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市場に出ていない古民家を探して歩くのも面白い【不動産投資】


市場に出ていない古民家を探して歩くのも面白い【不動産投資】

地方の掘り出し物物件の在り処をよく知っているのは、ひょっとすると不動産投資家よりも旅人かもしれません。



地方には不動産サイトに出ていない物件がごろごろある。

中古物件を買い取って再販、という不動産投資を行っている人は、各種の不動産サイトを見ながら掘り出し物物件を探しているのではないでしょうか?重要なのはエリア選定で、それさえ済めばその地域の物件をサイトで探せばよい、と。


実は、穴場物件を見つけたいならもっとディープな手段があります。

地方には、不動産サイトや空き家バンクにすら掲載されていない空き家がごろごろあります。これらはもちろん、東京や大阪から指をくわえてネットサーフィンしているだけでは見つからないのです。

地方を歩いて旅していると、不意に地元の人と会話する機会に恵まれます。「この地域にいつか住みたい」などと話をしていると、「うちの実家を100万円で売ってやるよ!」「親戚の家を家賃1万円で貸してやるよ!」といったことを言ってくれる人が結構いるのです。

彼らは、それを不動産サイトに登録してはいません。

つまり、その物件を見つけた不動産投資家はあなただけです!



顔が知れると優しい、田舎の人。

「田舎の人は、余所者にはなかなか家を売ってくれない」なんて話もあります。これもまた事実です。

「それならなおさら、ちゃんと不動産サイトから手続きを踏んで不動産業者に仲介に入ってもらったほうが・・・」と思ってしまいますが、逆なのです。

田舎の人は、「顔の知らない人」に売ることをとても怖がります。

しかし、旅行者として何気なく会話しただけでも、その1つの会話だけで相手に親しみを持ってくれるのが田舎の人であったりするのです。

インターネットを通じて「あなたの地域の家が欲しいので売ってください」とメールをしても門前払いになるのに、膝をつき合わせた何気ない会話の中で「家が欲しい」とつぶやくと、快く売ってくれたりするのです。

家を売ってくれるだけでなく、地域のことを色々教えてくれたり、移住を手伝ってくれたりします。



地方を歩くとわかる掘り出し物物件。

インターネットから掘り出し物物件を探す際、駅から近いかどうか、その距離をとても気にするでしょう。たしかに駅から遠い物件にニーズは少ない気がします。

しかし、実際に地方を歩いてみると、「駅からは遠いが確実にニーズがあるな!」と察せられる物件に気づくことが出来ます。

駅からは遠くても、地元の人から愛される何かの施設に近かったり、周囲の景観がとても良かったり、不動産検索ソートのスペックからは計れない魅力を持った家というのが、あるものです。

もちろん、車さえあれば駅からの遠さが気にならない、という物件もあります。


田舎に住みたがる人はそもそも、駅や大都市からの利便性よりも周囲の環境や気持ちのよい景観を求めていたりするもので、それはネットサーフィンや人の噂では見つけられようもないのです。

歩いた者だけが見つける、まさしく掘り出し物です。



いかがでしたか?

もし旅行が好きなら、旅行がてらに地方の田舎をぶらりと歩いてみると良いです。思っている以上に掘り出し物物件を見つけたり、スペックがいまいちでも思わず住んでみたくなるような景観の良い家を見つけたりするでしょう。

旅行が好きでなくても、不動産売買のために「歩く」という作業に注力するのも有意義です。

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