「はぁ~ビーチリゾートでのんびり癒されたい♪」
ストレスの多い現代日本では、そう感じる頻度も多くなってきました。年に2回くらいは日常生活を脱出したいですよね。
一昔前は、ビーチバカンスと言えば「一生に一度のぜいたく」でしたが、近年ではそんなふうに、ちょっとした充電として回数を重ねる趣向のものが増えています。
5ツ星ホテルじゃなくても良いからビーチリゾートでのんびりしたい。そんな願いなら、5万円の予算でも叶う時代になってきています!「グアムだけでしょ?」いいえ、けっこう様々なプランがありますよ♪
この1ページで、本1冊分くらいの情報があります。文字通り、大特集です!
ブックマークをお忘れなく♪
安定&カンタンはやっぱりグアム!
海のターコイズ度:★★★★☆
旅費の安さ:★★★★☆
旅行のカンタンさ:★★★★★
安いビーチリゾートとしてよく名前の挙がるグアム。事実、グアムはコストパフォーマンスがとても良い、秀逸なビーチリゾートです。
東京や関西からわずか3時間半のフライトで行け、それでいて海の色は極上に美しいです!女性でも安心の快適・清潔なホテルが立ち並び、海外旅行が苦手でも空港からカンタンにアクセスできます。
旅行会社の広告バナーをチェックしていてください。34,800円くらいのパックツアーなら、総額5万円で収まるでしょう。リピーターならぜいたくを望まなくなってくるでしょうから、さらに安く収まるかも。
グアムのビーチバカンスを安くあげるコツは、オプションツアーを無用に求めないことです。グアムは、ホテル前のビーチでも充分に美しい海をしているので、ビーチチェアに寝そべってカクテルを飲んでいるだけでも充分に満足できるハズ。
日本からの旅行者が多いことから、移動も滞在も快適な環境が整っています。海外旅行が初めての人にも、学生さんや若い女子旅にもオススメ。
※グアムが激安な秘密は??
それにしても激安なグアム。なぜこんなに安いのでしょうか?
額面3万円程度のグアムのパックツアーは、深夜便のものが多いです。グアムへの到着が夜中の1時を過ぎるようなものがあり、これはやはり人気が無いです。カラのフライトを埋めるために、格安のパックツアーを作るのですね。
「深夜1時の到着?それならNG!」と思う人は多いかもしれませんね。でも、意外と大丈夫ですよ♪まず、空港からホテルまでは送迎が付いているプランが多いです。そしてホテルまでタクシーで10分くらいで付きます。また、ビーチバカンスなら美味しいものを食べてビーチでのんびりするだけで充分ですから、ホテル着が深夜3時だとしても、昼12時まで眠っていてもあまり問題はありませんね♪
ホテルの質自体は1泊1万円~1.3万円くらいの高級なもので、充分に高品質・快適です。
最近の人気はボラカイ島ホワイトビーチ!安くてキレイがココにある!
海のターコイズ度:★★★★★
旅費の安さ:★★★★★
旅行のカンタンさ:★★★★☆
新時代の定番格安ビーチリゾートになりそうなのが、ボラカイ島です。セブ島を擁するフィリピンの、数ある小島の一つです。
東南アジアでも1,2を争う美しいターコイズ色の海を持つことで、一躍人気になりました。これまではアクセスの便が悪く、欧米人客が主流でしたが、ホワイトビーチへのアクセスが整備されてから、日本客も急増しています。
フィリピンであることから物価がとても安く、美味しい料理をお腹いっぱい食べても500円もしないくらい!ホテルも安いです。グアムやハワイほどの高級感は無いですが、総合的な魅力はそれらに劣りませんね♪
直行便は無く、空港からも移動があるため、初めての海外旅行ではちょっと厳しいかも。一度でも個人旅行の経験があるなら、対応できるでしょう。
最強穴場はチェジュ島!沖縄よりも近い極上ビーチが韓国に!
海のターコイズ度:★★★★☆
旅費の安さ:★★★★★★!
旅行のカンタンさ:★★★★★
5万円どころか、3万円でも可能かもしれないのが済州島(チェジュ島)です。韓国の南部に浮かぶ島で、ここにもキレイな海があるのです!
