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小説「シャンバラとアセンション」Vo.18

第3章

エピソード34


第3章は、スピリチュアルな情報を、統計立てて綴る。

と言っても、

スピリチュアルな情報は、膨大にある。

私が綴るのは、エンと約束した内容のみに、留める。

それ以外は、

他の書籍やブログなどで、補完して頂きたい。



まず、アセンションについて、解説したい。


アセンションは、通常、

ある条件を満たした人間が、

肉体が光のようになって、5次元文明に運ばれる現象を、指す。

いわゆる、神隠しのようなことが起こる。


「2012年の地球は、大アセンション期である」

といった情報を、非常によく見かける。


すると、多くのスピリチュアリストは、

神に祈って待っていれば、

自分も連れ去ってもらえるのだと、信じて止まないようだ。



しかし、残念だが、

アセンションとは、そんなに簡単に達成されるものでは、無いのだ。



簡単に言えば、

今まで説明させてもらった、シャンバラの暮らしに、

適応出来るようになっていなければ、

アセンションは、起こり得ない。



恐らく、

あのような暮らしに適応出来る日本人は、10人も居ないであろう。

数人ほどは、育っているらしい。

「ロイヤルブルーのパラドックス」を綴っていたコラムニストの知人に、

何人か、居るようだ。


彼らが、どこで何をしているかを、私は、書かない。

私も、知らない。

顔すら見たことが無いので、街で出会うことがあっても、解らない。

ひょっとすると、

オーラの大きさを感じ取って、気付くかもしれないとは、思う。解らない。

彼に意識をフォーカスしてみると、

もの凄い熱感を感じ取れる。

名前も知らないが、「ロイヤルブルーのパラドックスの人」と呟けば、

彼のエネルギーを垣間見れる。

私以外にも、感知出来る人は居ると思われるので、

熱感のセンサーが養われているなら、試してみると良い。



まず、最初に、

皆さんが落胆するであろう事実から、話してしまおう。


あなたがもし、アセンションの条件を満たせたとしても、

あなたの体は、神隠しには合わない。

シャンバラにも、他の5次元文明にも、移行しない。


それは、

エンも話していたことであり、

「ロイヤルブルーのパラドックス」の人も、書いていたことだ。

私も、エンに聞かされて、「やはりそうか」と、年貢を納めた。



2012年におけるアセンションの概念とは、

「5次元文明に移行すること」なのではなく、

「5次元文明を創造すること」にあるのだ。



私たちは、

エンたちが営んでいるような共同体を、

この、3次元地球の、日本のどこかに、築き上げる必要があるのだ!

途方もない労力となろう。

途方もない障害に、ぶち当たるであろう。


それでも尚、人類やガイア(生命体としての地球)のために、

命を賭けられる人間だけが、

そのような共同体の創生に、携わるだろう。

そのような覚悟のある人間こそが、

「アセンションの達成者」なのである。


そしてもちろん、

ただ、命を賭ける覚悟があるだけでは、駄目なのだ。

シャンバラで暮らせるような意識に、達していなければ、

創生の手伝いすら、出来はしない。



…さて、

あなたは、そこまでの徒労を掛けてまで、

アセンションというものを、望むだろうか?

殆どの人は、NOであろう。

殆どの人にとって、アセンションとは、「現実逃避願望」なのであるから。


「あぁ、確かに私にとって、

 アセンションは、現実逃避である」

と自覚出来ているならば、第3章を読み進める必要は、無いだろう。

読み進めないほうが、良い。

人生が、混乱してしまうからだ。

あなたの守護天使が、酷く困ると思う。



多分、本当に読み進める覚悟のある人は、誰もいないと思う。

「ロイヤルブルーのパラドックス」のコラムニストが、どれだけハッパを掛けても、

立ち上がる読者は、殆ど現れなかったのだから。



それでも私は、

全力で、第3章を書き切るつもりだ。

報われなくても奉仕することが、「真の奉仕」であるからだ。

「奉仕」を司るバイオレットのオーラは、

私の苦手分野であるからだ。

つまり、

これは、「私の個人的なレッスン」なのである。

報われなくても、良いのである。

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