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住宅活用投資のメリットとリスク。初心者でも失敗しない活用法は?-3


5階建て、7階建ての多目的住宅にテナントが入らない!そんなときの対策は?

多階層住宅・多目的住宅は、テナント収入を見越して建てるものです。テナントが入らないと、赤字を垂れ流すだけになってしまいます…。大都市中都市や繁華街ならそれなりにニーズはあるはずですが、一等地でもテナントに空きが目立ちはじめている不況時代なのも事実。確実にテナントを埋めるにはどうしたらよいのでしょうか?


自分でお店を経営するのが最も手っ取り早い。

そのテナントで、自分でお店を経営することを検討しましょう。

起業にはお金が掛かる、経営コストが大変、というイメージがありますが、その大半は場所代であり人件費です。しかし多階層住宅を建てているなら敷地はあり、そして家族でやりくりすれば人材もいます。

また、貸主からの規制もかからないため、かなり自由に経営することができます。

たとえば、「15時からオープンする、スイーツだけを扱うカフェ」といったことも可能です。無理に長時間お店を開ける必要はなく、無理に難解な商品を揃える必要もありません。ちょっとしたウェイターをやらせるくらいなら、小学生の子供に手伝わせても大丈夫です。普通に事業するなら無理があるような内容でも、自宅テナントでなら可能なのです。

むしろ、すでにあらゆる業種が飽和している現在、少しトガったことをやるくらいのほうが、集客には有効だったりします。15時からしかオープンしないことを後ろめたく感じるのではなく、「15時からオープンのゆるりとしたお店」「15時オープンのヘンなお店」などと味のある文字で看板に書けば、ちょっとした話題を呼ぶでしょう。

コツは、自分たちの趣味を活用することです。ご家族がすぐに提供できそうな、楽しんで提供できそうなものを選ぶことで、趣味を楽しむ感覚で収益が上げられます。

また、大きな収益を上げようと気張らず、マイペースにやりましょう。やりながら、思いついたアイデアを楽しみながら採用しているうちに、いつの間にか収益が拡大していくでしょう。


人付き合いを大切にしておこう。

一般的に商業テナントは、アパマンショップなどの不動産仲介サイトに登録して不特定多数に訴求するほうが人が集まりやすいです。しかし、そうした宣伝をしてもテナントが埋まらない場合には、アナログな方法に戻りましょう。あなたの知人の中から、テナントに入ってくれる人を探すのです。

今の時代、 Facebookなどで「私の家のテナントに入ってくれる人を募集します!」と書くだけで、簡単に無数の知人に通知することができます。その中に1人くらいは、テナントに入ってくれる人が見つかることでしょう。

これを実現するためには、日ごろから人付き合いを大切にし、多くの友人知人を持っておくことが有効です。ただFacebookでつながるだけでなく、彼らに優しくし、親しくしましょう。

あなたのことを助けてあげたいと思ってくれる人が多ければ多いほど、テナントも埋まりやすくなります。その友人が事業に興味なくても、友人に紹介してくれたりするでしょう。

また、自分で商売をする場合も、友人知人が盛り上げてくれれば繁盛する可能性が上がります。



母屋付きアパートに入居者が集まらない!そんなときの対策は?

母屋付きアパートは、入居者がいてくれることで収益が発生し、その真価が発揮できます。日本人は新築(築浅)物件が好きですし、都市一極集中の流れが続いているので、ワンルームアパートなら空室で困ることはそうそうありません。それでも、絶対に失敗しない不動産経営は無いですよね。

あなたの母屋付きアパートに入居者が集まらないとき、どうしたらよいのでしょうか?


まずは親族にあたってみよう。

まずは親族一同に、「アパートを建ててそこに住んでいる」ということを通知しましょう。そして、「いやぁ空室が続いて困っちゃうな」などと苦笑いすれば、誰かが入居に協力してくれる可能性は高いです。

親族同士は近いエリアに住んでいることが多く、利便性を求めてあなたのアパートに住みたがる人がいるでしょう。または、あなたが都市部に母屋付きアパートを建てたなら、都市部の利便性を求めて住みたがる若者などいるでしょう。


やはり友人知人にも協力を仰ごう。

そして、SNSなど使って友人知人にも協力を仰ぎましょう。

直接メール(メッセージ)で「〇〇さん、私のアパートに住んでくれませんか?」などと頼むと重苦しいので、あなたのタイムラインに全体に向けて「アパートを経営しています。空室に困っています。よかったら協力してください」などと書くのがスマートです。

よほど困っている場合、一人ひとりに個別にメッセージをするほうが訴求力はあるのですが、それをやると後々、皆から疎まれてしまうでしょう。


Facebook、SNSは、ただ通知に使うだけでは不充分です。

「〇〇さんと住んだら楽しそうだな」「〇〇さんを助けてあげたいな」と思ってもらえることが大切で、そのためには友人知人に日ごろか親切にしていましょう。



いかがでしたか?

テナント付き多階層物件も、母屋付きアパートも、収益を得られることが最大の魅力です。そしてその収益で毎月のローンを返済することができるので、頭金さえ用意できれば少ない資産でも建てられることを頭に入れておきましょう。

つまり、貯金が300万円程度もあるなら、普通の2階建てを建てるよりもテナント付き多階層物件や母屋付きアパートを建てたほうがずっとお得だということです。これに気付いている人は、まだほとんどいませんね。

また、施工メーカーを決める際は、一括見積もりサイトなど活用して複数のメーカーから見積もりを取り、価格やサービスを比較検討をして選ぶのが安全です。


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