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投資型民泊の特徴は?Airbnbで高級マンションにも安く泊まれる!-3


3 高級マンションに泊まる際の注意点。


民泊で高級マンションに泊まる際には、気に留めておくべき注意点がいくつかあります。特にあなたがまだ、Airbnb(エアビーアンドビー)の初心者であるなら、しっかり肝に銘じておきましょう。


3-1.高級マンション民泊にはマナーの悪い外国人ゲストが多い!


(日本における)高級マンションの民泊施設に誰が泊まっているかといえば、そのメイン利用者は外国人観光客です。豊富にお金を持っているセレブ層が、日本の誇る世界一の住宅機能に憧れて、滞在を楽しんでいる様子。

この、「都会好きのセレブ層」というのは、あまりマナーがよくない傾向にあります。共有スペースであるラウンジや廊下で、他人の迷惑も顧みずに大きな声で談笑していたりします。

日本人はもともと、外国人に比べて、ラウンジや廊下などの共有スペースでもあまり物音を立てたがらない感性をしています。すると、外国人が「普通に振舞っている」だけでも、それがやかましく無作法に感じ、不快感を覚えてしまうことがあります。


また、高級マンションの民泊には「まるまる貸切」タイプの施設が多いです。この「まるまる貸切」というのは、管理者が施設の中に滞在していません。

そのため、不正利用をたくらむ利用者も多いのです!「1名で利用します」と予約しておきながら、5名も10名も連れ込んだりするのです!

これは高級マンションに限らずどこでも行われていますが、高級マンションは不正したときの金銭メリットが大きいですし、空間が広いため大人数で押しかけることができるので、そうしたいわゆる「民泊サギ」たちに活用されやすくなっています。

そのような人々が同じ館内にいると、あなたも著しく気分を害する目に遭うかもしれませんね。


3-2.高級マンションの住民のほうが、Airbnb(エアビーアンドビー)の利用者を煙たがる傾向にある!


いまやもう、基本的にどこの集合住宅も、Airbnb(エアビーアンドビー)民泊に対して良い印象を持っていません。そしてその傾向は、高級マンションの住民のほうが強いのです!


高級マンションというのはそもそも、静寂やプライバシーを重視するがために、一部のセレブしか入れないような特別空間を買っているのです。

それなのにマナーの悪い外国人が廊下でガハガハ笑っていたり、見知らぬ人々がシークレット・プールを独占していたりするなら、やはり彼らは激怒するでしょう。

あなたがもし、ちょっとでも住民の反感を買ってしまうなら、恐ろしい剣幕で怒られてしまったり、するかもしれないのです。


また、スーツケースを引きずる人間を見るだけで怒り出す集合住宅住民も少なくないので、あなたがマナーよく過ごしていたとしても、気は抜けません。


3-3.高級マンションは、カスタマーレビューのサクラに要注意!


たとえば、1泊20,000円もする高級マンションなのに、100件以上もカスタマーレビューがついていることがあります。しかもレビューの内容は「サイコーです!」などと賞賛ばかり。それを見る利用者は、「どんなに素晴らしい施設なんだろう!ちょっと高いけど気になるから泊まってみるか!」と大フンパツしたくなるかもしれません。

しかし、そのレビューが不正かもしれないのです!

たとえば、オーナーが友人知人に協力を仰ぎ、無料や格安で部屋に泊め、良いことづくめのカスタマーレビューを書かせているかもしれません。


または、「とてもコスパが良いです!」と書かれていても、そのレビューを書いたゲストが泊まったときは、1泊20,000円ではなく2,000円だったかもしれないのです。

民泊オーナーはたいてい、オープン直後は格安の値段で提供して良レビューを稼ぐのです。サクラのようなものです。その後、値段を大きく変更したとしても、レビューはそのまま残るのです。

すると、そのレビューというのは大してアテにならないものとなります。


3-4.「管理者不在」という状況は、不便がいっぱい!


3-1で上述したように、高級マンションの民泊施設の多くは、「まるまる貸切」タイプのものです。「まるまる貸切」とは、オーナーが、投機(お金儲け)のために部屋を借り上げて、経営しています。彼らはお金儲けに貪欲で、アンモラルな戦略でも平気で多用します!投機型民泊オーナーはたいてい、民泊代行業者に業務を委託していますが、その民泊代行業者もあまりモラルがよろしくないので、「見た目はキレイだったけど滞在は不快だった…」という結果になることが、少なくないのです。


民泊施設に管理者が不在だと、人目を気にせず羽目をはずせる開放感があります。それを求めて敢えて管理者不在民泊を選ぶゲストも、少なくはありません。

しかし同時に、デメリットもたくさんあるのです!

なにしろ、トラブルがあったときに、すぐに助けてくれる人がいないのです…。管理者不在の「まるまる貸切」タイプに宿泊するなら、このデメリットをあらかじめ覚悟しておいたほうが良いです。

たとえばAirbnb(エアビーアンドビー)でよく聞かれるトラブルとしては…


①エアコンのリモコンを押しても何も動かない。(電池が切れてしまっている。)

②蛍光灯や電球が切れて真っ暗になってしまった。

③電気という電気が何も点かない。(ブレーカーが落ちてしまっているがゲストにはわからない。)

④家電がハイテクすぎてわけがわからない。

⑤郵便やさんやガス・水道・電気会社の人がインターホンを鳴らしてくる。

⑥ガスコンロが点かない。(使い方が複雑。ガスの元栓が閉まってしまっている。)

⑦トイレの水漏れが起きた。

⑧清掃がされていない。(清掃業者の委託ミスがあった。)

⑨直前のゲストがまだくつろいでいる(監視者が居ないので無法地帯になってしまう。)

⑩道に迷ってしまい、そもそも辿り着けない。(迎えに来れる人がいない。)


とまぁ、報告事例はわんさかありますが、どれもこれも管理者が常駐していないと解決できないものばかり!このようなことが起きたとしても、自分で解決するかガマンをしなければなりません。


高級なのは、あくまで施設・設備だけだということです。普通のホテルや旅館の場合、高い金額を払えば払うほど、接客サービスも充実し、ホスピタリティにあふれます。しかし民泊の場合、スタッフサービスの手厚さと値段は、まったく比例しないのです。


3-5.高級マンションの中でも「個室」タイプを選べば、リスクは激減する!


もちろん、「まるまる貸切」タイプではなく管理者が常駐しているタイプの場合、こんなに辛い目に遭うことはありません。

ですから、あなたがもし、家主が同居しているような施設でも問題がないというのであれば、「まるまる貸切」ではなく、「個室」タイプのものを選ぶと良いでしょう。それでも広々としてゴージャスな内装やビューバス(眺望の良いお風呂)、ジム、豪華ラウンジなどを楽しむことはできるはずです。



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