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個人宅に宿泊する民泊に抵抗はないのか!?-2


2-2.メリットフルに泊まるなら、1にも2にも、「ホームステイ型」の民泊を選ぶのが鉄則!


上トピックの7つの民泊メリットを読んで、気づかれたでしょうか?民泊のメリットのほとんどは、「ホームステイ型」の民泊にこそあるのです。ホストファミリーが朝も夜も生活しているがゆえのものなんですね。


しかし、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊サイトに掲載されている物件の中には、家主の在宅していないものも少なくはありません。こうした、いわゆる「家主不在型」の民泊を選んでしまうと、民泊のメリットは途端に激減してしまいます・・・。


「とにかくファミリー向けに一軒家を借りたいんだ」というような目的でもない限り、ホームステイ型物件を選ぶのがオススメ。


2-3.「人」よりも「雰囲気」に興味があるなら、バケーションレンタル系の家主不在型もアリ。


現地の人との交流はあまり求めていないけど、現地の人の「リアルな家」は見たい!そのセンスの中で生活(滞在)してみたい!という希望なら、一部の家主不在型物件は選択の価値アリ。


欧米では、1ヵ月以上もの長い休暇を取れる人が少なくなく、彼らは自宅を離れて海外で長期バカンスを過ごすことも多いです。すると、その留守の間だけAirbnb(エアビーアンドビー)などで家を丸ごと貸し出すことがあります。この手の物件の場合、毎日お世話してくれるホストはいませんが、「現地の人の等身大の生活環境」はあるので、投機目的のためにしつらえられた家主不在型民泊にはない魅力は味わえますね。


こうした、長期休暇の間だけ家を貸すことを、「バケーションレンタル」と言います。


2-4.清潔感や設備が気になるなら、写真やリスティングをよく見て!


日本は世界有数に清潔な民族性ですし、世界有数にハイテクな家に住んでいます。すると、

海外や田舎の個人宅にお邪魔すると、「なんか不便だなぁ。汚いなぁ。」と感じてしまう人も少なくないでしょう。


こうしたタイプの人は、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊サイトで物件選びをする際、リスティング(お部屋の詳細ページ)を熱心に、特に写真をしっかりチェックすること!トイレや浴室などの状態はどうですか?「あまり快適そうじゃないな」と感じるなら、そこは選ばないほうがベター。


2-5.治安面やもてなし面が気になるなら、女性ホストの物件がオススメ。


「安全に過ごしたい!」という思いが強い人は、女性ホストの営んでいる物件を選ぶのが得策です。Airbnb(エアビーアンドビー)は身分確認を徹底しているため、セクハラなどの事件が起きることはめったにないのですが、男性がホストの物件では「覗かれるかも」と不安に感じてしまう人もいることでしょう。


女性ホストの物件ならセクハラ面での心配は要りませんし、夫婦や家族などで営んでいて大人の女性がいるなら、男性ホストもセクハラめいたことをしてくることは少ないはずです。


接客の丁寧さを求める場合も、女性ホストの物件のほうが質が高い傾向にあります。やはりお茶出しなど気が利きますし、部屋の掃除や整頓、インテリアコーディネイトも女性のほうが得意にしている傾向はあるもよう。


2-6.暖かい交流を求めるなら、レビューコメントをチェックしよう。


ホストとのおしゃべりや手助けを求めているなら、他の宿泊ゲストからのレビューコメントをチェックしましょう。交流や手助けの盛んなホストは、まず間違いなくゲストからのコメントにそれを称賛されています。ただし、レビューコメントは外国語で記述されたものが多いので、読解はちょっと手こずるかも・・・。


2-7.友達作りを主目的に考えているなら、プロフィールも絶対にチェック!


「外国人の友達を作りたい」「私の大好きなスウェーデンに友達を作りたい」などと考えているなら、ホストのプロフィール欄をチェックしましょう。


プロフィール欄にはホストの趣味趣向、特技や価値観が語られていることが多いです。たとえばあなたが文科系なら、やはりアイスホッケーに熱狂しているホストよりもスウェディッシュポップをコレクションしているホストのほうが、意気投合しやすそうですよね。


Facebookなどの本人ページとリンクの取れているホストなら、そのSNSも覗いてみましょう。彼らの生活がより詳しく垣間見られるはず。また、プロフの内容とSNSでの言動に大きな差があるなら、SNSでの言動のほうが彼らのホンネである可能性が高いです。


2-8.「リビング雑魚寝泊」や「テント泊」「車中泊」などもあるので要注意!


