在宅収入の利点。民泊経営を始めると家事のやる気がアップするって本当?-3
- acousticlife111
- 2023年12月16日
- 読了時間: 6分

2-5.留学生ホームステイを選ぶなら、きちんと報酬をいただけるプランを探して。
料理を提供するホームステイ(民泊)としては、外国人留学生を受け入れるタイプのものが昔から主流です。留学生受け入れは基本、1日2食以上の食事提供が必須。
しかし、くれぐれもご注意を!留学生受け入れの取り組みは、報酬額の低いものが多いのです。多いところでは月額10万円近い報酬額を設定していますが、少ないところでは月額1万円や、ゼロ円のところも少なくありません。家計に余裕があるなら、報酬がもらえなくてもお世話することでやりがいは充分かもしれませんが、収入も併せて目論んでいる場合、仲介機関の選定を慎重に行ってください。
2-6.あなたの家と家事がスペシャルなら、ペンションにチャレンジしちゃう?
一般的にホームステイ(民泊)とは、「簡易宿泊施設」であり、民宿よりもさらに簡素なものと捉えられています。そのため、民泊の宿泊予約をする人は、「簡素でも良いから安いものを」という基準で検索をし、選定をすることが多いです。
しかしAirbnb(エアビーアンドビー)は、「ユニークな物件に泊まれる」ということもウリにしているため、エアビーアンドビーのゲスト層には、「魅力的だな」と感じればホテル並みの宿泊料金を払う人も少なくありません。
そのため、もしあなたが立派なお家に住んでおり、掃除やインテリアセンス、お料理に自信があるなら、「ペンション風」をコンセプトに営むのはどうでしょうか?普通の民泊の場合は1泊2,500円程度が限界ですが、「ペンション風」と銘打ちカワイイお部屋と美味しいお料理を提供するなら、1泊7,000円程度まで引き上げることも難しくないでしょう。
また、こうしたコンセプトにすると女性客が多くなり、女性客は男性客以上に、インテリアセンスやお料理の味を褒めてくれ、喜んでくれます。より大きなやりがいを感じられるでしょう。
2-7.家事が得意じゃなくてもホームステイ受け入れは出来る!
逆に、「毎日家事をこなしてはいるけれど、得意なわけでもない・・・」という人もいるでしょうか。それでも問題ありません。
客室の清掃とベッドメイクだけはシッカリ行ってください。しかし、リビングを完璧に整頓しなくてもかまいませんし、キッチンのシンクをピカピカに保つ必要もないのです。日本人は、来客があるなら家の中をピカピカにしなければと考えますが、民泊のゲスト、特に外国人のゲストは、「そこそこ片付いている」という程度で充分満足します。客室が散らかっているのは問題ですが、リビングなどの共有スペースに関しては「そこそこ」で充分なのです。
2-8.気が向いたときはお料理も楽しいけれど・・・それでもOK!
ペンションをやるほどお料理が得意なわけではないけれど、時々なら料理を楽しむのが好きという人もいますね。そんな気まぐれでも、ホームステイ(民泊)経営に活かすことができます。方法は2つ。
(1)ときどきお食事提供することで、ゲストの満足度&ゲストとの親睦度をアップ!
「毎日提供する」と義務化してしまうと苦痛に感じやすくなります。そのため、あくまで「素泊まり宿です」と銘打っておき、しかし気分が向いたときには少し多めの量の食事を作り、「一緒に食べませんか♪」とゲストにお誘いしてみましょう。代金は取りません。
このようなサプライズな優しさを、民泊ゲストはとても喜びます。また、一緒に食卓を囲むと会話が盛り上がりやすいので、ゲストとの親睦もぐっと深めることができますよ。こうした交流体験はゲストの満足度を上げ、感想レビューに良質なコメントが得られやすくなり、リピーターや紹介が増えます。
(2)「日替わりメニュー」と称することで、家庭の夕食のついでに食事報酬をゲット!
あまり気合は入れられないけれど、食事でも収入を得たいなら、「日替わりメニュー」と称して料理提供すると良いです。日替わりメニューとはすなわち、あなたの家族の晩ご飯やお昼ご飯のこと。どのみち作るものですから、大きな手間や苦労を背負わずにゲストに提供することができますね。
こうした気まぐれなやり方でも、料理のやりがいは各段にアップするはずです。
3 今日からできる、民泊の始め方。
それでは、ホームステイ(民泊)の受け入れ方についてのお話に移ります。あなたが想像しているより、ずっとカンタンですよ!
3-1.まずはAirbnbに登録をしてみよう。
ホームステイ(民泊)を運営するなら、まずはAirbnb(エアビーアンドビー)に登録してみることをオススメします。エアビーアンドビーは民泊ホストに審査を課したりはしておらず、普通の民家でも登録をすることができるのです。
また、ビジネスは集客に苦心するものですが、エアビーアンドビーは非常に莫大なユーザー数を抱えているため、ただ登録してリスティング(施設の詳細ページ)を掲載して待っているだけでも、集客を得ることは可能でしょう。
3-2.必要な準備、たったコレだけ。
本当に、今日からでも始められそうなのがAirbnb(エアビーアンドビー)民泊です!
受け入れのために用意すべきものは、
・寝具
・エアコン
・鏡
・クローゼット(簡易的なものでOK)
・テーブル(簡易的なものでOK)
・照明
・カーテン
・無料Wi-Fi
この程度のものです。一般的な個室にあるようなものがあれば、それだけで民泊の受け入れは可能で、出費はほとんど要しないでしょう。Airbnb(エアビーアンドビー)に支払う登録料などもありません。
ただし、上記のアイテムはあくまで「一般論」にすぎず・・・。
3-3.お部屋づくりは、あなたの個性を目いっぱいに詰め込んで!
Airbnb(エアビーアンドビー)で他のリスティングを眺めてみると、ホテルを模したような、クールでも無難な雰囲気の部屋が多いと感じるかもしれません。「こういうふうにするべきなのかな」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはないのです!日本はただ、個性のないホストが多いだけです。
客室のインテリアセンスは、あなたの個性や趣味を思い切りぶつけてかまいません。思い切りラブリーでも、思い切りユニークでもかまいません。部屋のコンセプトがピーターパンやトムソーヤであるなら、ベッドを置かずにハンモックでも良いのです。
こうした部屋はもちろん、ゲストからのリアクションもよく、あなたは一層のやりがいを感じられるでしょう。
3-4.接客に自信がないなら、初めは安い値段で経験を重ねて自信を付けて。
専業主婦の方々は、家の中の管理については自信があっても、接客や対人には気後れしてしまう人が多いかもしれません。「ロクに英語もしゃべれないのに、2,500円も貰って良いんだろうか・・・」そう気後れしてしまうなら、(または、なかなか予約が入らない場合には、)まずは安い値段で集客をしましょう。個室で1泊1,500円程度であれば、よほどの僻地でないかぎりかなり繁盛するはずです。周りの物件よりも「ひときわ安い」くらいの値段が良いですね。
お客さんが入ってくれれば、実践の中で接客能力を磨くことができます。そして1,500円程度の安い値段なら、多少あなたの接客に不備があったり、無愛想であったりしても、ゲストは文句を言わないでしょうし、悪いレビューを書かれてしまうこともないでしょう。
ちなみに、接客に自信のあるような人でも、最初は特売価格で始めるホストが多いです。