2 民泊ゲストと一緒に食事や観光に出かけよう!
あなたが民泊のホストをやっているなら、ぜひゲストと一緒に、ちょっとした観光や食事にも出かけてみましょう。もちろん、あなたがエスコートしてあげるのです。
2-1.民泊ゲストは友人の代わり。いや、新しい友人。
特に女性は、ちょっとした観光レジャーが大好きな人が多いですね。毎週末にでもどこかに行きたいものですが、とはいえ友人を誘おうにも、そういつも付き合ってくれる人が見つかったりはしません。そうしたことで悩んでいるなら、民泊ホストをやってみるのはいかがでしょうか?
あなたの受け入れる民泊ゲストは、あなたの家の近隣で観光をしたがっています。そして、不慣れな日本や日本語の環境の中で、エスコートしてくれる人がいたらいいなと願っています。
そう。外出したいあなたと彼らのニーズは、一致しているのです!民泊ゲストの方々であれば、「駅前の新しいお好み焼き屋さん、食べに行ってみない?」「そろそろ銀閣寺の紅葉が美しいはずだから、観に行ってみない?」といった誘いに、まず間違いなく喜んで応じてくれるでしょう。
2-2.旅行者の観光ニーズも汲んであげることが大切!
ひょっとするとあなたは、行ってみたい観光地や飲食店がたくさんあるかもしれません。しかし、いつもいつもあなたの要望をゲストに押し付けるのは良くないこと。もちろん、旅行者の知らない穴場や名店を教えてあげることは、旅行者にとって有意義ではありますが、かといって彼らにも、幾つかはあなたの町で達成しておきたい目的があることでしょう。
良いホストであるためには、まずは彼らのニーズに耳を傾けてあげることです。そして、彼らのニーズを満たしつつ、あなたのニーズも満たせるような折衷案を探りましょう。これが、民泊ゲストの観光エスコートを最高に有意義なものにするための最善策です。
2-3.「エスコートする」としても、「おごる」必要はない!無理はしなくてOK。
「留学生のホームステイ。観光に連れていくのが何気にお金掛かるのよね・・・」といったことを、ニュースなどで見聞きしたことのある人もいるかもしれません。すると、あまり裕福でない人などは、むしろそのことが民泊ホストにチャレンジするネックになってしまってはいませんか?「ウチには観光に連れていくお金はないし・・・。」
しかし、そこまで気負う必要はありません。民泊ゲストのことは、「お友達」と考えましょう。あなたがあなたの友人を、最近知ったオススメのお好み焼き屋さんに誘うとき、その食費までをもおごったりするでしょうか?しませんよね。せいぜい、お好み焼き屋さんまで車を出してあげる程度でしょう。それも、友人にねだられたときに無理に車を出すのではなく、あなたが行きたいときや両者の日程が一致したときに乗せるだけのはずです。民泊ゲストへの観光エスコートも、こんな感じで充分です。
2-4.「施すことの喜び」に、目覚めてしまうかも!?
繰り返しになりますが、基本的にゲストへの観光エスコートは、「ついで」で充分です。無理をする必要はありません。駅まで送ってあげたりすることも、何かの用事のついでで構いません。
無理をしてまでしてやってしまうと、やがてストレスが募り、民泊ホスティングそのものが苦痛になってしまうでしょう。そうしてホスティングすべてを投げ出すのは、あなたのためにもゲストのためにもなりません。
しかし、無理のない範囲でエスコートを続けていると、やがて心境に変化が生じることがあります。「少しばかり自分の時間やお金を犠牲にしてでも、施してあげたい!」と感じるようになるかもしれません。「利益ではなくエスコートが楽しいから」という次元をさらに超越して、「人の役に立つことが楽しい」と感じるようになることがあります。
日本には少ないですが、世界全体を見渡すと民泊ホストにはこういう人が多いです。彼らとの交流は、もちろんとても楽しいものとなります。このタイプの人は、ペンションや小さなゲストハウスの経営にも向いているかもしれません。
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