韓国は近年、日帰り旅行をする人も出てきていましが、チェジュ島も近いです。東京から約2時間半、大阪からなら2時間を切ります!名古屋からも便があり2時間5分、九州の福岡からなら1時間15分です。沖縄よりも近いのですからオドロキですね!
すべてのビーチがSグレードというわけではなく、「ヒョプチェビーチ」が際立って美しいです。独特な、クリーミーなターコイズ色をしています。ホテルも立派なものが並んでいますよ。韓国人には人気で有名ですが、日本人観光客はまだまだ少ないです。
2連休でも満喫が可能なので、本当に「ちょっとした息抜き」として活用できそうですね。
沖縄も3万円予算が可能!その割にビーチのクオリティは高い!
海のターコイズ度:★★★★☆~★★★★★
旅費の安さ:★★★★★★!
旅行のカンタンさ:★★★★★★!
海外ビーチリゾートを愛好する人と沖縄旅行を愛する人は二分する傾向にあります。海外ビーチが好きな人も、沖縄は必見ですよ!
実は私たちの国の沖縄にも、ハワイやニューカレドニアに劣らないくらい美しい、ターコイズ色のみずみずしいビーチがあります。それも幾つも!
宮古島が海の美しい離島として有名ですが、沖縄本島でもそれは叶いますよ。
本島に飛ぶなら、那覇からちょっと離れましょう。美ら海水族館のあるあたりまで足を延ばすと、非常に美しい海がいくつもあります。
沖縄なら、3万円の予算でも満喫できるかも!東京からは往復1万円くらい、大阪からなら往復6,000円くらいで航空券が買えます。ホテルは様々なタイプのものが揃っており、2人1泊6,000円でもそれなりのクオリティのものが見つかるでしょう。すると・・・?スキューバダイビングなどの大きなアクティビティを楽しんでもなお、2泊3日で3万円で収まりそうです!
バックパッカーなら、ゲストハウスが1泊1,000円~2,000円で見つかるでしょう。お金をかけない旅行の楽しみ方も心得ているでしょうから、ひょっとすると2万円以内でエンジョイできるかも!?
沖縄は、5万円の予算で楽しめそうなプランがいくつもあります。順にご紹介しましょう。
プラン1:沖縄本島に飛び、美ら海水族館周辺を拠点に。
まずは那覇空港に飛ぶプランです。一般的なパックツアーでは、那覇空港からほど近い北谷エリアあたりに宿をとるものが多いですが、美しい海を求めるならもう少し北上を。美ら海水族館のあたりをメインの宿場にしましょう。
瀬底ビーチは本島随一と言われる鮮やかなターコイズ色を誇る海で、これは必見!この周辺には美しい海がいくつもあります。
プラン2:宮古島に飛び、与那覇前浜ビーチ周辺を拠点に。
宮古島は海色の美しいビーチが多いです。それでいて東京や関西から直行便があり、島が大きいため快適なホテルも充実しています。
宮古島の中でも最も美しいと評判なのが、与那覇前浜ビーチ。これを軸にプランを組みましょう。岩場の景観が好きなら砂山ビーチがオススメ。
プラン3:石垣空港に飛んで川平湾エリアを拠点に。
石垣島も本州各地から直行便が飛んでおり、美しい海や高い快適性が揃っています。
美しい海として評判なのは、石垣島北部の川平湾エリア。空港に着いたら少し移動しましょう。独特なエメラルドグリーン系の色味が特徴で、他ではなかなか見られない海色を楽しめますよ。
ウミガメやマンタのウォッチングでも有名。予算に余裕があるなら、シュノーケリングやダイビングもエンジョイしてみましょう。
プラン4:石垣島に飛んで、竹富島のコンドイビーチへ。
石垣島は、数々の離島へフェリーが就航しています。
たとえば、わずか30分ほどで赴ける竹富島はいかがでしょう?昔ながらの赤瓦集落があることで有名な竹富島は、実はコンドイビーチという沖縄でも有数の美しい浜を持っています!さらに、伝統集落をのんびり散歩し、水牛の馬車に揺られておじぃの三線を聞く。これぞ沖縄!という体験がぎっしり詰まっています♪竹富島は、カイジ浜に赴けば「星の砂」も拾えます!
