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外国人を自宅に受け入れる(泊める)サイトはAirbnb以外にもこんなに!-1


ほとんどの日本人にとって、外国人を家に泊めるマッチングサイトといえばエアビーアンドビーしか思いつかないかもしれませんが、世界に目を向けてみると、すでにたくさんのサイトが存在しています。中には、無料で泊まれるものまで!


日本と海外とでは、「外国人を家庭に受け入れる」ということに対してなぜ、これほどまでに観念が違うのでしょうか?見知らぬ外国人を泊めたり泊めてもらったりすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?


当記事は、有償・無償を問わず、ホームステイに関するサービスを徹底分析します!



1 Airbnb以外にいくつ知ってる?有償で受け入れる民泊サイトあれこれ。


まずは、有償で受け入れを行うタイプの民泊サイトを紹介していきましょう。圧倒的にユーザー数が多いのはご存じAirbnb(エアビーアンドビー)なのですが、バリエーションとしてはエアビーアンドビーなど氷山の一角にすぎず、驚くほどたくさんの受け入れサイトが、世界には存在しています。ここでは、数ある中でも特徴のハッキリしたものを厳選してご紹介しましょう。


(1)最も使いやすいのはやっぱりAirbnb(エアビーアンドビー)。

(2)「安全」と「コミュニケーション」を重要視するならHomestay.com(ホームステイドットコム)がイチオシ。

(3)合法のもとに安全に受け入れたいならSTAY JAPAN(ステイジャパン)。

(4)ホテルユーザーやゲストハウスユーザーにもアプローチできるAGODA(アゴダ)。


1-(1).最も使いやすいのはやっぱりAirbnb(エアビーアンドビー)。


数ある外国人の受け入れサイトの中でも、最も使いやすいのはAirbnb(エアビーアンドビー)と言えます。


その理由の最たるものは、なんといっても登録ユーザー数の多さ。全世界に、受け入れホストだけでも200万人を超える人々が!当然世界190カ国以上をすでに網羅済みで、泊まれない国などないほどです。


あなたがホストとして外国人を受け入れる場合にも、この特徴は有効。アクティブユーザー数がダントツに多いということは、それだけ予約が入りやすいということ。ゲストハウスや民宿などの開業を検討しているなら、エアビーアンドビーでホームステイを営んだほうがずっとカンタンで、しかも上手くいくかも?これは誇張でもなんでもなく、実際にゲストハウスや民宿、ペンションのみならずリゾートホテルまでもが、エアビーアンドビーに登録して集客をしているくらい。


1-(2).「安全」と「コミュニケーション」を重要視するならHomestay.com(ホームステイドットコム)がイチオシ。


Airbnb(エアビーアンドビー)に続けとばかりに、世界中で同じような民泊サイトが誕生しています。それぞれ、プラスαで独自のコンセプトを持つことが多いですが、中でもこのHomestay.comは、その名のとおり「ホームステイ型民泊」にこだわった民泊サイト。


登録されている物件はどれもホームステイ型であり、「カギを郵便受けからまさぐって、テキトーにエンジョイしてね」などと突き放されることはありません。また、泊める側として外国人を受け入れる場合にも、やってくるゲストユーザーは皆、ホームステイ型の民泊を望んでいる人々ですから、社交性と誠実さを持ち併せているでしょう。


1-(3).合法のもとに安全に受け入れたいならSTAY JAPAN(ステイジャパン)。


民泊の違法性を心配するなら、STAY JAPANがオススメ。(実際のところ、ホームステイ型民泊ならAirbnbでもどこでもあまり法的な心配は要りません。)


STAY JAPANは日本のサイトで、国家戦略特区民泊など、行政の営業許可を得た民泊物件だけを厳選して扱っています。もちろん、あなたが受け入れホストとしてSTAY JAPANに登録したいなら、あなたもまた、行政の営業許可を取得する必要が。


なお、農家民泊に特化したサイト「とまりーな」は、このSTAY JAPANに統合されました。


1-(4).ホテルユーザーやゲストハウスユーザーにもアプローチできるAGODA(アゴダ)。


AGODAは、民泊サイトではなくホテルやゲストハウスなどを掲載する従来型のホテル検索サイト。大手の一つであるだけでなく、日本支社もあり日本語対応も充実しているため、日本人でも利用しやすくなっています。


そんなホテル検索サイトが、民泊物件の登録も受け入れはじめました。つまり、AGODAにあなたの民泊物件を登録しておくなら、ホテルやゲストハウスを探そうとしている人たちにもアプローチが届くのです。



まだまだほかにも、有償の民泊サイトは100を超えるといわれるほどたくさんあります。特定の国に強いサイトや貸し切り物件に強いサイト、様々なものがあるので、あなたのお好みに合わせて使い分けてみてください。



2 無償で泊まれる/泊める民泊サイトもこんなに登場してきている!


