのですが、砂が黄土色がかっているのがもっぱらで、その水底が透けて見える「透明な海」という感じです。
トップ10にはハワイもグアムもランクインしませんでした。つまり、あなたが見たハワイやグアムの海よりも美しいビーチが、世界にはたくさんあるということです!次はぜひ、これらのビーチに訪れてみてくださいね♪
美しいターコイズ色の海を見極める6つのヒケツ!
美しいターコイズ色を誇る絶景美ビーチを堪能したいなら、なんとなくパックツアーのパンフレットに流されていてはダメ。旅行サイトのアイキャッチ画像に流されていてはダメ。美しい海を見分けるコツ、そして美しい海を見るための行動のコツを会得しましょう。
(1)「透明度が高い」と形容されても、ターコイズ色とは限らない!

ガイドブックや旅行サイトでは、海に対して「透明度が高い」「水質がAAの」などと形容しているのをよく見かけます。
しかし、第10位のパラオの項で言及したように、水の透明度が高くてもすなわち美しいターコイズ色とは限らないのです。
文章的な形容ではなく、写真や映像で、その海の「色」をチェックしましょう。
(2)「美しい海」には色々な種類がある。
やはりガイドブックや旅行サイトなどは、色々な海のことを「美しい」と形容します。エメラルドグリーン系の海であることもありますし、日本の太平洋沿岸でよく見る濃紺色の海のことを「美しい」と形容していることも多いです。
特に、透明度や水質の高い海は、どのような色味であっても「美しい」と表現されることが多く、まぎらわしいです。
多くのビーチリゾート広告の写真にも用いられるように、ほとんどの人にとって、期待しているのは「ターコイズ色」の海でしょう。あなたもそうであるなら、「美しいターコイズ色をした海」と形容されているビーチに着目しましょう。
たとえば、美しいビーチとしてよく名前が挙がる、オーストラリアのホワイトヘブンビーチは、美しいですがあくまでエメラルドグリーン系の色味です。ターコイズ色を求める人にとっては、はるばる訪れても少々物足りなさを感じてしまうかもしれません。
そして、ガイドブックや旅行サイト、パンフレットなどは、あまり美しくない海のことも「美しい」と記述することが多いです。文章は真に受けないようにしましょう。そこに海の写真が添えられていない場合、「〇〇ビーチ」と画像検索をかけてチェックしてみましょう。
(3)アイキャッチ画像にだまされないで!
旅行サイトの記事冒頭の写真や、旅行パンフレットの表紙の写真などのことを、「アイキャッチ画像」と言います。読者の目を引くためのものなのですが、「イメージ画像」にすぎないことが多く、つまりその記事で解説した海の実物ではないことがあります。
たとえば、セブ島のパンフレットや旅行サイトで用いられている鮮やかなターコイズ色の海の画像は、パンダノン島の海の写真であることがもっぱらです。セブ島の主要エリアの海にはあまり美しいものがないため、そこからアイランドホッピングで赴けるパンダノン島の海の写真が用いられるのです。セブ島のイマイチな海の写真を載せても、人に見てもらえないからですね。
記事冒頭やパンフレット表紙の海の写真が美しいターコイズ色でも、その記事の主題の海の色がキレイとは限らないのです。これは覚えておきましょう。
(4)人気のリゾート地だからといって、海が美しいとは限らない!