古き良き沖縄の風情を楽しみたいなら、このプランが最もオススメ。
プラン5:波照間島で美しい海と満点の星空を!
ギリギリ5万円で収まるでしょう。
石垣島に飛んだら、フェリーで波照間島に向かいます。フェリーは往復7,000円近くするので、移動費は5プランの中で最もかさみそう。
波照間島は、ニシ浜というすさまじく美しいビーチがあります!
遠浅の海がどこまでも続き、水深が浅いため、パステルな美しい、繊細なターコイズ色が楽しめますね♪この色が一番スキ!という人も多いです。
波照間島に来る観光客はそう多くなく、するとニシ浜も人影はまばら。まさしく天国!
エンターテイメントの充実した島ではないため、安めの民宿に泊まり、民宿の沖縄料理と自然景勝地を楽しむだけに留めればば、5万円で充分収まるはずですよ。ゲストハウス泊なら3万円ちょっとで可能かも?
「5万円の予算で行けるビーチリゾートは無いかな~」と思ったとき、つまり沖縄だけでも5回分はあるわけです!いえ、他にもまだ、極上ビーチを楽しみつつ5万円で収まるコースはあるでしょう。
パックツアーではなく個人旅行にすると、安い金額でビーチバカンスできるかも!
基本的にビーチリゾートは、航空券やホテルを個人手配するよりもパックツアーに申し込んでしまったほうが安上がりになります。
ただし、それは4ツ星以上の高級ホテルを求める場合の話。
安い予算のビーチリゾートを模索する方は、ホテルのグレードにはあまりこだわっていない人も多いことでしょう。
それなら、個人旅行でスケジューリングしてみては?パッケージツアーよりも安くなるかも!
グレードにこだわらなければ、ホテル代はグンと安くなる!
個人旅行が安くなる一番の秘訣は、ホテル代にあります。
パックツアーの場合、高級旅行者や若い女性の満足を満たすために、最低グレードのプランでも3ツ星以上のホテルがブッキングされます。こうなると、物価の安い東南アジアでも1泊4,000円、1人2,000円以上はかかります。
しかし、ブッキングドットコムなどで探してみると、そこそこオシャレで設備の整ったホテルが、2,000円程度でごろごろあります。1人頭1,000円ですね。
男性の一人旅やバックパッカーなら、さらにシンプルな宿でも大丈夫でしょう。それなら東南アジアの場合、1泊数百円で見つかります。
たとえば3泊のパックツアーなら、ホテル代合計は安くても1人6,000円。これがゲストハウスなら2,000円くらいまで抑えられます。
たとえば、プーケットに行ったとしましょうか。
パックツアーなら航空券代+ホテルで5万円くらいはします。
しかし個人旅行なら、航空券代は3万円ちょっと、宿泊代は2,000円くらい、合計で3.5万円以下にまで抑えられます!1.5万円の差は大きいですよね。
ホテル代を節約すると、食事代も安くなる!
実は、ホテルのグレードを妥協することはさらなる倹約にもつながります!
食事代も、安くなるのです。
パックツアーに採用されるような高級ホテルは、ホテルの周りのレストランも高級な店ばかり。ホテル内のレストランも当然高級で、東南アジアであっても1食1,000円くらいかかってしまうでしょう。
それに対して安いホテルやゲストハウスの場合、近場には地元民も利用するような格安の食堂が多数軒を連ねます。これらは1食100円~200円で食べることができるため、高級ホテルに泊まる人々よりもはるかに安くなります。
ビーチバカンスなら個人旅行もカンタン!
