初めてのバックパッカー旅。どこに行くのが良いのでしょう?2つのタイプでおすすめの場所をご案内します。あなたはどれに惹かれますか?
冒険に憧れるなら、アンコールワットの遺跡探検が最高に楽しい!
「ONE PIECE」や「天空の城ラピュタ」が好きな人などはだんぜんコレですね。
冒険的要素がバックパッカー旅の醍醐味ですから、立派な世界遺産遺跡のあるアンコールワットがダントツでおすすめ!!
子供に帰ったような気持ちになって、遺跡を探検してみてください♪ものすっごく楽しいです!
アンコールワットにはバックパッカーが多く訪れ、日本人バックパッカーが多く集まる安宿が2~3あります。こうした場所で、他のバックパッカーたちと人生を語り合うのもおすすめ!「就職、どうしようか迷ってるんだよね・・・」などとホンネを打ち明けると、きっと先輩バックパッカーから思いがけない楽しい答えが返ってきますよ♪
「千と千尋」の不思議な町は、初心者でもカンタンに行けちゃう!
東南アジアはちょっと怖い!というあなたには、台湾がおすすめ。
台北から1時間くらいのところに、「千と千尋の神隠し」のモデルになったと噂れる九份があります。ココならバックパッカー旅が初めてでも、個人旅行で行けるでしょう。この町にバックパッカー用の安宿もありますよ。
台湾はナイトマーケットが有名。日本の夏祭りみたいに、小さな屋台がギュウギュウと軒を連ねます。ここには古き良き台湾の風景が残っていて、アジア発展途上国の匂いもほのかにしますね。ここで屋台の食事に慣れておくと、東南アジアのバックパッカー旅にも抵抗が薄まるハズ。
台湾は人が優しく、また、年配者には日本語を話せる人も多いです。道に迷ったり困ったりしても助けてもらえることが多く、バックパッカー旅の初心者でも旅がしやすいですね。
旅程はどうやって決める?おすすめのガイドブックは?
バックパッカー旅の旅程はどのように決めるのでしょうか?
パックツアー派の人にとって、旅程はパンフレットの写真をなんとなく眺めて、パックツアーの定める旅程に従うだけという人も多いかもしれませんね。
個人旅行では、ガイドブックを眺めながら自分で旅程を決めていきます。
ガイドブックにも色々あるので、選び方にはご注意を!
本屋さんに行くと、平積みされた大判サイズの、写真がいっぱい掲載されたガイドブックに目がいくかもしれませんね。「るるぶ」や「まっぷる」のようなものです。でも、それらはバックパッカー向けではないのでご注意を!写真が多くてわかりやすいのですが、扱っている情報がセレブ向けなのです。ホテルは高級なものばかり、レストランもレジャーも高級。そしてエステやショッピングの情報がもっぱらです。これでは冒険は出来ませんし、ローカルなものは楽しめません・・・。
バックパッカー旅がしたいなら、「地球の歩き方」が圧倒的におすすめ!これも近年は軟弱になってきていますが、それでもまだまだバックパッカー向けとしてはダントツで役に立ちます。
バンコクからチェンマイまで、個人旅行でどのように行けば良いか、夜行列車や夜行バスの値段、時間や注意点などが充実しています。大判ガイドブックには載っていないような、素朴な町、村の情報もとても豊富ですよ。
バックパックって重くないの?価格はどれくらい?
バックパッカー旅を敬遠する一番の理由は、「バックパックが重そう」というものではないでしょうか?でも、それはカンチガイ。バックパックってそんなに重くないんです。
バックパックの重さなんて、ランドセルと同じくらい。
東南アジアを1カ月さすらうくらいなら、荷物はそうかさばりません。すると、総重量7kgくらいで済んでしまいます。これはランドセルと同じくらいの重さです(笑)日本人は誰しも、5教科ぶんの教科書ノートを詰め込んだランドセルを背負い、体操服袋と上履き袋を提げて何十キロも歩いています。すると、バックパックに耐えられない人など、女性にも一人もいないのですよ!
主婦のあなたにわかりやすく例えるなら、2歳児をおんぶするのと同じくらい。リュックサックは背中で暴れませんから、2歳児を背負うよりラクですね。
バックパックは5,000円くらいで見つかる。ディスカウントショップが狙い目。
では、バックパックはどれくらいの価格相場なのでしょうか?
5,000円程度で充分手に入ります。
バックパッカーには、登山ブランドのすごく上質なものを背負う人も多いです。そうした高級品を登山ショップで見繕うと、20,000円前後はします。でも、そんなにお金を払う必要はないですね。
東南アジアを1カ月さすらう程度なら、そう高級なバックパックは必要なく、安価なものでも充分です。そして、登山ショップではなくドン・キホーテのようなディスカウントショップやネットショップをあたると、ずっと安い価格で手に入りますよ。ぜひ覚えておいて!
最初は目で見て背負って品定めしたほうが良いので、ディスカウントショップで買うのが良いでしょう。
容量35リットルでも、35kgというわけじゃない(笑)
バックパックの大きさは、「リットル」で示されます。
20L~70Lくらいまで様々なサイズのものがありますが、東南アジアを1カ月さすらう程度なら、35Lくらいで充分。ヨーロッパや寒い地域も含めて長期放浪をするつもりでも、45L程度で充分です。50Lを超えてくると日本人女性には背負うのが辛くなってくるので、ご注意を。
「35リットルって35kgじゃないの!?」と焦っている人がいるかもしれませんが、ご心配なく♪「35リットル」はあくまで容量です。リュックいっぱいに水を入れれば35kgくらいにもなりますが、布製品などは軽いので、パンパンにつめても7kgくらいで収まるのです。荷物の多い人でも10kgくらいですね。
いかがでしたか?
バックパッカー旅に最も必要なスキルは「好奇心」です♪
旅してみたい!という気持ちさえあれば、あとはどうにかなってしまうものです。英語はカタコトで大丈夫。乗り物酔いがあっても大丈夫。排気ガスが臭いのはみんな同じです(笑)
ちなみに、私はかなりの方向オンチです(≧∇≦)