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小説「シャンバラとアセンション」Vo.25

エピソード43


例外条件である、ペールコーラル。

第1.5チャクラの色ペールコーラルは、

「自立した者同士の共同生活」

といったテーマがある。


未熟な者たちが、

助け合い、傷つけ合いながら共同生活するのとは、違うのだ。


シャンバラの様子を見てもらえばわかるように、

方々からアセンションしてきた、見ず知らずの者たちが、

家族同然に、愛し合いながら暮らすのである。


または、

仏教の探求者たちが、

山の中で共同生活を送る様子も、近いものがありそうだ。


見知らぬ人にも、家族同然に奉仕し、

且つ、馴れ馴れしく甘え過ぎずに、振舞う必要がある。

裸やセックスを見せて、平気であることも、求められる。

同じ釜の飯をつつくことも、求められる。


ゲストハウスと呼ばれるような安宿の、ドミトリー(相部屋)で、

大したストレスも感じず、いざこざも起こさず、

楽しく滞在することが出来るなら、おおかた、合格点だろう。



このような共同生活は、

2~3日程度なら、大概の人は、なんとかなるだろう。

しかし、

1ヶ月とか、果てしなく共同生活し続けるとなると、

自立心、自活能力、奉仕心、そして、ある種の図太さなど、

様々な色の能力がハイレベルに達していないと、ストレスで身を壊すだろう。

私も、近いような経験をしているが、

自分も他者も、いずれもがハイレベルでないと、かなりストレスになる…!

「我慢すること」は出来ても、「楽しい」と感じるのは、難しいのだ。



もう一つ、

「博愛的セックス」というテーマがある。

エンの家庭のように、

複数の同性で、一人の異性をシェアし合うのである。

独占欲も嫉妬心も抱かずに、交流し続けるのである。

これは、中東人たちが、

一夫多妻という婚姻制度の中で、近いものを実践しているようである。


一夫一婦的価値観の、日本で育った女性で、

このような性生活・共同生活が送れる人間は、そうは居ないだろう!

しかし、

女性に比べて、

男性のアセンション達成者が、圧倒的に少ないため、

セックスさえをもシェアし合わなければ、

「干物女」」続出となってしまうのだ…

それはそれで、

嫉妬や欲求不満で爆発する人間が、続出するだろう。


または、

「博愛的セックス」の概念には、

女性同士でセックスを楽しむようなことも、含む。

女性に愛撫し、愛撫されることを、楽しめる必要がある。

女性器を口淫する程度の覚悟は、要るだろう。



エピソード44


以上、7色+ペールコーラルのオーラ習得法を、

ざっと紹介した。

厳密に言えば、各色には、もっと多くのキーワードがあるが、

「アセンションの条件を満たす」といった目的で解説するなら、

この程度で充分であるようだ。


また、

他にも6色ほど、オーラカラーが存在しているが、

それらの説明は、割愛する。

アセンションを達成した人々のみが取り組むカラーであるゆえ、

今、詳しく解説するのは、時期尚早というものだ。

それに、

私自身が、深く飲み込めていないという事情もある。

上記の8色でも、ギリギリ精一杯なのだ。

多少の不足や曖昧さも、あったかもしれない。



以前にも書いたことであるが、

あなたがたとえ、上記8色のオーラを、基準点まで高めても、

光に包まれて神隠しにあったりは、しない。

今の職場や家族から引き離してもらえたりは、しない。


しかし、

アセンションの条件を満たしたならば、

あなたの守護存在から、何らかの祝福を受けるだろう。

但し、

目に見える賞状のようなものでは無いし、賞金も出ない(笑)


「ほとんど老化しなくなる」という話は、聞いている。


あとは、

「ロイヤルブルーのパラドックス」のコラムニストたちと、

出会うような運びになる可能性は、ある。

アセンション達成者同士は、共同生活を送るのが自然だから。

しかし、

これには何の確証も無いし、

彼らに会ったところで、好感を持てるかどうかは、わからない。


だから、

「純粋に、霊的な探求に興味があるから、霊的な探求を行う」

という気持ちのある人間だけが、取り組んだほうが、良いだろう。

好んで、滝に打たれに行くような人たちだ。



本来であれば、

2012年の末に、最低でも60人ほどのアセンション達成者を揃え、

お金の介入しない、シャンバラのような共同体の創生を、

始める計画だったらしい。

しかし、

あまりにも達成者が少ないため、

共同体の創生は、ほとんど打ち切り同然になったそうだ。

5人や6人で取り組んでも、一人頭の負担が、大き過ぎるだけである。



アシュターコマンド(地球を監視する司令部隊)たちは、

2012年の地球で、多数のアセンション達成者を出すことは、諦めたらしい。

最低でも、資本主義システムが崩壊しないことには、

グリーン以降のカラーの物事に、じっくり取り組むことが、出来ないのだ。


それでも、アセンションにチャレンジしたいなら、

個人的に、ご自由に、頑張って頂きたい。

ちなみに、私は、個人的に頑張るつもりである。

あとはブルーだ。あとちょっとである。…と思う。



最後に、

私はあなたに、

一つだけ、忠告をさせて頂きたい。


「全てのカルマは、還ってくる。

 他者を騙せば、自分が騙され、

 他者を攻撃すれば、自分が攻撃され、

 あなたが怠ければ、肉体や精神は衰える。」


スピリチュアリストが、

この、シンプルな真理だけでも気に留めてくれれば、

日本はかなり、住み良い社会になる気がする。

元々、優しい人間の多い国であるのだから…。


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