パックツアーは、外国での(英語での)手続きや交渉、移動が難解なことから日本に普及しました。たしかにイタリアの観光名所を巡るなら、海外旅行初心者はパックツアーのほうがずっとラクラクです。
しかし、ビーチバカンスの場合、パックツアーの中身はほぼ航空券とホテルのブッキングのみ。そして移動も、空港からホテルに行くだけです。それなら海外旅行の初心者でも難しくないですよね。空港からのタクシー手配も、ブッキングドットコムなどを通して簡単に行うことができます。
ビーチバカンスなら、誰でも個人旅行ができるのです♪
個人旅行で節約するなら、5万円旅行の選択肢はもっと広がる!
このように、パックツアーなら5万円予算で難しいビーチリゾート地も、個人旅行で節約するなら可能なものがグンと増えます。
マレーシア・ペナン島
マレーシア・ランカウイ島
タイ・パタヤ
タイ・バンコク近郊のビーチ
カンボジア・シアヌークビル
ベトナム・ニャチャン
ベトナム・ダナン
フィリピン・マニラ近郊のビーチ
フィリピン・無名な離島
インドネシア・バリ島
これらも5万円予算で満喫することは可能でしょう。
サイパンは5万円予算じゃ行けないの?
サイパンは、一昔前まではグアムと並んで安近短の定番人気ビーチリゾートでした。パックツアーは4万円程度、ときには3万円台のものも見受けられましたね。
しかし近年は、日本人からの人気が低迷し、そこから直行便が打ち切られてしまいました。
今では格安のパックツアーは影をひそめ、7~8万円くらいが相場となってきています。その他の費用を加えると、10万円くらいかかるでしょう。
昔日本人に愛用されていた高級ホテルは中国人企業に買収され、今では中国人の定番ビーチリゾートとなっています。
ビーチリゾートのパックツアーが安い旅行会社はどこ?
旅行好き同士の会話でよく耳にするのが、「ねぇ、パックツアーが安い旅行会社、知ってたら教えて!」というものですよね。同じような内容のパッケージでも旅行会社によって値段が異なりますが、ビーチリゾートのパックツアーが安い旅行会社、あるのでしょうか?
H.I.S.の特売りが激安!
目を引くほど安いと言えるのは、H.I.S.の特売りです。お正月に催されることが多く、かなり多くのプランが激安価格になります。
グアム:24,800円
プーケット:29,800円
モルディブ:69,800円
フィジー69,800円
ビーチリゾートではこのくらいの価格が出ますね!
ただし、各限定100組程度の少ないもので、セール開始と同時に申し込むくらいでないとすぐ売り切れてしまいます。ツアーの内容を吟味する時間もないくらい・・・
また、パッケージの内容はそれなりにミニマムなもので、ホテルのグレードが低かったり滞在時間の短いものだったりすることがもっぱらです。
ある程度目が肥えてから挑まないと、「安かろう・悪かろう」で満足度の低いものになってしまいがち。気を付けましょう。
破格のツアーが売り切れてしまうと、「似たような、こちらのツアーはいかがですか?」と勧められます。「まぁこれでもいいや」と妥協して申し込む人は多いのですが、その代替案に関しては激安というわけでもなく、他社平均よりも少し高いことが多いです。
それを狙って、「釣り物件」として限定数の格安プランを出すわけですね。
H.I.S.の特売りはたしかに安いですが、それなりの事情はあるので慎重に検討しましょう。激安特価が売り切れた場合、そこで身を引いたほうがベターです。
不慣れなうちは大手の旅行会社がオススメ!
「なるべく安く済ませたい!」という気持ちはわかります。
しかし、あなたがまだ海外旅行やビーチバカンスの経験が浅いなら、激安をウリにする旅行会社よりも、大手有名な旅行会社のほうが良いです。
激安なパックツアーは、それなりに色々なものを削っています。旅行慣れしていれば「送迎はなくても問題ないな」などと察することができるのですが、不慣れなうちはそれがわかりません。何が削られているかもわからずに申込み、現地に行ってから「送迎はないの!?」「朝食付かないの!?」「こんな僻地にあるの!?」と慌てても、もう遅いですよね・・・
大手旅行会社のパッケージツアーは、質の良いホテルやサービスを選んでパックしていることが多いので、熟年旅行でも十代でも、初海外でも安心です。
たとえば、JTBなどが該当しますね。
29,800円のプランが、最終的には49,800円・・・??