Airbnb(エアビーアンドビー)のブームにより、民泊検索サイトなるものが世に存在していることは、誰でもご存じのことでしょう。でも、無償で泊まることのできる民泊サイトまであること、ご存じですか?


無償で泊まれる理由は、サイト運営者が非営利団体であったり、泊めるホストの厚意であるため。つまり、あなたが外国人を泊める場合も、無償での受け入れが原則となります。


それでは、無償の民泊サイトで代表的なものを4つ、ご紹介します。


(1)Airbnbが誕生する以前の最大手民泊サイトがCouchSurfing(カウチサーフィン)。

(2)チャリダーなら無料で泊まれる!ユニークな民泊サイトWarm Showers(ワームシャワー)。

(3)お金ではなく農作業を中心とした労働力で払う、WWOOF(ウーフ)。

(4)海外でいろんなお仕事を体験してみよう!Workaway(ワークアウェイ)。


2-(1).Airbnbが誕生する以前の最大手民泊サイトがCouchSurfing(カウチサーフィン)。


無償で民家に泊まれる/泊めるサイトの定番と言えば、CouchSurfin。日本ではあまりなじみがないですが、カウチサーフィンが無かったらAirbnb(エアビーアンドビー)も誕生していなかったのではないかと言われるほど、大きな影響力を持つサイトです。


節約旅行者たちが、旅費の大部分を占める宿泊費を浮かすため、互いに自宅に旅行者を泊めあうことをコンセプトとしたSNSのようなサイト。ホストたちが慈善で泊めているだけでなく、サイトの運営者も非営利の、良心的なプロジェクトです。


宿泊だけでなく、お茶をする友達を探す機能もあるため、「自宅に泊まる/泊めるのは抵抗があるけれど外国人の友達を作りたいな」という人にも活用度は大!


無償型の民泊サイトもいくつかありますが、カウチサーフィンが最もスタンダードであり会員数も多いので、まずはカウチサーフィンから始めてみるのが良いでしょう。


2-(2).チャリダーなら無料で泊まれる!ユニークな民泊サイトWarm Showers(ワームシャワー)。


お次は、「チャリダー(自転車で旅をする人)ならば受け入れOK」という限定を持つ、無償の民泊サイトWarm Shower。カウチサーフィンよりも利用者が限定されますが、それでも全世界に10万人以上ものアクティブユーザー(2017年初頭現在)を抱えています。日本語にも対応しており、登録やヘルプの閲覧を日本語で行えるのはうれしいですね。


自転車の趣味を持っているなら、泊める/泊まるユーザーと意気投合することうけあいですから、ぜひとも登録し、利用してみてください。自転車旅行のようなネイチャーでストイックな趣味を持つ人は、性格の悪い人も少ないようです。ただし、提供しあう寝床は個室とは限らず、リビングのソファであったりテントを張るための庭であったりすることもあるので、ホストのリスティング(施設案内)をよく読んで利用しましょう。


また、食事に関しては有償オプションとしていることが多いですし、お土産品など多少のお礼は還したほうがベターで、「0円でなんでもしてもらえる!」とは考えないほうが良いですね。


2-(3).お金ではなく農作業を中心とした労働力で払う、WWOOF(ウーフ)。


WWOOFもカウチサーフィンのような無償で泊める/泊まる民泊サイトですが、お金を払わない代わりに労働力や知識、経験で恩返しをします。


カウチサーフィンの場合、泊めてもらった恩をほかの誰かを泊めることで還元していくスタンスを取っていますが、ウーフの場合は完結型です。受け入れてもらった恩は労働などのカタチでその場で還さなくてはなりません。「旅行の際に2~3日泊めてもらう」というよりは、「異国の地で長期滞在をしながら農作業を経験する」といったニュアンスが強いサイト。そのため、カウチサーフィンとは明確に使い分ける必要があるでしょう。


なお、ウーフサイトへの登録料として年間5,500円がかかります。この年会費は、継続するたびに下がっていき、5年目以降は1,500円に。ホストとしての登録は年会費が8,500円。これも継続によって値下がりしていきます。


2-(4).海外でいろんなお仕事を体験してみよう!Workaway(ワークアウェイ)。


Workawayもウーフと同じように、仕事を対価とすることで泊まる/泊める民泊サイト。ただし、ウーフが農業メインであるのに対し、ワークアウェイは幅が広く、炊事洗濯や語学レッスンなど、より自分の特技が活かしやすい仕組みになっています。同時に、ほとんどの仕事は高い技術を求めてはおらず、見ず知らずの旅行者でもできそうなものがもっぱら。


155カ国、25,000人以上のホストが登録しており、ワークアウェイを泊まりついで世界一周した日本人もいるのだとか。


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