2 お金(宿泊費)をいただきながら英語が身に付くマイホーム留学。
素晴らしい環境で英語が勉強できるのに、さらにお金まで頂くことができるなんて、一体どういうことなのでしょうか?それこそが、ホームステイ(民泊)の持つユニークな性質です。
2-1.一般的に宿泊は、素泊まりでも5,000円。一般家屋でも2,500円くらいの価値はある。
「ただ外国人に遊びに来てもらう」ということであれば、お金を頂戴するのはおこがましいですね。しかし、「泊まる場所を提供する」ということになると、それは金銭対価を頂くだけの価値があることです。
ホテルは1泊5,000円くらいの価値がありますよね。一般家屋である民泊で5,000円を主張するのは難しいですが、しかし1泊2,500円くらいは頂戴することができます。これが日本の相場ですから、申し訳ないと胸を痛める必要はありません。
そこそこニーズのある地域なら、1カ月のうち15日~20日程度の集客は難しくなく、つまり宿泊収入で月額50,000円近くを得られるということです。
2-2.外国人観光客が急増中の日本。外国人の宿泊需要はホテルじゃ追いつかないほど。
1カ月のうち20日?本当にそんなに需要があるのかな?と思うでしょうか。
日本政府は、「外国人による消費」を景気回復の起爆剤にしようと、外国人観光客招致を積極的に進めています。その結果、2013年頃から訪日外国人は急増しはじめており、今や年間2,000万人を超えるほど。結果、ホテルだけでは受け皿が足りなくなり、インターネットカフェやラブホテルでしのぐ外国人観光客が続出するほどなのです。
そのため、Airbnb(エアビーアンドビー)の民泊が活況を呈しています。日本のホストはどこも、50パーセントくらいの稼働率をマークしています。50パーセントとは、1カ月30日のうち半分の、15日が埋まるということですね。
2-3.Airbnbの台頭により、一般家庭でも受け入れや集客が容易になった。
前述したAirbnb(エアビーアンドビー)、これはすさまじい知名度と集客力を持っているのですが、魅力はそれだけではありません。
ホームステイ(民泊)参入の敷居がものすごく低いのです。参入に際して、特に資格やスキルを要求されることはなく、施設面においてもどこの家庭でも登録を受け付けてくれます。さらに、エアビーアンドビー民泊は素泊まりが基本となっているため、料理などの手間もありません。定年退職世代の夫婦だけでも、充分に運営可能です。
2-4.「教えてもらう」のではく「交流する」だけだから、指導料を払う必要がない。
とはいえ外国人に英語を教えてもらうなら、やはり何か対価を払わなくてはと思ってしまいますよね。しかし、違うのです。「マイホーム留学」は、別にゲストに授業をしてもらうものではありません。
メールでの問い合わせに答えたり、チェックインの際に施設案内をしたり、観光地までの電車の乗り継ぎを教えてあげたりといった、外国人ゲストを受け入れるすべてのプロセスを、英語学習の教材と見立てて活用します。ゲストに何かをしてもらうものではありませんから、指導料を払う必要はないのです。
2-5.定年退職後でも家計の心配が無いなら、思い切って値段を格安設定にしよう。
もしあなたが、定年退職後の身とはいえ家計の心配を抱えていないなら、宿泊価格を激安にしてみると良いです。
その理由は単純に、安いほうが予約が入りやすいため。そして英語習得にとって最も大切なことは、「たくさん英語に触れること」だからです。地域にもよりますが、1泊1,500円程度まで下げるならほとんど毎日予約で埋まるようになるでしょう。
Comments