H.I.S.に限らず、相場よりもずっと安いパッケージツアーを見つけたときは、注意が必要です。
基本的にそれは「釣り物件」で、表示されている価格で購入できることはまずありません・・・
裏事情1:諸税がかかる。
広告に表示されている価格は航空券の額面価格のみであることがもっぱらです。旅行に慣れてくると気づきますが、実際には空港使用税や保険代などがかかってきます。近年は燃油サーチャージは別途かからないようになってきていますが、原油価格が高騰してくればこれも数千円~2万円くらい上乗せされるようになるでしょう。
スーツケースの場合、受託手荷物料金が発生することも多く、これが往復で5,000円くらいかかることもあります。
裏事情2:ホテルが低グレード。
激安のパックツアーでは、もっぱらホテルが低グレードのものを提示されています。3つ星程度のクオリティはありますが、ラグジュアリーさはあまり感じられないでしょう。男性は「これで充分だよ」と感じる人も多いですが、女性は「これじゃ物足りないわ」と不満に感じることが多いです。そこで、「追加料金でホテルのアップグレードが可能です」と表示されると、多くの女性は5,000円、1万円を払ってアップグレードしてしまいます。
裏事情3:レジャーが何もなく、オプショナルツアーの誘惑がある。
格安のパッケージツアーは、レジャーと言えるものが何も組み込まれていない、日程表に「自由滞在」の文字ばかり並ぶものが多いです。
そして画面の下には、「ピンクイルカと会える!ダイビングツアー!」といった見出しが躍ります。多くの人は、レジャーのないビーチバカンスは味気ないと感じてしまい、こうしたオプションツアーに申し込んでしまいます。ここでまた、人数×5,000円かそれ以上の金額が加算されます・・・
裏事情4:朝食が含まれていない。
格安のパッケージツアーは、立派なホテルでも「素泊まり」のことが多いです。ホテルなら朝食は付いて当然、と多くの人はイメージしますが、こういうケースでは朝食も付かないのです。
オプションとして用意されてはいるのですが、それが意外と高く、1,000円を超えたりします。モルディブやカンクンなどでは、朝食だけで5,000円ということも!
朝食は、ホテルや近所の売店で菓子パンでも買って済ませることも可能ですね。それなら200~300円で済むでしょう。
このようにして諸々の金額が加算されていき、29,800円と表示されていたプランも最終的には5万円くらいまでかさんでいることがもっぱらです。そこからさらに食事代やお土産代、レジャー代などがかかり、旅費総額としては1人7万円くらいになるでしょうか。
安いパックツアーがダメというわけではないのです。「29,800円のパックツアーは3万円程度の旅費では済まない」ということを心得ておきましょう。
本当に3万円程度の総出費で済ませたい場合には、上述したように個人旅行で上手くやりくりする必要があります。ホテルのグレードを妥協しましょう。
2つ星ホテルに穴場アリ!?
5万円程度の格安ビーチバカンスをリピートしたいなら、ホテル選びのコツをつかんでおくことをオススメします!
日本人の特に女性は、「星の格付け」でホテルの質を決めつけてしまう傾向にありますが、それは早計というもの。
近年は、3つ星ホテルや2つ星ホテルの中にも、オシャレで可愛らしい内装のものが増えてきていますよ。もちろんふかふかのベッドと専用バストイレがあり、テレビやエアコンも付きます。フロントには常に人がおり、困ったことがあれば対応をしてもらえます。
3つ星ホテルのみならず、2つ星ホテルにもこうしたハイクオリティなものがあるというのがポイント。2つ星ホテルなら、東南アジアでは2,000円くらいで1泊できます。
また、ゲストハウスと名のつく宿泊所でもオシャレで快適なものは増えています。バックパッカーは全然おらず、女性や欧米の老夫婦が好んで泊まるような感じで、ペンションのような可愛らしさとクオリティを持つものが多いです。
こうしたコストパフォーマンスの良い宿泊施設の選びが上手になると、ビーチバカンスは非常に安上がりになっていくでしょう。
オシャレな2つ星ホテルやゲストハウスはパックツアーのホテル選びオプションには存在しないため、ブッキングドットコムやエクスペディアなどの旅行サイトで、自分で探して予約を取る必要があります。
ベストシーズン別!おすすめの5万円ビーチリゾートはドコ?
