
4 お手軽!「ホームステイ型民泊」の始め方。
前述したとおり、Airbnb(エアビーアンドビー)の台頭によって、ホームステイ(民泊)の営みはとても手軽なものとなりました。最後は、もう少し詳しく民泊の始め方について解説していきます。
4-1.Airbnb民泊ならスタートはとってもカンタン!パソコンやスマホがちょっといじれれば充分。
ホームステイ(民泊)を始めるツールは様々にありますが、ホームステイの勝手がわからないなら、まずはAirbnb(エアビーアンドビー)を頼ってみることをオススメします。エアビーアンドビーはインターネットを用いた宣伝と交流の場ですから、日本だけでなく世界中の人々に宣伝することが可能で、しかも手軽。宣伝には、お金すら掛かりません。
定年退職した世代にはデジタルが得意な人は少ないかもしれませんが、パソコンやスマートホンがちょっといじれるなら、それで充分です。
4-2.子供が出ていったあとの空き部屋と家具があるなら、購入すべきものもほとんどナシ。
お子さんが自立していったあとの、使われていない寝室がそのままにしてありますか?であれば、お金もほとんどかかりません。ホームステイ(民泊)なら、一般家庭にあるものだけで充分に宿泊ゲストをもてなすことが出来ます。
強いていえば、Wi-Fiの環境は構築しておきたいところですね。これは、成人しているお子さんか町の電気屋さんに尋ねれば、月々4,000円くらいの費用で簡単に設置できます。長期に渡って月額料金を払い続けるものなので、くれぐれも信頼できる人に依頼しましょう。
4-3.古い家でも問題ナシ。むしろ外国人ゲストは昔ながらの日本家屋が大好き。
「家が古すぎて、人を泊めるにはしのびないな」そう気後れしている人もいるかもしれません。しかし、それはまったくの杞憂ですよ!
たしかに日本人の若い人たちは、古い日本家屋を嫌う傾向にありますが、ホームステイ(民泊)をしにくる外国人ゲストたちは、むしろ昔ながらの日本の家屋に興味津々なのです。コタツに座布団、障子にふすま、そんなお家に泊まることが、外国人ゲストにとっては楽しくて仕方ありません。家の中に古くて珍しいものがあるなら、どんどん引っ張り出してきて居間や客間に飾ってあげてください。