日本人に大人気で、ひっきりなしに旅行者が訪れているビーチリゾートでも、海色がそんなに美しくない場所がいくつもあります。
たとえば上述のセブ島(マクタンエリア)やバリ島がその典型ですね。セブ島は、庭の広いゴージャスなリゾートホテルが自慢のビーチリゾートです。日本人の特に女性は、こうした豪華なホテルを好むので、魅力のある地とは言えます。バリ島の場合はバリアン建築のエキゾチックなリゾートホテルが楽しめるのが魅力です。
セブ島やバリ島は、パックツアーの価格が安いため、海色に難点があることをわからずになんとなく申し込んでしまう人が多いので、要注意です。
(5)大型ホテルの立ち並ぶビーチは、海の色はイマイチ。
日本人、特に女性は、大型ホテルを好みます。しかし、日本人によく利用されるような大型ホテルの目の前のビーチは、海色がそんなに美しくない傾向にあります。そのため、美しいターコイズ色のビーチをエンジョイしたい場合は、そこからさらにアイランドホッピングツアーに参加したり、自力で少し離れた別のビーチに赴く必要があります。
これの典型例は第6位で紹介したプーケット(タイ)ですね。他にも、ハワイやグアムなどもパックツアーのホテル前の海はそんなにキレイでないことが少なくないので、その地の美しいビーチをあらかじめリサーチして、赴くようにしましょう。ハワイならラニカイビーチ、グアムならタモンビーチがオススメです。
(6)東南アジアに美しいターコイズ色の海は少ない・・・
ビーチバカンスを計画する際、物価が安くて近い東南アジアのエリアで海を物色する人は多いことでしょう。そしてタイやマレーシアには昔ながらのビーチリゾートが多いですし、ベトナムの海沿いもリゾート開発がどんどん進んでいます。
しかし、実情として、東南アジアには美しいターコイズ色の海は少ないです。ガイドブックなどでは「美しい」と形容されるビーチは多いのですが、実際にはせいぜい70点といったところ・・・。万人にオススメできるのは上記のシミラン諸島No.8くらいなものです。
フィリピンに関しては、セブ島のマクタンエリアを離れれば美しい海がそれなりにあります。しかし、個人旅行に長けていないと、訪れるのは難しいでしょう。
インドネシアも、バリ島ではなくロンボク島などまで足を延ばせば美しいターコイズ色の海に出会うことができます。
近さ・安さを求めて東南アジアの海を物色するなら、同じ条件を満たしていて美しい海を数多く持つ、沖縄をオススメします。
個人旅行に強くなると、美しい海に出会いやすくなる!
日本で人気のビーチリゾートと、海外で人気のビーチリゾートは、やや傾向が異なります。それは日本と欧米との位置の違いもありますが、旅行スタイル・旅行能力の違いも関連していそうです。
日本人は海外旅行が得意でないため、パックツアーは直行便で簡単に行ける場所ばかりが企画されます。そして、個人旅行者も、パックツアー旅行者に作れらたランキング・人気・評判に影響されて行き先を決めることが多く、すると個人旅行者も直行便で行けるような定番コースが多くなります。
しかし、直行便で簡単に行ける、大勢の人が訪れる開発されたビーチは、その時点で海色は褪せてしまっており、あまり美しくはないのです。開発されればされるほど、人が増えれば増えるほど、海の色はにごってしまいます。
今の時代、本当に美しい海は、あまり旅行者の来ない場所に多いのです。そのため、パックツアーや直行便頼みではなく、自力で陸路で移動できるような旅行能力を身に着けたほうが、より美しい海に出会えやすくなります。
美しい海に格安でビーチバカンスするには?
海の美しさにこだわりたい反面、できるだけ安く行きたいという思いもありますよね。格安のパックツアーはどこにあるのでしょうか?
基本的に、「〇〇社がいつも一番安い」ということはありません。航空会社との契約・兼ね合いなどで料金は変動していくため、最安値の旅行会社は随時入れ替わります。
ですから、特定の旅行会社に肩入れしないようにしましょう。「今年のゴールデンウィークにビーチに行きたいな」と思いはじめたなら、ネットサーフィン中に目に飛び込んでくる旅行会社の広告バナーをどんどんチェックしてみて。その中に意外な掘り出し物があるでしょう。少なくとも5社くらいはチェックすべきです。
まとめ
いかがでしたか?
ビーチバカンスは、ホテルと海の前に数日間滞在し続けるシンプルな旅程のものが多く、あまり深く検討せずにパックツアーや行き先を決めてしまうことが多いです。
しかし、有名な海のすべてが美しいわけではないので、注意が必要。たとえばハワイに行くと決めたなら、「ハワイ ビーチ おすすめ」などと検索して、ハワイの美しいビーチをリサーチしておきましょう。そのビーチにあるホテルに予約をとるか、そのビーチに観光しに行けるように調べておきましょう。
主役のビーチをしっかり定めているかどうかで、ビーチバカンスの満足度は2倍にも3倍にも変わってきます!
この記事が、大満足な美ビーチを見つけるお役に立てれば幸いです♪
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