5万円程度の格安予算でビーチバカンスの満足度を高めるためには、ホテルのオシャレさ快適さではなく「海の美しさ」をメインディッシュに考えることが良案です。
そして、「海の美しさ」を求めるなら、そのエリアごとのベストシーズンを見計らって行くことがとても大切。最低でも、雨季は避けたいところです。雨季でも多くの日は晴れますが、昨日夕立が降っただけでも今日の海色は濁ってしまうのです。3日間の滞在が全部晴れる、そんなベストコンディションのシーズンを狙っていきたいですね!
そのため、ビーチバカンスをどこにしようかな?と考えるとき、行きたい時期時期から逆算して導き出していく考え方はとても賢いです。
年末年始がベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
グアム
セブ島
ボラカイ島
プーケット
パタヤ
ペナン島
ランカウイ島
年末年始はやや選択肢が多く、うれしいですね。ただし、普通にパックツアーを申し込むと価格が高騰し5万円どころではありません!年末年始に格安ビーチバカンスを望むなら、LCC(格安航空会社)を早めに予約して個人旅行をし、フィリピンやマレーシア、タイ辺りを狙うのが良さそうです。
春休みがベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
グアム
セブ島
ボラカイ島
プーケット島
バリ島
パタヤ
ペナン島
ランカウイ島
大学生、専門学校生たちの春休みが始まる2月~3月も、大体この表のとおりです。3月末はパックツアーも航空券も高騰するので、日程に自由のある学生さんは2月や3月前半に行くのがベター。
ゴールデンウイークがベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
グアム
セブ島
ボラカイ島
プーケット
バリ島
ペナン島
ランカウイ島
セントーサ島
沖縄
ゴールデンウィークになると、東南アジアの各地に加えて沖縄もベストシーズンになってきます。選択肢が多いですが、ゴールデンウィークの真っただ中にパックツアーを予約しても高いですね・・・。少し時期をずらして休みをとりましょう。
夏休み・お盆休みがベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
バリ島
ペナン島
ランカウイ島
沖縄
夏休みと言えば海!というイメージがありますが、実はベストシーズンを迎えるビーチリゾートは少ないです。そのうえ値段も高騰するので、お盆休みは家でのんびり過ごし、巷のバケーションが終わった頃に旅行を計画するのが賢い選択。お盆を避けられるなら、夏休みは沖縄に行くのがオススメです。本州よりやや涼しいうえに、この中で最も海がキレイです。家族旅行に最適ですね。
シルバーウィークがベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
バリ島
弾丸旅行を計画したいシルバーウィークですが、天候条件の良い格安ビーチリゾートは少ないですね・・・。バリ島くらいなもので、しかしバリ島の空港付近のビーチはあまり海色がキレイではありません。5泊くらい時間をとって、ロンボク島などまで足を延ばすと美しいビーチがエンジョイできます。
10月~11月がベストシーズンの格安ビーチリゾートはどこ?
グアム(10月)
沖縄(10月)
バリ島(10月、11月)
プーケット(11月)
海外旅行業界全体が閑散期に入り、ツアーも航空券も価格が安くなるこの時期。グアムに訪れるうえで、気候と価格の両方面でベストと言えそうです。10月ならグアム、11月ならプーケットが良いですね。
10万円予算ならビーチリゾートの選択肢はどこまで広がる?
5万円の予算ですと、どうしても東南アジアエリア+沖縄しか選択肢に上がりません。「それはもう行き尽くしちゃったよ」そんな声も聞こえてきそうですね。
では、10万円まで予算を広げると、どんなビーチリゾートに行けるのでしょうか?
