小説「シャンバラとアセンション」Vo.6
エピソード12
私たちは、
30分も歩くと、大きな集落に到着した。
それこそ、アジアの片田舎の風景そのものだ。
…5次元文明というものに対して、
超ハイテクな都市をイメージしている人がいるとすれば、
残念ながら、その幻想は、大きな誤りである。
そうしたハイテク都市を求めるなら、
このまま、東京の六本木や、
アメリカのニューヨークにでも、住み続けるのが良いだろう。
あのような、
自然もなく、殺伐とした暮らしに、快適さを感じるのならば。
しかし、
多くのスピリチュアリストは、
5次元文明の風景として、
幻想的なほどに発展した、超ハイテク文明の様子を、語っている。
そのような本を、私も、幾つも読んだ。
それは、
「5次元文明の風景」として、間違っては、いない。
アトランティスと言われた文明の風景である。
そして、
そのアトランティスは、
科学力と権力の誤用によって、
世界全土の5次元文明を道連れにして、海の藻屑となった…。
それでもあなたは、
そこら中にエスカレーターが敷かれ、車が空を飛び、
モノレールが行き交う電脳都市に、憧れるだろうか?
そのような都市の住民が、
「憧れのアセンテッド・マスターたち」の集団であると、
盲信し続けるだろうか?
であれば、あなたの好きにすれば良い。
私は、そのようなハイテク都市は、
「時々遊びに行ってみたい」と思う程度で、
「普段から暮らしたい」とは、感じない。
現在も、田んぼが広がる田舎町に暮らしている。
ネットが開通していて、
amazonが宅配してくれるので、
何ら不便は無い。
…一つ、言えることは、
快楽主義的なスピリチュアリストたちは、
「ダミーの情報を掴まされる」ということである。
お金儲けや名声獲得を、盲信し続ける人たち同士は、
お互い、引き合うことになるだろう。
私は、真実を書いているが、
快楽主義的なスピリチュアリストたちの場合、
私の書いている内容に共鳴出来ないため、途中で閉じてしまうだろう。
だから、彼らは、
いつまで経っても、真実の情報に書き換えることは無く、
ダミーの情報に踊らされ続けるのである。
そして、
そのまま、アメリカや六本木のような暮らしを求める者たちは、
遅かれ早かれ、自滅していくのだ。
エピソード13
この集落では、(どこでも同じらしいが、)
家と家の間には、壁の類は存在せず、
ドアや窓を開け放している家も、多かった。
裸の姿を、ドアや窓からさらけ出している女性も、居る。
何人も、居た。
「5次元文明の住民たちが、裸体やセックスを恥ずかしがらない」
という話は、聞いたことがあったので、
大きく驚きはしなかったが、少しは、驚いた…。
「本当だったんだ!」という感じだ。
裸に限らず、
掃除中だろうが、食事中だろうが、
自分たちの振る舞いを隠そうとする人は、居ないようだった。
あなたは、
自他の、そのような振る舞いに、耐えられるだろうか?
あなたの裸体を、見知らぬ男性にさらけ出せるだろうか?
見知らぬ男性が、ペニスをしまわずに村を歩いていても、
通報せずに、煙たがらずに、いられるだろうか?
それが無理なようであれば、
5次元文明には招待されないので、安心してほしい。
…逆を言えば、
いつまで経っても、アセンションは果たせない。
…ちなみに、
私自身がどうかと言えば、
やや恥ずかしいし、ためらうだろうが、大丈夫だ。
一度、自発的な訓練として、
混浴風呂に、一人で飛び込んだことがある。
かなりドキドキした!
犯されたりしないか、怖かった!
しかし、なんとか切り抜けられた。
運が良かったのか、
皆、チラチラと見るだけで、話し掛けて来るような人は、居なかった。
多くの男性のペニスが勃起していたのは、見受けられた。
少し、奉仕した気分になった。
男性たちに勃起を提供して、
多少の喜びを感じている自分がいることに気付いて、
ビックリしたのを、覚えている。
自分の裸体で、男性たちが勃起してくれるのは、
光栄なことのようにも、感じる。
すると、
「このプロポーションを保てるように、努力もしようかな」
という気にも、なってくる。
その努力は、結果的に、
私自身の心身の健康促進・キープにも、役立つ!
一石二鳥というものだ!