賃貸アパート経営をするなら、空室になりにくいアパートを建てることが大切です。性能が良ければ良いほど人気を博するのはわかりますが、しかしその分建設費用も高騰してしまいます。
なるべく安い予算で高付加価値な賃貸アパートを建てるには、どのようなアイデアがあるでしょうか?
部屋の広いアパートを建てるとよい。
大抵の便利な設備は、それを付けることで建設費用が上がってしまいます。それが8戸分ともなると追加出費もかさみます。
あまり高価な設備を付けずに、でも高付加価値にするには?
「部屋を広くする」とよいです。
「部屋を広くとる」ということにはあまりお金がかかりませんが、しかし入居者の満足度は確実に上がります!
6畳のワンルームと7.5畳のワンルームなら、ほぼすべての人が7.5畳を選ぶでしょう!
敷地にゆとりがあるなら、庭を持て余すよりも広い部屋を造ろう。
都心のアパートなど眺めていると、無駄に庭の広いアパートをたまに見かけます。庭に木を植えるでもなく、駐車スペースにするでもなく、ただコンクリート打ちっぱなしの床が広がっています。
それなら各部屋を1畳ばかし広く設計したほうが、どだい有意義というものです。
収納スペースが広いと女性からの人気が高まる!
部屋の面積だけでなく、収納スペースも無視できません。
あなたは男性でしょうか?昔1Kのアパートで一人暮らしをしたとき、1畳分のクローゼットでもあれば充分だと感じたかもしれませんが、もっと広い視野を持ちましょう。
女性たちは一般的に、とても多くの服飾品を持ちます。とても広いクローゼットがあると嬉しいのです。男性もどんどんお洒落になってきています。
また、物の値段が安くなり様々な物を持てる時代です。必要な収納スペースは昔よりも増えているのです。
ファミリーマンションや高級マンションは、ウォークインクローゼットを設けるなどこうした時代のニーズに対応していますが、ワンルーム物件にはまだ配慮されたものが少ないです。あなたが先駆けることが出来ます!
特に女性からの人気が高まるのは、あなたも嬉しいのではないでしょうか。
手頃な価格でロフト付き中古が買えるならそれもおすすめ!
ロフトも居住空間をとても広げてくれます。とはいえ、ロフトを設計するとかなり費用がかさむでしょう。
では、中古アパートを購入して賃貸経営をしようと思ったときに、もしロフト付き物件がロフト無しと大差ない金額で購入できそうなら、それは選んでおくとよいです。
ひと昔前は人気を博したロフトも、今では「ロフトは暑い」という声が広まりそんなに人気がありません。
しかし、不動産会社用の間取り図を作成する際、「ロフト付きで収納スペースが潤沢!」と書き加えてみましょう。
大きな収納スペースを求める層に絶大な訴求効果があります。
収納スペースとしての用途なら、エアコンの風が届かなくて暑くても問題ありません。
いかがでしたか?
入居者の立場に帰って、どんな物件が嬉しいかを想像してみると、少ない追加投資でも高付加価値な物件のアイデアを思いつくことが出来るでしょう。
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