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分譲住宅で民泊経営!成功の7つのポイント-3


ポイント3 マンションなら、管理組合の許可を取ろう。


マンションは、分譲住宅(持ち家)であっても他の住民との共有空間であるというニュアンスも強いですよね。そのため、管理組合の定める管理規約が、様々な制限を設けています。


3-1.マンションでの民泊はシロ?クロ?法的見解自体が曖昧・・・。


マンションにおける民泊が合法なのか違法なのかについては、明確な答えがわかりづらい状態・・・。


国土交通省が定めたマンション標準管理規約では、「区分所有者(マンション各部屋の所有者)は、その専有部分(自分の部屋の敷地内)をもっぱら住宅として使用するものとし、他の用途に供してはならない」という記述が。(有償)民泊としての利用は「住宅としての利用」の範疇を超えているとして、民泊禁止を訴える人々がいるのですが、この訴えは必ずしも通りません。この規約とはまた別途に、「民泊禁止」「転貸禁止」の規約がないと、民泊を辞めさせることはできていないようです。


また、大田区の民泊条例が制定される際に、「特区民泊は一般的な分譲マンションの管理規約に抵触するのでは?」という議論が持ち上げられたとき、日本政府は「抵触しない」という見解を示しています。


3-2.国がどうであれ、あなたのマンションがクロと言えば規制される!


法律的見解がどうであるかということは、ほとんどの場合あまり意味を持ちません。実情としては結局のところ、マンションの管理規約の中で「民泊は禁止!」という規定が為されれば、民泊経営は規制されてしまうのです。


ですからあなたは、法務省や国交省に問い合わせたりするのではなく、目の前のマンションの管理組合に問い合わせ、「民泊は禁止なのか?」を問う必要がありますし、「民泊を許可してください!」と請う必要があります。


3-3.まずは管理人さんに話してみよう。


マンションの管理規約を定めるのは管理組合すなわちそのマンションの自治会なのですが、自治会長さんなどに話を持っていくよりも、まずは管理人さんに相談してみるのがオススメ。


管理人さんは管理組合に対して大きな発言力を持っていることが多く、管理人さんを味方につければ管理規約の解釈や改定の話し合いをかなり有利に進められるようになります。


また、管理人さんに民泊経営を肯定してもらうためには、あなたが普段から管理人さんと仲良くしていることがとても重要!


コネという概念はあまり宜しくありませんが、人間はやはり、普段親しくしている人の頼み事に対して、協力的になるものです。もちろん、仲良くするだけでなく、品行方正なふるまいをしていることが大切ですよ。「この人は誠実だから民泊を営んでもトラブルを起こさないだろう」と信頼してもらえやすくなりますね。

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