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小説「シャンバラとアセンション」Vo.24

エピソード42


7番目は、ロイヤルブルー(藍色)。

第6チャクラの色ロイヤルブルーは、

「物事の本質を見極める」というテーマがある。

巧妙にカムフラージュされた事象を見て、

表面に囚われず、真実を見極める洞察力である。


広くは、

日常生活の中で目にする、様々な不正を見抜き、

それらに騙されないように回避する能力が、求められる。


また、

チャネリング(サイキック)能力を感得し、

且つ、映画のようなビジョンを見る段階を、卒業する必要がある。

守護存在からの、声による示唆で、的確な言動が選択出来れば、

「物事の本質を見極める」というテーマは、合格と言える。

とにもかくにも、

視覚に囚われなくなることが、大切なのである。


また、

常に、「青白い光」をまぶたの裏に見ているならば、

ビジョンのチャネリングを経た自覚が無くても、合格である。

そのような人は、ビジョンのサイキック段階は、

幼い頃に、早々と卒業してしまっているのだ(笑)



更に、

「質素・孤独に打ち勝つ」といったテーマもある。


一人で時間を潰すことが、

苦に感じなくなる必要がある。

「社会に関わらず、家で引き篭っているような期間(ニート・引きこもり)」を、

一つの貴重なプロセスとして、肯定する必要がある。

ただし、引きこもりのままでは、不充分である。

奉仕的な目的のために、立ち上がらなくてはならない。


また、

未婚のまま生涯を終える覚悟が、必要である。


更に、

「最低限の衣食住」だけでも、不満を口にしなくなる必要が、ある。

「携帯電話も、車も、お金も持たずに、

 1ヶ月ほど寺ごもりしても、問題無い」と感じるならば、

このテーマは、合格点に達していると言える。

ただ、「出来そうだ」と感じていても、

実際には根を上げる人も、多い。

であるからして、

似たようなプロセスを、実際に経験してみることが、必要になるだろう。

東南アジア辺りの貧困地域で、バックパッカー放浪のようなことを、

1ヶ月程度もやってのければ、合格ラインには、達するようだ。



仏教徒たちが、1年間山に篭るのは、

この、ロイヤルブルーの修行であると言える。

彼らは大概、

ロイヤルブルーは合格点に達している。

禅問答やトンチの熟達者であれば、

尚のこと、優秀であろう。



一部のスピリチュアリストは、

この、「ロイヤルブルーの山篭り」的なスキルさえ培えば、

それでもう、アセンションが達成出来ると思い込んでいたり、

霊的な達観者であると思い込んでいたりするが、勘違いである(笑)

あくまで、7色あるうちの1つを達成したに、過ぎない(笑)

まぁ、難易度の高いテーマであるから、

賞賛や敬意の対象となるのも、間違いでは、無いだろう。



日本人は特に、

仏教系の神職者を、盲目的に崇拝してしまう傾向にある。

それはすなわち、

「物事の本質を見極める眼力」が、不足している状態だ。

ロイヤルブルーのオーラが、未熟なのである。



更に、

ロイヤルブルーには、

全ての色の総合力を試すようなレッスンも、ある!


他の6色を、あらかた極めており、

尚且つ、ロイヤルブルーの最終段階に達する時、

自らの守護存在から、「抜き打ち・期末テスト」のようなものを、受ける。

これは、

「普通に考えて、死や破産に至るに決まっている!」

と、誰もが思うような道に、飛び込むようなサインが、出るのだ。

声によるチャネリングか、または、直感でもたらされる。



私が、崑崙山脈の雪山で、

絶体絶命の危機にあるというのに、

セオリーに反して、「歩け」という直感を受け、それに従ったプロセスは、

恐らくこの、「抜き打ち・期末テスト」であったと考えられる。


あなたが、

アセンションの条件を満たす直前には、

このような、肉体的、または、金銭的な、

絶体絶命のピンチの中に、敢えて飛び込んでいくようなプロセスを、

必ず、経験するであろう。

これは、

他者に相談しても、解決しない。

自分自身の洞察力・総合力が、試されているからである。



イエスは、磔刑に処された瞬間に、「昇天」し、「復活」した。

これはすなわち、アセンションの達成を意味している。


仏陀は、菩提樹の樹の根元で、

飲まず食わずで瞑想し続けた。

そして、光明を得た。


私が度々、話題に挙げる、

「ロイヤルブルーのパラドックス」のコラムニストは、

ペンジュラムの示唆に従って、マチュピチュの山奥に遭難していった。

同じく、ペンジュラムの示唆に従い続けることで、

翌日、満身創痍で生還して来ている。

一晩、藪深き山の中で、過ごしたのだ!


ひょっとしたら彼も、

マチュピチュの地底の5次元文明に、招待されている可能性がある。

そうだとしても、守秘義務を守り続けるだろうが。



圧倒的な意識レベルを誇る者たちは、皆、

このような、「死の中に飛び込んでいく出来事」を、経験している。

…私は、彼らには及ばないが。


過去世や守護獣を言い当てる程度で胸を張る、

そこいらの商業チャネラーの比では、無いのだ!

…総合力が、違い過ぎる(笑)

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