ハワイ
人気のビーチリゾート・ハワイも、この価格帯なら可能です。アクティビティを詰め込まないなら10万円でエンジョイすることが出来るでしょう。
また、関空を最寄りにする人ならかなり安く行けるようになりました。LCCが関空ーハワイを往復3万円程度で結ぶようになったので、7万円程度でも旅行ができそうです。
モルディブ
インド洋に浮かぶ、水上コテージで有名なビーチリゾートです。
海の色が世界でも有数に美しく、それを「一島一ホテル」で独占し、非日常的なラグジュアリーリゾートを演出しているモルディブ。ホテルのグレードにこだわらなければ、10万円で旅行が可能になりそう。
ニューカレドニア
超高級ビーチリゾートのイメージがあるニューカレドニアですが、シーズンによっては8万円程度でパックツアーが催行されています。
8万円程度だと、ホテルや海は最高グレードのものを得られませんが、フランス領特有のオシャレな雰囲気は楽しめるでしょう。
ハネムーンで行くなら、もう少し予算を上積みして。海の一層キレイな離島に泊まれるものを選んだほうが良いです。
フィジー
ポリネシアに属するフィジー。東南アジアやグアムとは違った雰囲気が楽しめる、原住民族色のある島です。海は非常に美しく、リゾートウエディングで人気を博するほど。リゾートホテルは設備もしっかり整っています。
フィジーに行くと、ポリネシアの海にハマるかも!
サイパン
一昔前の定番ビーチリゾート・サイパンが、今はこの価格帯です。
パッケージツアーの料金が8万円程度で、旅費総額が10万前後といったところでしょう。
サイパンはもっぱらパックツアー向き。格安のホテルやゲストハウスが少ないので、知恵による節約旅行は難しいです。
海の色がグアムやハワイとはやや異なり、パステルブルーのような透き通った美しさで、一見の価値はありますね。
セブ島
5万円で行けそうで、意外と難しいセブ島(個人旅行で節約するなら可能です)。
航空券と現地物価は安いのですが、日本人御用達のマクタンエリアはホテルが軒並み高く、普通に行くと旅費の総額はかさみがちです。10万円の予算を見越すなら、かなりお釣りがくるでしょう。
また、10万円の予算と5日程度のゆとりある日程を確保できるなら、マクタンエリアではないセブ島のビーチに足を延ばすことが出来るようになります。必見はモアルボアルのホワイトビーチ。マクタンエリアとは比べ物にならないくらい美しいターコイズ色がお目にかかれます!
さらに、1週間から10日ほどの日程を確保できるなら、セブ島北部にあるマラパスクア島やバンタヤン島などにも足を延ばせますね。
コタキナバル
マレーシアの一部、大陸の東側に浮かぶ大自然の島ボルネオ島。そのコタキナバルエリアがビーチリゾートとして有名です。ここも5万円では苦しいですが、10万円なら余裕があるでしょう。
ボルネオ島のジャングルウォークやオランウータン、食虫植物ラフレシアなど、密林の大自然も併せてエンジョイするのがオススメ。ファミリー旅行がとても盛り上がりそうです。
サムイ島
タイのビーチ巡りをする人には有名なサムイ島も、パックツアーだと5万円は厳しく、個人旅行だと初心者には厳しい場所。10万円費やすならパックツアーにお任せでカンタンに行けます。
プーケットとは反対側、タイの東側に浮かぶ島で、気候区分が違うため、プーケットがローシーズンのときにサムイはベストシーズンになります。バンコク観光と組み合わせたり、パンガン島、タオ島と組み合わせたりするのも良いですね。
海南島(ハイナン島)
「中国のハワイ」と称される、日本人にはあまり知られていないビーチリゾートです。
ここも5万円では厳しいですが、10万円なら可能でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
5万円でも充分に満喫できるビーチリゾートが、世界各地にけっこうありますね。
初心者ならまずはグアムから入ってみるのが良いでしょう。個人旅行が可能なら、フィリピンやタイの無名な島・エリアをどんどん開拓していくと、まだまだたくさんのビーチが見つかりますよ。
沖縄も、あまり知られていない離島やビーチに美しい場所がたくさんあります。どんどんリサーチしてみてください。
女性は、ホテルのグレードを妥協すればビーチリゾートがかなり安くなることを覚えておいて!それなら年に3回、4回も可能かしれませんね♪
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