Airbnb(エアビーアンドビー)の大きな特徴の一つが、「正規の宿泊施設ではないもの」を集めているということ。このルールにより、ツリーハウスや灯台のような面白い物件が見つかるメリットもあるのですが、「リビング雑魚寝泊」や「庭や屋上でのテント泊」「廃車での車中泊」といった寝心地のよくないものも登録されることが。


こうした特殊なスペースの場合、まず間違いなくその旨が記載されてはいます。が、英語で書かれたリスティング(物件の詳細ページ)である場合など、それが把握しづらいこともあるのでよく注意して!


基本的にこうした簡素な物件は激安で、1,000円くらいのものが多いです。とはいえ、1,000円くらいの物件がすべて雑魚寝泊だというわけでもありません。民泊ホストの中にはとても良心的な人や金銭的対価を目的にしていない人もいて、3,000円取ってもおかしくないような個室を1,000円程度で提供している人もいます。


2-9.家主不在型物件だと「清掃料金」が掛かるものが多いことも注意!


安さを重視して民泊を選択しているなら特に、この点は気をつけましょう。というのも、家主不在型民泊の中には、宿泊料金とは別に「清掃料金」という項目を設定し、ゲストに請求している人が多いのです。これは「1泊につきいくら」ではなく「1回の利用につきいくら」という計算ですが、1人2人用の物件でも3,000~4,000円取っている

ことが少なくなく、かなりの出費となります。


ホームステイ型のホストでも清掃料金を徴収している人がいますがまれで、しかも数百円程度の安いものであることが主流。とにかく、清掃料金が別途かかるのが当たり前というわけではないので、安さを求めているなら清掃料金を徴収しないホストをチョイスするのがオススメ。


2-10.ホームステイ型民泊が見分けられない?ならHomestay.comがオススメ。


Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(物件の詳細ページ)を眺めていても、ホームステイ型なのか家主不在型なのかを明記する欄はありません。リスティング全体を

眺めていればだいたい察しは付くようになりますが、中には巧妙にホームステイ型を装う家主不在型ホストも!


どうしてもホームステイ型民泊が見分けられない、どうしてもホームステイ型民泊にこだわりたい、という場合は、Homestay.comという民泊仲介サイトがオススメ。これもエアビーアンドビーと同じような造りのサイトですが、名前のとおりホームステイ型民泊に限定されていて安心です。



3 個人宅での宿泊がOKなら、宿泊費用はもっと安くできる!


個室2,000円でも衝撃的なほど安いというのに、さらに安く済ませられるなんていう話があるのでしょうか!?個人宅での宿泊でOKというのであれば、もっと安い方法が、あるのです!


3-1.Airbnbの父と言える存在「カウチサーフィン」は無料で世界中に宿泊できる!


Airbnb(エアビーアンドビー)が普及する前まで民泊愛好者たちの御用達だったのが、「カウチサーフィン -CouchSurfing-」というサイト。


カウチサーフィンは、個人宅に宿泊させてもらいたい旅行者と、自宅のスペースを提供できるホストをマッチングする、SNSのようなサイトです。なんとこれ、ホストはもちろんのこと、泊めてもらうゲストでさえも、無料で利用(宿泊)できるスグレモノ!


「無料なんて怪しくない?」といぶかしげるかもしれませんが、ご心配なく。カウチサーフィンは正式名称を「カウチサーフィン・プロジェクト」といい、助け合いの文化を啓蒙普及する非営利団体なのです。各ユーザーからの任意の寄付金で収益を得ており、収益がなくてもこうした「助け合う宿泊」の理念の活動を、彼らは続けていくでしょう。


3-2.自転車旅行をしているなら、「ワームシャワー」も無料で宿泊できる!


無償宿泊のコミュニティは長らくカウチサーフィンが圧倒的に有名ですが、実はある変わり種が、20年前から存在しています。その名を「ワームシャワー-Warm Showers-」というのですが、これは自転車で旅をするサイクリスト専用の宿泊SNSサイト。ホストによっては食事を有償としているところもありますが、基本無料で宿泊は可能です。


日本語への対応も始まっており、日本のホストも1,000人以上登録していますよ。


3-3.無料の宿泊サイトは「助け合い」によって成り立っていることを忘れないで!


カウチサーフィンにせよワームシャワーにせよ、なぜ無償での宿泊が可能かと言えば、それは、「ホストの思いやり」に基づいたものであり、互いの「助け合い」ゆえのものです。このことを忘れないでください。


あなたが無償で宿泊させてもらうなら、できればあなた自身も、他のユーザーを無償でもてなしてあげましょう。または、泊まる際にお土産や心づけ(寄付金)というかたちで報いてあげるのも良いアイデアですね。


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