在宅介護の限界期。「介護うつ」を感じたら無理をしないで!
- acousticlife111
- 2023年5月17日
- 読了時間: 2分

在宅介護の限界は一般的に、体力的な消耗や「自分の時間が取れない」といった時間的制約から感じます。しかし、時間や体力、金銭という計りではないところで限界を感じることもあるものです。
あなたが「もしかして介護うつかも」と感じはじめたなら、やはり在宅介護の限界期です。
「介護うつ」を感じたら在宅介護の限界期。無理をしないで!
周りの在宅介護仲間より体力に余力があろうが、日本の平均世帯より高収入であろうが、あなたが「もしかして介護うつに陥っているかも」と感じているなら、それがあなたの家庭にとってのリアルです!在宅介護は限界に達しています。
親御さんのヒニクっぽい言葉が積み重なって辛い、雑な言動がどうも相容れない、尿便の臭いが新築の家に染みついてきて絶望を感じる・・・介護うつの要因は、他者が数字で計れないところにもあります。
何も出来なくなる前に、老人ホーム選びを始めよう。
うつに陥ると、何も出来なくなってしまいます!賃金労働が出来なくなったり、料理や洗濯、普通の家事すら出来なくなってしまいます。それでは親御さんだけでなくあなたも衰弱し、共倒れになってしまいます!まだ現役世代のあなたが衰弱すべきでありません。
そしてその無気力は、やがて家族全員が「もう在宅介護は限界だよ」と声を揃えはじめたときにも、老人ホーム選びをすることすら出来なくしてしまいます・・・。
八方ふさがりになってしまう前に、家族みんなで「老人ホームに移行しよう」と足並みを合わせましょう。家庭によっては親御さん本人を説得することに骨が折れますが、あなた一人が抱え込むのではなく配偶者や家族、かかりつけ医、ケアマネージャーなどにも協力を仰ぎましょう。
お金の心配は要らない。親御さんは年金で老人ホーム暮らしが出来る。
介護は、心配事が連鎖していって介護者をますます憂鬱にしがちですね。
「在宅介護は限界だが、かといって老人ホームに入れるお金がない」と不安になっていませんか?
普通、老人ホームは親御さん本人の年金で入居するものです。それで足りない場合も親御さん本人の貯蓄で工面するものです。
あなた方夫婦の収入が潤沢でないとしても、親御さんは老人ホームに入れるはずなのです!
いかがでしたか?
お金の心配も含め、悩みや「辛い」の感情を、一人で抱え込むべきではありません。
ケアマネージャーさんに「在宅介護が辛くなってきたのですが、老人ホームのお金が賄えるか心配」と素直に打ち明けてみましょう。色々と力になってくれるはずです。