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小説「アン ドゥ とりゃー!」Vol.3

エピソード4


バレエ経験者というと、清楚なイメージを持つヒトが、多いらしい。

あれは確実に、

「白鳥の湖」という演目のイメージだと思う。

まぁ、ほぼ確実に、あの演目は通るだろうけど。

2回3回、演るだろうけど。


しかし、

経験者個人個人が清楚かと言えば、

そうでもない気がする…。

「清楚な振る舞いを、習得している」というだけだ(笑)



なにしろ、

バレエでは、しょっちゅう、

股をおっぴろげて踊ることになる!

短いスカートをはいて、股をおっぴろげる動作は、清楚か!?

むしろ、

男の子を誘っている、メスのウサギのようだ。

ウサギは、「多産の象徴」なのでしょう?



バレエの演目では、

短いスカートで、頻繁に足を上げ、股をおっぴろげる。

時々、「冷静な私」というのが居て、

「なんでこんな恥ずかしい動き、してるの?」

と、感じることがある(笑)


更に、引退してずいぶん経って、

久しぶりにコンサートのビデオなんぞ見たりしていると、

「いやーん、えっち!」と呟いてしまう場面が、多い。


子どもの頃は、

「タイツを穿いているから、恥ずかしくありません」

だとか、そんな説明をされて、すんなり納得していたが、

今思うと、そういう問題ではないような気がする…。


ただ、演目では、

クラシックの高貴な音楽が掛かっていて、

演者がみんな、真剣な顔をしているために、

エロスの視点が、介入しづらくなるだけなのだろう。


かと言って、

バレリーナを、鼻の下を伸ばして眺めている男性が多いのは、知っている。

ネジが少なくても、それくらいは、知っている。

エロスというものを意識する前から、

舞台の上で股をおっぴろげる習慣が付いてしまったから、

思春期になっても抵抗を感じにくいというだけだ。


バレエは、

エロスなのだろうか?

それとも、

エロスとは掛け離れた世界なのだろうか?



エピソード5


では、

バレエ実践者たちの実情がどうかと言えば、

かなりの確率で、エロスだ!


バレエの実践者には、えっちなコが、多い。



幼い頃の習慣から、

ひざ上丈のスカートに抵抗がないし、

ぴらぴらと裾をなびかせながら小走りをするし、

スカートのまま、股割りなどを平気で行ってしまうので、

えっちな男の子に、口説かれやすい。

すると、必然的に、

セックスの経験も、豊富になりやすい。


セックスは、

経験が増えれば増えるほど、好きになりやすいから、

結果的に、バレエ実践者は、セックスが好きになる。


また、

グラビアタレントやAV女優には、

バレエの経験者が多いんだと、聞いたことがある。



セックスに抵抗のない娘に育てたいお母さんは、

娘さんには、幼い頃から、スカートを買い与え続けるのが、良いと思う。

タブン、それだけで、

バレエなどやっていなくても、

えっちな女のコになっていくと思う。



エピソード6


「バレリーナは清楚か?」

という議題に、もう一度、戻りたいと思う。


えっちなコは、清楚とは言えない(笑)


そして、

活発なコも、清楚とは言えない。



するとやっぱり、

バレリーナというのは、

「清楚な振る舞いを、習得している」けれど、

清楚では、ないのだ!


アン ドゥ とりゃー!


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